能力アップ

「上司からパワハラを受けている」という相談をビジネススキルで解決した話


どうもこんにちは G です。
今回は問題解決思考でパワハラに対応するということについて話したいと思います。

会社員からの相談

「上司からパワハラを受けている」

私は職業柄、いろんな相談をいろんな立場の方から受けるんですけど、先日パワハラを会社の中で受けているっていう相談を受けたんですね。

地方の事務所みたいなところの一社員の方からなんですけど、そこの事務所のトップの人から、顔をぶたれたり腹を蹴られたり足を蹴られたりという暴力的なことをされたり、

後は仕事が終わってからいろんなことに付き合わされて、しかもその先輩が奢ってくれるんじゃなくて逆にお金を払わせるとか、そういう風な感じのことをされてしまうっていう相談だったんですよ。

それが2ヶ月ぐらい続いてて、本人もだいぶ鬱というか、どうしたらいいかわからないと。

ただそういうパワハラが起きるようになったきっかけというのは、本人がミスを連発したことが原因っぽいんですね。

仕事上で本人がミスをしたので「お前何やってんだ!」っていう風なきつい注意だったものが、だんだん手が出るように変わっていったりとか、そういう人格無視とか暴力とか、あとは金銭的なこと、そういったことにまでエスカレートしてしまったと。

だから本人も自分にも非があるんじゃないかっていう気持ちがあって、なかなか溜め込んでしまっていたみたいなんですよ。

こういう話って正直多かれ少なかれ中小企業はどこもある話だと思うんですよね。

ただどこもある話だからといって、解決を考えないといけないので、今回は私がいつも言ってる問題解決思考で、こういった問題に対してどのように取り組むべきかというのを実際のケース例も含めてお話したいと思います。

一般的な解決法は使えないことが多い

多くの方が一般的に思う解決法としては、上司への相談、上司からパワハラ受けてるならもっと上司への相談という風なことが一般的だと思うんですよ。

もちろんそれもそうなんですけれど、ただそれは結構その大企業とかで組織として大きくてパワハラをしてくる上司よりも上の上司が同じ事務所内にいるとか、連絡が取りやすいという時にしか使えない話だと思うんですよ。

つまりそこの事務所というのは、完全に切り離された世界であって、そこから別の場所にヘルプを出したところで、結局本社的なことがするのは、その事務所のトップに対する事情調査みたいになるじゃないですか。

そしたら結局、お前なにチクってやがるんだみたいな感じで、もっと立場がなくなったりする可能性もあるんですよね。

すぐ全面対決みたいな勇ましいこともよくネットとかでは武勇伝のように書いてあるから、そういう発想を解決法と思う人もいるかもしれませんけど、結局それって解決はするけど、職場の中での自分の立場とか今後の働きやすさとか、そういういろんなものを犠牲にすることも多いんですよね。

かといって我慢するのは明らか間違ってるんですよ。

だから自分にとって良い状態(理想の状態)に導くために何をどうしていけばいいのかっていうのが、いつも言っている問題解決思考なんですよね。

パワハラを解決した方法

最大の問題点は何か?

それから考えたときにまず今受けてるパワハラというのが、基本的に会社とかではあってはいけないものなので、それは全部消えてほしいじゃないですか。

じゃあこの現在存在するパワハラを今後起きないようにするっていうことが最大の目的、大目的なわけですよね。

でもなぜか多くの人、特にこういうパワハラ受けやすい人、いじめられっ子的な人というのは、なんか自分の問題ばかりに目が行きやすいんですね。

自分がどうしたらいいんだろう、自分にも悪いところがあるんだ、自分はどうのこうのみたいな感じで、ただその人がどうであろうと、その人にどんな要因があろうと、やっぱりパワハラとかいじめとかは、する方が絶対に悪いんですよね。

ただそれも、なぜその人はそういったパワハラをするのかという相手の思考、相手のポジションから考えると、相手にとってその被害者、その人はパワハラをしてもいい相手だという風に学習されているって事がまずあるんです。

その人だって誰に対してでもパワハラをするような人間ではないんですよ。そんな人って基本いないじゃないですか。

結局そういうパワハラ、暴力を振るってもいい相手っていう相手を見極めて、そういう相手を選んでやっちゃうんですよね。

だから相手の中でそういうことをしてもいい存在だとカテゴライズされてることが最大の問題なんですよ。

だからそこから抜け出さないといけないんですよね。

解決のアプローチ

特に最初の初対面のときから殴られるということはないでしょうから、その人との付き合いの中、毎日の仕事の業務の中のやりとりとかで、だんだん向こうが例えばストレスを溜めたり、失敗に怒りを覚えたり、

それを乱暴に指導していくうちに、だんだんコイツには手を出さないといけないんだ、手を出すのは正しいことなんだという学習がされちゃっているわけです。

だから、それはそもそも間違ってるということを本人が思わないといけない。というか思わせないといけない

例えば短絡的な解決法としては、相手に暴力振るわれたらやり返すっていうこともありますよね。

つまり暴力を振るっても抵抗しないと思ってるから、暴力を振るうわけじゃないですか。

暴力を振ったら包丁は出てくるって思ったら、怖くて振るえないですよね。

つまり振るってもいいっていう風に学習しているというのは、そういうことなんですよ。

それを裏切らないといけないんですよね。

だけど、結局やると過剰防衛とか会社に中の立場的には相手の方が上なんで、問題起こしたのはどっちだって話になったら、結局下の立場の人間の方が損をするんですよ。

だからそういう短絡的な暴力に暴力で返すっていう話じゃなくて、その暴力を振るうと、向こうの立場が悪くなるような状態を作り出した方がいいんですよね。

解決する為の考え方

それはじゃあなんだろうっていう風に考えるわけですよ。

向こうは自分が正しいと思ってるから、指導だと思ってパワハラ的なことまで究極やってしまうと。

だけど、それが向こうにとって不利益になる形にする。

だから自分が今受けているそういうパワハラが存在するっていうことも、言ったらその事務所のトップよりも上の人は知らないわけですから、

そこに伝わるような形にするとか、その辺の人に根回しをする、もしくは同じ事務所内で自分より上の人に根回しをするなどして、

そういったパワハラ的な問題が起きると会社にとってとか、他の人に連絡がいくのでまずいという風に向こうが思うような状況を作ることを考えていくんですよね。

その相手に対して正面から戦おうって思う必要は全くなくて、相手が嫌がることというと変ですけど、相手が嫌な結果になるように何をすればいいのかを考えていくんですよ。

まあその方法は色々なんでしょうけど、今回の場合は、全国に事務所があるので、他の事務所とも当然交流があるんですよね。

その事務所トップ同士のつながりもあるので、別の事務所のトップからちょっと諭してもらうような話に持って行ったんですね。

なんか聞いた感じでは、結構スッとパワハラの中の暴力は終わったので、まあ本人も感情的にやってただけでやっちゃいけないことだってことは大人としてわかってたんだと思うんですよね。

それを自分と同じようなポジションの人間から注意されたら、これ以上やったら話がもっと上に行くとか、結局はその事務所のトップ同士の出世レースで損をするとか思ったんだと思うんですよ。

だから、結構スッと終わったみたいです。

もちろん、そういったやり方で収まるか、収まらないかは人それぞれなので、これが絶対の正解という話ではありません。

ただ相手がそれをすることが嫌になるような状態を作る考えるっていうことが大事なわけですよ。

それに持っていく為に自分ができることは何かっていうのを考えるわけですね。

まとめると、

  • 相手はどういう風に思って、なぜそれをやるかという相手の分析から始める
  • 相手を自分の理想の状態に持っていくために、自分ができる行動というアクションプランを考える

この流れが大事なんですよ。

こういう風にちゃんと流れを決めて大目的を決めて、順番にステップを踏んで、最後にアクションに落とし込めば問題解決は進むんですけど、

どうしてもこういう事って感情的になっちゃって、あいつが悪い、いや自分が悪い、もう世の中おしまいだ、真っ暗だみたいに思い詰めるんですよね。

だからそういう誰が悪いとか悪くないとか、それって感情論なので、そういったことはいっぺん置いといて考えましょうっていうことが重要なわけです。

パワハラは一つじゃない

さらに言えば、こういったパワハラ問題とかにしても、一個のパワハラではないんですね。

つまりさっき言った仕事が終わってからも使いっ走りのようなことをさせられたり、運転手とか足代わりに使われたり、物を買って来いっていうパシリをやらされたり、経済的なダメージを受けたりっていうのは、暴力とはまた違う経済的なパワハラっていうのもあるわけじゃないですか。

ならパワハラを受けてるってなったときに、まずどんなパワハラを受けてるかを一覧に書き出すんですよね。

そして一覧に書き出したものをカテゴライズするんですよ。

これは暴力系、これは金銭のダメージ系、これは時間を奪われる系、これは精神的に尊厳を奪われる系とか、

そういう物って例えばカテゴライズしたパワハラっていうのは一つ解決すると、そのグループ、カテゴリーは全部解決するんですよ。

つまりほっぺ叩くっていうのが収まったけど、腹パンは収まらないとか、そんなことないじゃないですか。

暴力っていうものが収まれば、そこにカテゴライズされる、問題、パワハラは全部消えるわけですね。

お金に関してもそうで、あれ買ってこい、これ買ってこいってお金を使わされるっていうのも、なんかちょっとお金貸してって言われて返してもらえないっていう話も、お金というカテゴリーで言うと全部一緒なんですよね。

だからその人とのお金のやり取りを完全になくすっていうことになれば、そういった問題も全部消えるわけじゃないですか。

だから問題を整理するという観点から、これって大事なんですよ。

一つの問題に一つの解決策

ただうまくいかない人というのは、全ての問題を一つの解決策で解決したいとか思うんですよね。

問題というのは基本的に全てごちゃごちゃに複数の問題が組み合わさってるものなんですよ。

それを全く解きほどきもせずに、どこを1回チョキンときれば全て解けますかみたいな発想でいるから、難しい難しい、ありえないになるんですね。

まずは一度全部解くんですよ。

そうすると、ピンポイントの結び目という問題の核が見えてくるので、そこだけをうまく対応していけばいいんですよね。

問題をバラバラにして整理する、対応する、ポイントを見極める、これ重要です。

結局、その人はお金が全然なくなって借金までして、借金というかよくあるカードの先払い的なもので凌いでて、そのせいで携帯が止まるとか、家賃を滞納してるっていう状況まできちゃってたみたいなんですよ。

でも携帯止まるとそもそも仕事に支障が出るじゃないですか。

だからそのお金の損害を与えられるていることで、本業にも支障がでます、これを解決するためには、すぐにこの滞納したものを払うだけのお金が必要ですっていうのを自分にパワハラしている相手に対して相談するというか、頼む感じでその人には言わせたんですよね。

つまりこれも先ほどのそれをやったら自分の立場が悪くなるのを相手に知らせるためのやり方で、結局そいつからお金をむしり取っても、そいつは何とか生きていけてる、なんとかしちゃうって思うから、たかれるわけじゃないですか。

だけどそれをやった結果、携帯が繋がらなくなって仕事に支障が出てきたとか、このままじゃアパートも追い出されるのであなたの家に行っていいですかとか、

これ全部返済しないと携帯止まるんで、2ヶ月分のお金まとめて貸してくれませんみたいに、金の無心をそいつにさせたんですよ。

それされるとすごく嫌な話じゃないですか。

しかも向こうにしたら、自分のせいというのは分かってるわけなんですね。

自分が金使わせて、自分のせいで相手は金がなくなって、誰からも借りれないから自分のところに貸してくれっていう風に来ている。

そしたら、今回貸す貸さないは別としても、今後相手に何かお金を使わせると結局それが回り回って自分のところに貸してください、なんとかしてくださいっていう相談に来ちゃうと。

これは気持ち悪いというか、よくないという風な感じで止まる。

というやり方で攻めてみたんですね。

これに関しても上手くいったんですよ。ただ、滞納したお金に関しては、結構苦労があったんですけどね。まあそれは別の問題として。

ビジネススキルはプライベートでも使える

他にもあるんですけど、それはもう同じような話なので割愛しますが、日常起きる問題、特にプライベートなものというのは、結構自分の頭の中のこれまでの経験とか、感情論とかそういったもので解決したがる人が多いということなんです。

で、こういうビジネススキルとして問題解決論というのはみんな結構知ってたり学んだりしてると思うんですよね。

問題を整理するための2軸4象限マップ描いてみたりとか、メリットデメリットを書き出して、減点加点をして、自分の選択肢をジャッジするとか、そういう意思選択のスキルとかテクニックというのはみんな結構知ってるはずなんですけど、それがプライベートの行動に対しては意外と使われてないわけです。

だからそういったものをプライベートの活動に対しても使うと、自分では解決できないと思ったことが解決したり、難しいと思ったことが劇的に解決したりするので、便利ですよっていうお話でした。

ただ最後に言っておくと、こういうのって当事者は追い詰められてる気持ちがあるので、なかなかそこを冷静に考えたりできないかもしれません。

だから例えばこういう音声を聞いてる人のような同じように学んでいる人、もしくはそういったことを教えてる先生格の人とか、そういった人に相談するのも十分ありだと思います。

それでは今回は以上となります。ありがとうございました。

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