謙虚でいることのデメリット!「謙虚さは美徳」を言い訳にしている人の特徴

どうもこんにちは G です。
今回は、自分を弱者だと決めて楽な方に逃げないということについてお話したいと思います。

楽な方に逃げてしまう理由

日本人の多くは、なんだかんだ言って基本的に謙虚だと思うんですよ。

何か褒められても、いやいや自分なんてとか、自分なんてまだまだですっていう風な感じで、
素直に俺スゲーっていう人よりは、
自分なんてたいしたことないっていう人の方が多いように思います。

ところが「私なんかすごくないですよ」と言う方が、楽な側面があるんですね。

自分でも俺すごいよっていう風に認めてしまえば、相手の期待に応え続けないといけないとか、何かやらないといけない、努力しないといけないっていう責務みたいなものも発生してしまうわけです。

だからそういったことを無意識に避ける形で、もう私なんていい歳ですとか、自分なんてまだまだですよみたいな感じで、自分は弱者ですという風なことを言うことで、

謙虚を隠れ蓑にして楽な方向に逃げてる人も一定数いらっしゃるように思うんですよね。

自信を保つためには行動が必要なんですよ。何の根拠もない自信というのは、普通の人は持てないんですね。

だから根拠のない自信を持つことができる人は、若くして大成功することがあったりするんですけど、

多くの人はうまくいった経験があるとか、自分が毎回うまいことできる行動があるから、それが自信になって、俺すごいぞみたいに言えるわけですよね。

だけどその自信を保つための行動をしたくない、だんだんそういった行動することがしんどくなってくると、

行動しない言い訳として無意識に謙虚を持ってきてしまうことがありがちなわけです。

特に歳を取ってくると、気力や体力の衰えが発生しますし、世の中には上には上がいるっていうことをよく分かってしまうので、つい行動しない、楽な方向に進むことが行動の基本になりがちなんです。

省エネ人生みたいな感じになるわけですね。

それは確かに生物学的には正しい生き方かもしれないですけど、そうすると発展性もなくなるわけですから、人生として右肩下がりになっていくんですよね。

もちろんその右肩下がりの人生、死ぬまでなんとかひたすら逃げ続けたいのが自分の理想なのであれば、

そういった省エネも一つの生き方だとは思うんですけど、そうじゃなくて例えば今のままだと会社が潰れてしまうから困るとか、もっと収入を上げたいとか、

そういう現状のキープでは良くないっていうのが自分の中にあるのであれば、何か行動しないといけないわけですよ。

だけど今のままだと会社が潰れちゃう、コロナで不景気だとか、もっと収入上げたいって言いながら、
じゃあ「こういった行動をしたらいいですよ」という話を聞くと、いやいや、自分なんてと逃げる人が意外と多いんですよね。

謙虚な人が人生を良くしたいなら

で、昔から例えばニーチェが「精神は肉体の道具だ」と言ったように思考や判断は肉体に引っ張られることがあるんですね。

だから夜はちょっと疲れていて脳の働きが充分じゃない時はハイテンションになったり、夜のラブレターは物凄い恥ずかしい内容になるとか、夜に酒を飲むとますます出来上がってしまうように

肉体の状況に考え方や判断の全てが引っ張られてしまうものなんです。

特に歳をとってくると体自体が衰えてくるわけなので、
その衰えた自分が基準になって、これからの人生を判断しようとするんですよね。

でもそれを許してしまうと、もうひたすら右肩下がりの省エネ人生になっていくわけですよ。

だから本当は、筋トレをするのが一番いいんですね。

実際、筋トレをするとポジティブにもなるし、
思考も回るのは、肉体が変わってるから精神も良い方向に動いてるんです。

でもそういう話を年配の人とすると、
私の歳になって今さら筋トレなんてとか、もうしんどすぎて筋トレ続かないんです、忙しくてみたいな「謙虚風の逃げ」に走る方がすごく多いんですよ。

だからまず若くて元気な肉体を取り戻すことが一番重要だけど、その一歩が踏み出せないのであれば、
まず「若い頃の自分だったらどうするか」を考えてみて欲しいんですね。

若い頃の熱意があった、やる気に満ちていた自分ならどうするだろうっていう風に想像してみて、
そのときの自分ならこうするだろうという選択を選んで欲しいんですよ。

それを自分の判断基準にするんですね。

つまり今の衰えた自分を判断基準にするんじゃなくて、10代20代の向こう見ずで無鉄砲で欲望だけが湧き上がっていた自分ならどうしただろうっていうのを考えて、そっちに従う方が、よほど未来があると言うか、将来が発展していく行動が取れるんですよね。

だから是非そろそろ疲れてきたなーとか、もう楽な無意識にも楽なことばっかりしてしまう人は、そういうことをして欲しいんですけど、

やる気に満ちていた頃なんて全く思い出せない、そんな時代が自分にはなかったっていう人は、

もう黙って筋トレをやってくださいっていう話なんですよね。

やはり謙虚って美徳じゃないですか。謙虚であるのは美徳でもあるけれど、その美徳を隠れ蓑にして楽な方に逃げるのは恥ずかしいですよと。

本当に俺スゲーって言ってる人は、その「スゴい」を保つために努力を続けているわけなんです。

そういう人が結果を出してるわけなので、
結果が欲しいなら自分もそっち側の人達と同じよう行動をしないとダメですよっていう話でした。

それでは今回は以上となります。ありがとうございました。

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