どうもこんにちはGです。
今回は、起業、副業のネタの選び方についてお話したいと思います。
目次
これからビジネスを始めるなら
「ネットで稼ぐ方法」を求める人の末路
今、サラリーマンをやってても将来が見えなかったり、給料がなかなか上がらない、もしくは正社員になかなかなれないとかで、
副業をしてもっと収益を上げたいとか、将来は起業をして自分の力で飯を食えるようになりたいという人は、昔に比べたら増えてるように思うんですよ。
ところがそういう人が何をやって稼ぎますかという時にすぐ目を向けるのは、アフィリエイトとかコンテンツビジネスとかユーチューバーとか、
どっちかと言うとインターネットで稼げる系、インターネットビジネス系に目を向けてる人が多いように感じるんですよ。
でもこのインターネットビジネスというのは、新しいもの、古いものあるとは言っても、15,6年前とかぐらいにブームが一度来ていて、
そこから積み上がって、色々時代とともに形を変えて、もう今はある程度の完成形みたいな感じで来てるんですね。
だから必要な専門知識とか能力とかも上がってきてるわけですよ。
そういうことについてよく知らないまま、人間はよく知らないものに関しては、どうしても見積もりが甘くなるので、
よく知らないけど、なんかこの教材を買えば、この本で学べば自分でもできるんじゃないかなとか、楽に儲かるんじゃないみたいな軽い考えで、副業や起業に進む人が残念ながら多いように思います。
それは当然ながら確実に失敗するんですよね。
失敗してしまう原因
それはそもそもの商材と言うか、やることのチョイスが間違ってるんですよ。
実際、商売において何をしてお金を稼ぐか、例えば物を売るのであれば、何を売って稼ぐのかは、一番大事な話です。
自分がラーメン屋としてラーメンを作って稼ぐのか、カレー屋になってカレーを売って稼ぐのか、はたまた不動産屋になって収益物件を売って稼ぐのか。
それによって必要な能力とか、やることとか、難易度は変わるじゃないですか。
なのにその商品についてよく分からないけど、何か儲かるらしいから、自分にも出来るらしいからやってみようみたいな選び方をする人がすごく多いんですね。
例えば、一棟2億の収益物件、まあ2億じゃ安いんですけど、それは資格も専門知識もなく当然売れるもんじゃないですよね。
それが売れた時に売値の8%が利益になるとか言われて、わーすごく儲かる、一年に一本売ればいいんだ、そういう発想で飛び込んでいくみたいな感じなんですよ。
だからそういうやり方じゃうまくいかないから、どういった商材、どういった内容で、起業や副業すれば成功しやすいのか、というのが今回のテーマになるわけです。
現実逃避でやってはいけない
まず大事なこととして、そういう副業したいとか、起業したいっていう時に本業がうまくいってないからと現実逃避でやらないようにってことなんですね。
いま例えば会社に不満がある、人間関係がうまくいかない、上司に評価されない、会社の中で結果を出せない、
そういうので自分はその仕事について、その仕事を嫌だと思ってる、辞めたいと思っている人が、じゃあ自分でもできる他の事はないだろうか、
インターネットのビジネスなら何とか行けそうだみたいに、そういう現実逃避として選ぶようではうまくいかないんですよ。
実際、もともとサラリーマンから、自分の力で独立してうまくいってる人はたくさん知っていますけど、そういううまくいってる人に限ってサラリーマン時代から相当の結果を出してる優秀な人ばかりなんですよね。
サラリーマン時代は完全に無能で、評価もされなかった僕が独立した瞬間ものすごく大儲けできました、なんてことはもう現実問題としてないわけですよ。
そういう言い方をして、情弱の見込み客を集めてる人もいますけど、実際そういう商売やってる人から直接話を聞いてみると、
アンタ意外と優秀じゃないか、営業の仕事してて一人で月に3,400万売り上げてたやないかと。そういう人ばかりなんですよね。
起業のネタの選び方
サラリーマンはローリスク・ローリターン
やっぱり今うまくいってないっていうことは、何かこう足りてないんですよね。
サラリーマンというのは、一人で全ての仕事をしてるわけじゃなくて、お客さんを集める営業の仕事、提供する商品を用意する供給の仕事、その仕事に付随して発生する事務の仕事とかをみんなで分け合ってやってるわけですよね。
だから自分の与えられた役割の部分だけしっかりやればいい、言ったら楽勝コースなんですよ。
それすら結果を出せない、そこですらうまくいってないという人は、ちょっと何かが足りてないんですよ。
だからその状態で全てを自分でやらなきゃいけない起業とか副業に飛び込んでもうまく行かないんですよね。
昔、なんかホリエモンか誰かが、無能な人こそサラリーマンやっとけみたいなこと言ってたんですね。
その言葉だけを捉えるとすごく失礼な話、起業してるから偉いのか、起業してる人間は優秀かっていう話に取れてしまうんですけど、実際サラリーマンの仕事を全てを自分一人でやることはないわけですよ。
やはり事務の方とか、営業の方、いろんな人と協力し合ってする仕事ですよね。
だからそこで発生する利益とかも皆で分配する必要があるから、ローリターンになってしまうんですね。
とはいえみんなでやるからローリスクでもあるわけですよ。
何より会社が守ってくれてるんですよね。
やっぱり自分個人が、その月売上が少なかったからといって、「じゃあお前こんだけ売上少ないから給料も少なくていいな」とはならないわけですよ。
そういう会社はただのブラックなんですぐ辞めていいとして、やっぱりすごく売り上げが少なかった時も最低限出してくれる代わりに、
売上をグイッと上げたときも最低限しか入って来ないという正に最低限は保証されているけど、上限も切られてしまうのがサラリーマンですよね。
だからこれは良い悪いじゃなくて、保険みたいなもので、悪い時を守ってくれてるから、良い時は取られちゃうよっていう話じゃないですか。
だからこれに対して不満を言ってもしょうがないんですよ。
起業はハイリスク・ハイリターン
結局、サラリーマンから起業してうまくいって大金持ちみたいな人は、サラリーマン時代から自分の力で収益をグイッと上げることができるから、
独立して、守ってもらえるという安全装置を外してハイリスクに行ってるから、ハイリターンを得られているだけなんですよね。
でも勘違いしてる人は、自分を守ってもらってる部分はそのまま残したまま、でも自分がやっただけのものは欲しいと。
つまりローリスクハイリターンを目指したいって思ってる人が多いし、そういうものだと勝手に思ってるんですよ。
だから実はちっともローリスクじゃないのにローリスクな商材、ローリスクな副業に飛びついて、こんなはずじゃなかったって酷い目に遭うんですね。
でも起業というのは、ハイリスクハイリターンのものなんですよ。
ただハイリスクハイリターンだからやめましょうって言う思考停止じゃなくて、リスクというのは、本人のやり方でコントロールできるものというのを知らなきゃいけないんですね。
リスクを取る取らないっていうのは博打じゃないし、博打にしてはいけないんですよ。
自分でそれをコントロールすることによって、本来ハイリスクなものをミドルリスクとかローリスクにすることを目指しましょうって話なんですよ。
そのために今日の本題である何をやるべきかということが大事になるわけなんですよ。
リスクの低いビジネスのやり方
何をやるべきかって言うと、やはりいま自分が得意としているとか、自分が結果を出している、自分が本業としてやっていることの延長線上、
もしくはそれの応用線上にあって、自分の得意なことを使って、小さな収益を上げられるもの、これを最初の一歩にするのがおすすめです。
例えば、サラリーマンの人は会社によっては副業禁止とかよくあるので、今会社でやってる内容でお金なんか稼げないですよっていう人が多いんですけど、これは全く応用がきいてない、思考停止してるパターンなんですよね。
自分がやってる仕事というのは、どんな人にどういったサービスとか、どういった商品をどのような価値でお届けして、どのように評価して頂いて、どういう風に利益を頂いてるのか。
という一番の本質である骨子の部分をちゃんと理解したら、それを応用して別の商材、別のやり方、別のお客さんに対して同じ評価される仕組みだけを取り入れてやる。これが応用なんですよ。
自分が例えば今株式の会社で働いてるから、株式の話をプライベートでしてしまうと機密漏洩になるから絶対ダメなんですっていう人は、この応用がきいてないってことなんですね。
だから自分の今やっている結果を出してるものの応用で稼ぎましょうっていうことなんですよ。
もちろん、会社に訴えられないというか、会社の規約を違反しない範囲で、会社で知り得たと言うか、自分が学び得た経験や知識を使うのは、できるのであればさらに良いことなんですよね。
そういうことをして何かお金を稼ぐ、これが最初の一本のネタとしてはいい訳です。
でもそれでじゃあ月に100万円稼ごうと思うと、大変になるんですよ。だから最初はもうそれこそ3000円とかでいいんですよね。
自分だけの力で3000円貰える仕事というのを生み出せるようになったら、その10倍の3万円にするのはすぐできる話なんですよ。
それを3万円にできたら、今度はそれを10倍にするのはちょっと仕組み化という考え方が必要になるんですね。
でもそれはちゃんとやればすぐできる話なんですよね。
だから最初の一歩は、小さいところから始める。
これからビジネスを始める人に必要な条件
まあ当たり前の事なんですけど、意外とできてない人が多いんですよ。
最終的に得られる成果ばかり見てしまって、いきなりそこに辿り着けないならいいやみたいな発想になるわけですよね。
だけど、どんな仕事でも、どんなものでも、最初の一歩をちゃんと取れるかどうかが大事なんですよ。
例えば、3000円の利益も出せない。例えばアフィリエイトで3000円も稼げない人間が、300万円稼げるようになりたいというのは当然無理なわけですよね。
300万の収入というのは、3000円の案件が1000個とか集まってできるものなんですよね。
じゃあその最初の3000円を稼げない人が、300万円の利益は出せないわけですよ。
それだけの話なのに最初の3000円も出せないうちからこれをやってみようとか、これはうまくいかないとか、そういうジャッジするのはおかしな話なんですよね。
ただ大事なポイントがもう一つありまして、やはりサラリーマンの仕事というのは分業なんですね。
だから自分が会社でやらせてもらってる仕事は、その仕事全体の一部でしかないことがすごく多いわけです。
やっぱり会社の看板、会社の商品、会社の名刺、会社の事務所を全部レンタルみたいにして使わせてもらって、
営業の人が仕事を取ってきて、今度はその取ってきたきた仕事に対して、提供する商品を準備してる人たちがいるわけで、
それをでどれだけ売れたとか、そういう風な帳簿をつける人たちもいるわけで、請求書を月一回送ってくれる人がいて、保険とか年金とかのバックグラウンド作業をやってくれてる人もいるわけですよね。
でも完全に自分で独立起業したら、そういったことも自分ひとりでやらなきゃいけないわけです。
だから得意なことだけ、好きなことだけやってそれで仕事が全部終わるかっていうと全然そんなことないんですよね。
サラリーマン時代は全く考える必要すらなかった仕事をたくさんの時間を取ってやらなきゃいけないこともよくある話なんですよ。
そこは大変なんですけど、逆に今サラリーマンとして評価されてるぐらいの結果を出せてる人が、今の自分のやっている仕事を入り口から出口まで全部自分個人でやったら、
そりゃサラリーマンとしてみんなで分業して収入も分配しているものが全部自分に入ってくるって言うのと同じになるので、収入5倍、10倍がすぐ行けるわけなんですよ。
だから今ちゃんと結果が出してる人が、さらに仕事を増やして一から十まで自分でやる。そしたら収入が爆上がりする。これが正しい起業独立の形なんですね。
そこをスタートして入ってくるなら、自分でやった方がいいやっていうところから、だんだん組織化とか仕組み化して、だんだん大きくなって収入も大きくしていけばいいわけなんですよ。
だからやっぱりまず自分がちゃんと結果を出せるもの、稼げるものでスタートするのが大事なんです。
よく知らないけれど YouTube っていま稼げるんですよねとか、アフィリエイトの塾があってここに入ってる人みんな稼げてるらしいので自分もそこ行きたいですとか、そういったよく分からないもので稼げるとは思わない事です。
厳しい話になりますけど、今自分の本業で成果を出せていないんだったら、そんな人が独立してもほとんどうまくいかないんですよね。
起業とサラリーマンなら、サラリーマンの方がやはりみんなで仕事できる分、楽とは言わないですけれど、やりやすい所はあるわけですよ。
そのやりやすい環境ですら成果を出せない人が、もっとやり辛い個人で全部やらなきゃいけない環境に行ってうまくいくかって言うと難しいんですよね
だからもし今サラリーマンやってて、上司に評価されない、会社の中で結果を出せていない、数字を出せていないっていう人は、もう独立する前だからこそ本業の方をもっと頑張って成果を出しましょうと。
そこでバッチリ成果を出して、もう会社の部署で1位とかになって、君に辞められたら困るわぐらいの人間になって辞めなきゃいけないんですよね。
これが君なんかもいなくていいよ、辞めていいよみたいな人間が、独立したら秘められた力が発動して、うまく行ってみたいな子供向け漫画みたいなこと起きないわけですよね。
やはり全て積み上げなので、今まだうまくいってない人は、現実逃避して妄想の世界に浸るよりも、今の自分を高めて成果を出したほうが近道ですよと。間違いなくうまくいきますよと。
だいぶ聴きたいのとは違うかもしれない耳の痛い意見かもしれないですけど、実際そういう甘い目論見で起業して失敗して、首吊ったやつはいないですけど、自己破産してる奴とか見てるんですよね。
だからまあ厳しいかもしれないけれど、ちゃんとそこは押さえて欲しいなと思います。
それでは今回は以上となります。ありがとうございました。
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