雑談力を高めるコツとは?会話が続かない根本的な原因

どうもこんにちは G です。
今回は、会社での雑談力を上げる重要ポイントについてお話したいと思います。

職場での雑談が苦手

仕事上の会話ならできるけど…

会社の中で仕事の話はできるけど雑談は苦手という方は結構いらっしゃいますよね。

ただ仕事の会話は、そもそも仕事を前に進めたいっていう共通の目的ありきで会話をしているので、会話ができて当たり前なんですよね。

だから「仕事の会話はできるんです」というのは、何一つ胸を張れる話じゃなくて、当たり前の話なんですね。

でも雑談はそうではなくて、自分の持ち出した話題に対して、相手が興味を持ってくれるかどうかは全く別の話なわけですよ。

興味のない話題について相手は無理矢理それを広げる必要はないわけですよね。

優しい人はそれに乗っかってくれて、話を広げてキャッチボールしてくれる人がいるとしても
多くの場合は「へーそうなんだ」みたいな感じで話が終わってしまうんですよね。

さらに言えば、そもそも何を話したらいいのかわからないとか、ニュースの内容とかを話してみたけど会話が盛り上がらない、そういう寒いことが起きないようにどのようなことを気をつけたらいいかが今日の主題となります。

雑談力を高めるコツ

大事なのは、相手が興味を持つ形に加工して伝えることなんですね。

会話というのは、何か相手に話しかけるきっかけとか素材とか、そういう「話題」があるわけです。

その話題という情報をそのまま相手に伝えてしまう、それこそニュース的にこんなことがありましたねとか、こういうのがあるんですよっていう風に伝えると、その情報をどう受け取るかは全て相手任せになっちゃうんですね。

そうすると、それが相手にとってよく分からない情報だったり、興味があまりない情報だったりすると「へーそうなんだ」で話が広がらずに終わってしまうわけですよ。

例えば、Nintendo Switch の『あつまれどうぶつの森』というゲームが物凄く世界的にヒットしていますよね。

でもその話題をゲームをやらないお父さん世代の人に「いま人気らしいですよ」って伝えても「そうなんだ。でも俺ゲームしないしなー」ぐらいで終わりやすいんですよね。

ところが、例えば相手に娘さんがいて、その娘さんはそろそろ思春期でなかなか難しい年頃だっていうような人だったら、

その話の後に「親子でやっている家もあるみたいで、親子の会話が増えた例もあるらしいですよ」っていうぐらいに話をしたら、

ゲームそのものに興味はなかったとしても、ゲームを通じて親子の関係が変わるという点に食いついて、「へーそうなんだ。そのゲームってどんなものなの」という風に話が広がりやすいんですよ。

だから相手が聞きたい話題に加工できているかが、雑談を広げる上で一番重要なポイントになるわけです。

会話が続かない根本的な原因

やはり相手にとって興味のない話、 自分が知ってるだけの話とか自分が興味のあるだけの話をいくら熱意を持ってベラベラと喋っても、それはよくあるオタクが自分の得意な話題だけ早口で喋っているようなのと一緒なんですね。

それじゃあ誰も聞いてくれないわけです。

会話というのは、相手ありきのものなので、相手が興味のある話題として提供できてるかどうかはすごい大事なんですね。

そしてそれをするために大事なことは、相手のことにそもそも興味を持っているかどうかなんです。

先ほどの例のように思春期のお子さんがいて、そのお子さんと最近ちょっと会話が減っているって言うような話を何らかの形で聞いてる、そして覚えてるっていう前提がなかったら、そういった話はし辛いですよね。

もちろん、そういったプライベートなことだけじゃなくても会社の中で担当してる仕事の種類だとか、その人の持ち物だとか、いろんなところに話題となるきっかけ、相手の人となりを表してる情報はいっぱいあると思います。

雑談が下手な人はどうすればいいのか

優秀な経営者から学べること

特にうまくいってる経営者の方というのは、相手のことを物凄く見てるんですよ。

なんかサラリーマンとして上手にやって出世してる人は、意外と自分よがりと言うか、会社というシステムうまく乗りこなしているだけの人が多い気がしますけど、

優秀な経営者は、自己中と言うか自我が強いタイプでありながら、人のことを物凄く見てるんですよ。

相手に興味を持っている、相手のちょっとした服装だとか行動だとか、軽く言った話題をちゃんと捉えて相手の人となりを理解しようとしているんですね。

こういった情報は、相手とのコミュニケーションの上で絶対必要で、そこから広がるものが多いんですよね。

経営者のやるべき仕事というのは、無いところから価値を生み出すことなので、それができないと儲けを出すのは難しいわけですよ。

そういうこともあってなのか、経営者の方は物凄く相手のことを見てる人が多い気がします。

一方で、うまくいかない人は相手のことを見てるようで、相手の顔色ばかり見てるんですよね。

相手の人となりを知ろうとせずに表面的な反応だけ見て、相手が怒ってるか怒ってないかとか、そういうところばかり注目しがちなんですよね。

つまり叱られたくないっていう自分のことばっかり考えてるんですよ。

実際、よく見てみると、成功してる人とかうまくいってる人は、
自分をしっかり持ちつつも相手のことも同じぐらいしっかり見てるんですよね。

うまくいってない奴ほど相手の事は見てなくて、自分が自分がっていう自己中の自分が叱られたくない、自分を守るために相手の表面的な顔色ばかり見てたりするんですよね。

そういったスタンスでは、相手のことを知る、相手のことに興味を持つことはできてないので、
そのスタンスがコミュニケーション下手、雑談下手っていう状況を作り出しているわけなんです。

雑談をする上で重要なポイント

だから相手と自分がある程度対等になれないと雑談もできないわけだし、その為に相手のことをしっかり知ることは重要なわけです。

自分が自分がというマインドセットで、相手に気に入られたい褒められたい、コミュニケーション上級者だと思われたい、自分が上手にコミュニケーションしたいっていうスタンスだとなかなかうまくいかないんですよ。

相手のことをしっかり理解する、相手のことを知る。
まずそのスタンスありきで、相手が興味を持つ話題を提供する。

これができるようになると、雑談を始めとしたコミュニケーションってうまくいくんですよね。

今、テレワークやWeb会議が広がって、雑談が削られているような風潮がありますけど、会議室の中だけで物事が決定したりすることってあまりないんですよね。

会社の大きな決定事項とかであっても、会議の前の根回しや社外での取り決めとか、そういうのがキーになることがすごく多いんですよ。

そして情報は「何を言うかよりも誰が言うか」という風に言われるようにある程度相手の信頼を雑談で獲得できている人であれば、会議で言うことも通りやすいんですよね。

だけど雑談の一つもせずに相手との人間関係を確立せずに、突然自分のプランがいいでしょみたいな話をいくら持っていったところで、受け入れられにくいわけですよ。

だから自分はちゃんと評価されるべき仕事してるのにとか、自分はやるべきことをやっているのに
お喋りばかりしてる奴らのほうが出世している、世の中不条理だって思うのではなくて、

そういった場外戦闘も含めたコミュニケーションがちゃんと取れてるかどうかも意識した方がいいと思います。

それでは今回は以上となります。ありがとうございました。

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