どうもこんにちは G です。
今回は「仕事が遅い原因」についてお話したいと思います。
仕事が遅い原因は能力ではない
まず仕事が早いか遅いかというのは、相対的な評価なんですよね。
例えば「仕事を30分で終わらせる」というのは、数字だけなら早く感じますよね?
だけどもしこれが牛丼屋さんだったらどうでしょうか。
注文して30分後に牛丼が出てくる、これは遅いですよね。
じゃあ5分で出したらすごい早いかというと、他に3分で出せる店員さんがいたら、その人よりは遅いってことになってしまいますよね。
つまり早いか遅いかというのは相対的なものなんですよ。
そこで「遅い」と評価されてしまうということは、遅いと評価される理由があるんですよ。
だから能力が低いのとは別の話なんですね。
もちろん、能力が低いから仕事が遅いという面もあると思います。
でも今のビジネスマンは優秀なので、みんなが無能で遅いわけじゃないんですよね。
そもそもその仕事に採用された時点で、能力的には問題ないと思われているわけです。
だから仕事が遅いと評価されてしまうというのは、能力ではなく別の原因があるんですね。
仕事が遅い人の特徴
仕事が遅い人というのは、求められているスピード感を掴んでいないんですよね。
仕事が遅いか早いかは相対的なものなので、その遅いか早いかを評価する人間がいるわけです。
評価する人間というのは、仕事を依頼する側と言ってもいいかもしれません。
それが上司であったり、お客様であったりするわけですね。
仮に何日かかろうが、その仕事の依頼者が「早くできたね」ってなれば早いし、世間一般的に早くできていても、仕事の依頼者が「遅いね」ってなったら遅いわけです。
だから一番大事なのは、依頼者が期待している「いつまでに」という仕事のスピード感を掴むことなんですよ。
多くの人は、仕事を相手に投げられたら、その相手が投げてきた情報全てとして、取り掛かってしまうんですね。
仕事を失敗する人のパターンなんですけど、「これやっといて」って言われたら、その情報を元に進めてしまうんですよ。
逆に優秀な人ほど、そこでポイントみたいなことを確認するんですね。
例えば、これを用意する意図というのは、こういうことで合ってますかとか、いつまでに用意したらいいですかっていう風に先に聞いておくわけです。
色々と聞いて、この日までにたたき台みたいなのを出して、その後チェックとか修正をして、最終的にいつぐらいまでに完成するスケジュールでいいですかとか、そういう風ないくつかの確認を入れるんですよね。
そしたら、そこでスピード感のすり合わせができるんですよ。
そういう風にスピード感のすり合わせをして、例えば予定通り3日後にたたき台持ってきましたと言えば、向こうも予定通りだねとなるわけです。
だけどそういう話をしておかなかったら、3日後に上司から進捗を聞かれて「まだ情報収集してます」という話になると「遅いな〜」と評価されてしまうわけですよ。
つまり相手の期待してることを把握してないから、相手の期待を裏切って悪い評価がついてしまうわけです。
仕事というのは、常に依頼者がいるわけで、依頼者は相手に何かを期待してるんですね。
だから期待している内容を自分が掴むことが、一番大事なわけです。
それがずれてしまうと、トラブルとか悪い評価に繋がるので、まずは相手の求めるものをしっかり把握しておきましょうということです。
仕事が遅い人はどうすればいいのか
仕事が遅い人というのは、相手のスピード感を確認しないから自分のスピード感や自分の納品クオリティを追求してしまうんですよね。
人間って7、8割できたら気が抜けてしまうので、「これぐらいできたけど、まだ手直ししたいから出さないでおこう」みたいになってしまうんですね。
もうちょっとで完成だからとネットサーフィン始めたりして、なぜかその後に一週間完成しないとか、よくある話なんですよね。
だから、おしりを決めておくことはすごく大事で、自分におしりを決めさせると、いくらでも伸ばしちゃうんですよ。
もう1回見直ししたい、もう1回確認したい、もう1回調べておこうという風に、どんどん掘り下げようとしちゃうんですよね。
だけど相手がその掘り下げクオリティを求めてないことも多いわけです。
やはり相手が期待しているものを期待している時間で出すということこそが、相手の満足度を得ることに繋がるんですね。
だから「いつまでに、どのレベルで出せばいいか」というポイントはしっかり確認する必要があるんですよ。
それを自分流でやると失敗してしまうので、先に確認しておくことが重要です。
ということで明日から使ってもらえたらなと思います。
今日のお話は以上となります。ありがとうございました。
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