ビジネス哲学

社員が言うことを聞かない理由!経営者に求められる「責務」とは

2020年9月24日

どうもこんにちは G です。
今回は、従業員を大切にするふりをして経営者の責務から逃げないということについてお話したいと思います。

これは基本的に経営者向けの話なんですけど、もちろん経営者を目指してる人とか個人事業、自営業の人にも参考になる内容だと思うので、そういう立場の人に向けて語っていると思いながら聞いて欲しいと思います。

経営者が忘れてはいけないこと

今の日本の一般的な世の中の傾向として、従業員と経営者の力関係が多少変わってきてると思うんですね。

色々な会社があるので一概に言えるわけじゃないですけど、昔ほど経営者、雇用している側は絶対者のように強くて、従業員はもうその経営者の顔色を伺ってるとか経営者の言うがままっていうことは少なくなってきていると思います。

今でもワンマン企業やブラック企業ではそういうところもあるんですけど、世の中全体の動向として、なかなか人材採用が難しくなってきたりしているので、働いてくれる人の発言権は昔に比べれば上がってきてますよね。

もちろん、それは昔のようなパワハラとかが公認されていた時代に比べれば、非常に良いことだと思うんですよ。

ただ経営者のポジションから考えると、従業員と経営者の間には、一線があることを忘れてはいけないと思うんです。

まず従業員の責務というかすべき事は、与えられた仕事をきちんとこなすことですよね。

だけど経営者の責務というのは、企業を存続させることなんですよ。

だから与えられた現状を回してる仕事をただやっていればいいだけのポジションではないわけです。

実際、会社は現状維持のみを続けていたら、潰れるんですよね。

仕事というのは絶対評価ではなくて相対評価なので、自分たちの会社がたとえ昔と変わらずにしっかり働いていたとしても、ライバルの会社がもっと良いサービスをもっと安く提供し始めたら、つまり自分の会社よりも相対的に高い評価を取ったら、ライバルにパイは持っていかれてしまうわけですよね。

間違いなく今のような厳しい成熟社会においては、ライバルの会社はどんどん発展していっているので、その状況で現状維持を続けると相対的な評価は下がってしまうんですね。

だから経営者の大事な仕事は、会社の中を上手く回すことではなく、会社がこれからどんなことをしていけばいいのか、していかないといけないのか、どういうことをすると利益を残していけるのか、増やしていけるのかを考えることなんですよね。

社員が言うことを聞かない理由

ただ従業員にしてみれば、与えられた仕事をきちんとこなして収入をもらうという小さな仕組みの中だけで生きてるものですから、現状維持こそが一番いいんですよね。

現状維持以外の事をしようっていう話になると、自分の仕事が増えるんじゃないかとか、そんな新しいことは別にやりたくないよとか、そんなのやったらリスクがあるんじゃないかという風な気持ちがどうしても従業員の根底にはあるので、基本的に否定したがるとか現状維持を選びたがるんですよね。

しかもそういった現状維持を選びたがる気持ちがベースにあるベテラン従業員とかが、大きい声で社長それはおかしいですよとか、そんなのやっても無駄ですよ、社長は現場がわかってないなぁみたいなことを言い始めるわけです。

結局、自信のない経営者、自分の責任をわかってない経営者はそんなもんかなーって折れてしまうわけですね。

例えば意識の高い人だと、否定するなら代案を立てろって言いたくなると思うんですけど、その代案を立てるのは経営者の仕事なんですよね。

従業員にそこまで求めるのは、ちょっと求めすぎなんですよ。

従業員というポジションの人たちは、否定するだけで全然構わないと言うか、否定するだけのポジションなんですよね。

それに対して自分から考えて代案を出せる人は優秀な人で、そういった人は管理職になったり経営者になったりするような人だけで、そっちの方が特殊なんですよね。

だから他の人に否定されてもそれをやろうと決定するのか、もしくは確かに言われる通り現場を知らなくて足りてないんだなと思ったら、改善してもっといい案を出すのか。

どちらにせよそれは経営者の仕事なんですよね。

経営者に求められるもの

経営者がすべきことで一番重要な事とは、決めること、そして実行したことの責任を取る事なんですね。

だから従業員の顔色を伺って、やるべきことをやらずに会社を潰してしまうってなったら、それは経営者の責務を果たしてないことになるわけです。

従業員と経営者というのは役割が違う。これは偉いとか偉くないとか、パワーバランスがっていう話じゃなくて、やらなきゃいけない仕事の種類が違うという話なんですね。

従業員にしてみれば、会社が潰れたら社長が悪い、景気が悪い、世の中が悪いっていう話になって、新しい所に転職すればいい話ですけど、経営者は会社を持続させないと、従業員にも取引先にも自分の家族にも全員に迷惑をかけるから、自分の会社を儲けさせることが一番の仕事なんですね。

そのためにいろいろな新しいアイデアを出したり行動をしないといけないわけですけど、それを立場の違う従業員が否定してきたからと言って、それに流されているようでは、責任を果たしてない、仕事はしてないっていうことになるんですよね。

だけど最初に言ったように今は従業員の立場が強いので、経営者にしてみたら、優秀でベテランで経歴の長い従業員には残って欲しい気持ちがあるもんだから、つい従業員の言葉を尊重し過ぎて、結果として長い目で見ると自分の会社の首を絞めている、ゆっくりと経営を悪化させてしまっていることがよくあるように見えます。

やはり会社をちゃんと持続させるためには、経営者の判断こそが一番大事だと。

そのためには自分が決める、行動をすることが必要で、立場の違う人間の意見に左右されてはいけないという話です。

それでは以上となります。ありがとうございました。

-ビジネス哲学

© 2020 ジブン・アップデート