どうもこんにちはGです。
今回は、考える力を衰えさせないために自発型の情報収集をしようということについてお話したいと思います。
考える力をつけるには
まず我々は情報を収集しながら生きていると言っても過言ではないと思います。
ただその情報の入り方というのは、『プッシュ型』と『プル型』に大きく分けられるんですね。
プッシュ型というのは、情報を発信する側が、こちらに送りつけてきた情報のことを言うんですね。
そして自分から検索して探す調べる情報というは、プル型になるわけです。
今、世の中で流通している情報量は、もう歴史上最大ぐらいに増えてるんですよね。
ところが情報を処理できる人間の能力は決してそんなに変わってないんですよ。
だから情報量は増えているのに、情報を処理する能力が変わっていないので、情報が偏りがちになってしまうんですね。
で、近年はプッシュ型の情報がすごく増えてるんですよ。
つまり自分から何か疑問に思って調べた情報じゃなくて、例えばニュースアプリで通知として送られてきたり、LINEニュースやグノシー、スマートニュースみたいに自分に最適化された、自分が興味を持ちそうな情報だけが流れ込んでくる形が凄く多いんですね。
実際、ユーザーの利用傾向として、スマートフォンで自ら検索することが物凄く減っているんですね。
スマートフォンの使い方としてはSNSを読むとか、そういった流れてくる情報を見る、動画を見るという風な用途がすごく増えてるんですよ。
ニュースとの付き合い方
例えば今20代後半ぐらいの人は、まだスマホが始まりの時代から一緒に育ったような人だから、スマホで検索することも比較的あると思うんですね。
一方で、もう10代の人になってくると、検索するよりもはるかに多くの情報が、外部から流れてくる情報を見るだけ聞くだけっていう人が多いんですよ。
しかし他者が発信する情報には、発信者の目的があるんですね。
この情報を読ませることでこう思わせたいとか、これを伝えたい、これを欲しがらせたいっていう風な意図があるんですよね。
つまりその情報を何も考えずにただ受け取ると、情報を発信する側の向いて欲しい方向に誘導させられてしまうわけです。
乱暴な言い方をすれば、その情報によって自分の考え方とかをコントロールされてしまうんですよね。
実際、いろいろ流れてくるニュースを読むと、すごく印象操作されてる物がありますよね。
例えば、ある人が凄く悪者のように言われているニュースも、別の情報をいろいろ自分で調べてみてみると、実は書き方が偏っているだけで、全然違う側面があったりするんですね。
悪い人のように書かれているけど実はその人も被害者だったとか、そういうことってよくあるわけですよね。
つまり他人が発信する情報を頭を使わずに受け取るだけでいると、実は自分の意見だと思ってるけど、自分の意見なんかにそこには発生してなくて、他人が押し付けてきた意見を自分の意見であるかのように自分の中に溜まっていく状態になりやすいわけです。
やはり自分で考える、自分で疑問に思う、もしくは興味が湧いた、そういうことは自ら検索して調べてみた方がいいんですね。
それも一つだけのサイトとかじゃなくて、いくつかの情報をちゃんと自分で読み込んで、自分なりに考え自分なりの意見をまとめてみる。
こういう風にして、自分から進んで情報を集め頭を使うことをしないと、思考力はどんどん衰えていくんですよ。
ものを考える力というのは、脳を使う行為なので、それは筋力と一緒なんですよね。
使わずにただぼーっとしてると、どんどん衰えていくものなんですよ。
だからもう『人生100年時代』というときに頭だけはいつまでも明晰でいたいと思うのであれば、やはり考える力を衰えさせないために自発的に情報収集をする、そして色々自分なりに考えて自分の意見を持っていることが非常に大事だと思います。
では今回は以上となります。ありがとうございました。
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