求めてないアドバイスをしてはいけない!周りから頼られる人になる方法

どうもこんにちは G です。
今回は求められていないアドバイスはしないということについてお話したいと思います。

頼られる人になるには

求めてないアドバイスをしてはいけない理由

まず前提として、人間は自分が基本的に正しいと思っているんですよね。

もちろん、状況や分野によっては、自分の考えには自信がないとか、不安を抱えてるというのはあると思います。

ただ基本的に自分なりに色々考えて、最適なものを選んで生きているわけです。

基本的には自分が正しいと思っているんですね。

だから他人からされるアドバイスというのは、本当に謙虚な人しか聞かないんですよ。もしくは自分が自信のない分野だった場合のみなんですね。

だからアドバイスをしても通じないし、「なんでそんなこと言うんだろう」と反感を持たれてしまうわけです。

多くの場合、自分にわかることは教えたくなるとか、つい自分にできることをしがちだと思うんですよ。

ところがそういうアドバイスをしても、ほとんどの場合は無駄なんですよね。

でも相手のためになるんだからアドバイスはした方がいいんじゃないのって思うと思います。

確かにした方がいいんですけど、私もそういうことを色々と経験した結果、真理の一つとして、求められてないアドバイスはしてはいけないんですね。

「良かれと思って」のアドバイスで失うもの

こういうのは異性や価値観の全然違う人と話すときに起きるのですが、分かりやすく女性を例にしますね。

女性というのは、結構話すこと自体が目的だったりするんですね。

なんか相談めいた愚痴をこぼしてきたとしても、別にその愚痴の解決法なんて求めてなかったりすることも多いんですよね。

だけど、男はそういう風な愚痴を聞かされると「だったらこうしたらいいんじゃない」みたいなことを言いたくなりがちなんです。

でも相手はそんな話を聞きたいわけじゃないんですね。

自分はこんなことがあって大変だった。だから理解して欲しい、共感して欲しい、慰めて欲しいということが目的なんですよ。

それに対して、それはこうした方がいいよとか、それは君にも悪いところがあるんじゃない、なんて全く求められてない意見を言っても「分かってないな」と思われるだけなんですよね。

で、そういったアドバイスは相手からすると「自分の否定をしてきてる人」にしかならないんですよ。

つまり「アドバイスをしてくれる良い人」じゃなくて「自分の考えを押し付けてくる悪い人」になるんですよね。

だから人間がアドバイスを聞く時というのは、本人が困っていて、誰かに答えを出して欲しい時、本人が聞きたい時、そういった向こうの受け入れ態勢が出来てるときしかアドバイスは受け入れられないんですよね。

だからそういった状況ではないときには、アドバイスをいくらしても無駄なんですね。

逆にそこでアドバイスをするような人には心を開かなくなるんですよ。

そして本当にアドバイスが欲しいときも言いに来なくなるんですね。

だから普段から求められてないアドバイスをしてたら、肝心な時に自分のところに来てくれないから余計ダメなんですよね。

アドバイスをしないといけないとき

とはいえ自分が上司や親の立場だと、相手が聞く耳を持ってなくても言わなきゃいけない場面もありますよね。

そういうときは、相手がアドバイスを聞かざるを得なくなる理由を作ることが大事なんですね。

つまりアドバイスを聞く下地を作るということです。

例えば、相手がミスをしたとき。

アドバイスをする側からすると、次にミスをしないように正しいやり方を教えなきゃいけないって思いますよね。

だけど相手からすると、そのミスとアドバイスを受け入れて改善するというのが、繋がってないことも多いんですよね。

うまくいかないことがあるから改善しなきゃいけない、その為に他人にアドバイスをもらう、これが一連の話として繋がってる人というのは、論理的というか頭の整理がされてる人なんですよ。

でも多くの人は感情で生きているので、アドバイスをされたからといって、「私がへこんでるのにそんなこと言うなんて酷い」ぐらいに思われかねないんですよね。

だからアドバイスをするときには、この3つのポイントを意識してください。

  • なぜそのアドバイスを今聞かないといけないのかを理解させる
  • そのアドバイスを聞いて改善を行うと、本人にとってどんなメリットがあるのかを理解させる
  • 相手の立場で必要最低限なことをきちんと伝える

この3つがすごい大事なわけです。

特に3番目は、自分が教える立場なら気を付けるべきポイントです。

なぜならつい自分の自慢話やマウントを取るような話になりがちだからです。

でもそれは相手のために必要なことじゃなくて、自分が気持ちいいから言うだけのことなんですよ。

そんなことが入っちゃうと、向こうにしたら、「何でいま自慢するの」と必要のない情報をねじ込んできたことに気付くわけです。

で、「あの人はなんか偉そうに自分はうまくいったっていう話を押し付けてくるよね」と捉えられてしまうんですよね。

頼りになる人がやっていること

結局、アドバイスをするということは、相手をうまくいかせることが大目的なわけです。

それに不必要な自分が気持ちよくなるための情報やアクションを盛り込んでしまうのは駄目なんですね。

先程の3つのポイントを意識して、人と喋る時に無駄なアドバイスをしないように心掛けると、コミュニケーションが取りやすくなるんですね。

やはり「あの人に何か言ったらお説教が倍になって返ってくる」と思われちゃうと、何も言いたくなくなりますよね。

当然、自分と相手というのは、立場が違うわけです。

自分が上の立場だったら、相手よりも長く生きてきたり、いろんな勉強、経験の蓄積があるから、いろいろ言えることはあると思うんですよ。

でも相手はもっと若かったり、経験が足りなかったり、まだまだこれからの人だったりするから、相手は相手の年齢や立場で言えば普通なわけですよ。だから悪いわけじゃないんですよ。

そういう人に対して、相手の至らぬところを見つけてアドバイスしまくるのは、そりゃ相手にとっては不快ですよね。

だから大事なポイント以外に関しては、いちいちアドバイスしない

アドバイスと自分の価値観の押し付けをごっちゃにしないことがすごい大事なわけです。

基本的には相手のことを認め、相手を尊重して、人間関係を築いておいて、相手が本当に困っている、求めているときだけ自分の持っている情報で相手を助けてあげる。

これが出来れば、相手からも信頼されるし、こちらも無駄なことをしなくて済むし、お互いうまくいくわけです。

それでは今回は以上となります。ありがとうございました。

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