どうもこんにちはGです。
今回は、効果的なやり方より自分のスキルに合ったやり方をしようということについてお話したいと思います。
目次
なぜその方法ではダメなのか?
逆に成功を遠ざけてしまう
コンサルとかしてるとやはり皆さん正しいやり方とか効果的なやり方っていうのを知りたがる人は多いんですよね。
もちろんそれを教えてうまくいく人もいらっしゃるんですけど、逆にこのゼロイチのステージの人と言うか、まだ自分で立ち上げたことのないステージの人には、この効果的なやり方が役に立たないどころか、足を引っ張ることが実は多いんですね。
でも皆さんは正しいやり方をやった方がいいとか、どうせやるなら効果的なやり方で効果的に成果を出したいと思って、そこをすごい知りたがるんですよ。
しかし、それによって成功が遠ざかってる例というのが意外と多いので、今日はその話をしたいと思います。
この効果的なやり方よりもその人のスキルに合ったやり方をした方がいい人というのは、まさにゼロイチと言うか、自分で一度何か成功させたことがない、結果を出したことがない、新しいジャンルにチャレンジしているっていう段階の人なんですね。
そういった人たちは、世間一般にちゃんと体系立てられている正しいやり方というのが、実行しきれないことが多いんですよ。
正しいやり方は正しくない
コンテンツビジネスを例にお話ししますと、王道のやり方としては、まずブログとかで自分の情報発信をして、十分にその情報のファン、自分のファンみたいなのをつけて、その人たちのメールアドレスとかを集めていって、自分のメールマガジンなどで自分のブランドっていうものを築いていって、信頼を勝ち取って、その人たちに対して商品を作って売る、というのがコンテンツビジネスの一つの王道なわけです。
ところがこのやり方を皆さんにやってもらうと、多くの人がブログで定期的に情報を発信してファンを集めるっていうステージで、もう大体の人が脱落するんですよ。
他にもそういうお金をかけて効率的にやりたいとか、お金をかけてもいいからもっと人を集めっていうところを飛ばしてやりたい、という風なやり方をもし選んだとしても、よくあるのは「ドライテスト」という実際に商品はないけど商品があるふりをして、広告を出してみて、申し込みがあった商品だけ実際に作るやり方もあるんですよね。
サプリメントとかでは意外とよくやられるやり方だったりします。
しかし、こういうやり方もやってごらんって言うと、大体その広告の出し方とか、その広告の出し方がまずくて売れないのか、商品に魅力がなくて売れないのか分からない、そこをなんとかしようとかセールスページを改善しよう作ろうって言ってるあたりで、また脱落していくんですよ。
つまり効率的なやり方というのは、基本的な順序をすごく順番に踏みすぎていたり、もしくは真逆で、その順番をすっ飛ばしていたりするんですね。
ただお金になりやすいとか、もしくは盤石の基盤を作りやすいっていう意味で、効果的であるとか正しいやり方という風に言われてるわけなんです。
ところが全くそれをこれまでに自分の力で完成させたこともない人にしてみれば、その最初の一つ目から難しい分からない苦労するっていう話になってしまって、多くの人がそこで終わるんですよね。商品作成まで行けない話で終わっちゃうんですよ。
だから逆にそのステージの人であれば、まず自分の商品を作っちゃうというのが正しかったりするんです。
これが売れる売れないは関係なくて、売れなくてもいいから失敗する前提でいいからまずちゃんと作り上げてしまうわけです。
自分の商品から作ってみる
商品を作るのは、実は一番簡単だし楽しいことなんですね。
自分の興味のあるもの、自分がこうなればいいだろう、こういうものがあればいいだろっていうものをひたすら詰め込んでまとめるだけですから楽しい話なんですよ。
このモノ(商品)があれば、これを売る為にいろんなやり方が試せるじゃないですか。
そのモノを売るために誰かのメールマガジンに広告を出してもらったり、PPC広告などを打ってみたり、そこで始めてブログを書いてみたり、ブログで宣伝してみたり、もしくは誰かに紹介してもらったりっていう風に分かりやすいものがあれば、どうしたらいいのかっていう風に次に進みやすいんですよ。
でも何もない状態で将来こんなものを作ろうと思うからあれをしようこれをしようって手を広げたところで、なかなかその広げたことをやっている途中、もしくは勉強してる途中で終わっちゃうことが多いんですよね。
だからこそ初めての人、新しくチャレンジしてる人は、もう勉強は程々に「まず形にしてしまう」ということが大事なんです。
それをちゃんとやってると、自分にとって必要なもの、必要でないものが見えるようになるんですよね。
例えば、自分の商品を作る前に、Facebook広告が流行りですよって言われたとする。
そうすると、やっぱり興味が湧いちゃうわけなんですよ。「将来Facebookで売ったらいいんじゃないか。よし学んでおこう」みたいに。
一方で、今はLINE@で商品が売れるんだよって聞いたら、「じゃあLINE@で売る方法も今のうちに学んでおこう」ってなりやすいんですよね。
結局、いろんなものを満遍なく学ぶ割に、何一つ実際に売るものがないから、何一つ動き出しはしないっていう形で終わりやすいんですよ。
でもそれがたいしたものでなかったとしても、一個売るものをまず作っていれば、実際に「これをどのようにして売ってみよう」という今の自分にとって本当に必要な物が分かるし、実際にそれを学んだときにそのまますぐ使えるんですよね。
使えもしない「いつか使うかもしれない」ものをいくら学んでもしょうがないわけです。
これから始める人の「正しいやり方」
次に繋がる失敗をする
自分の商品っていうのは後でいくらでもブラッシュアップできるし、次のバージョンとか新しい商品を作ることもできるじゃないですか。
それで売れる商品が見つかるまで次々作り続ければいいんですよね。
だから最初の失敗は次につながっていくんですよ。
ところが自分のお客さん集めとかアクセス集めというような記事を書くところとかそういうところから始めちゃうと、そこが途中で頓挫すると何も繋がらないんですよね。
なんか記事を10記事ぐらい書いてみたけどアクセスもほとんど来なくてブログ頓挫しました、じゃあ次に何がつながるかって繋がらないんですよね。その10記事を使いまわしたところで意味はないわけで。
だからやはり最初から成功しようと思っちゃうから、正しい道を行かなきゃいけないとか、効果的なやり方をやらなきゃいけないっていう風に逆に思っちゃってると思うんですけど、
最初から成功する人ってほとんどいないので、成功するしないじゃなくて、まず自分がその戦場に立てる、ちゃんと商品をリリースできる市場に乗り込めるっていうところまで辿り着くのを重視した方がいいわけなんです。
そうすると、やっぱり効果的なやり方より、今の自分にできることからやるっていうことが大事なんですね。
それでほんのちょっとでも自分の商品が売れたりして、ゼロイチを積み上げるようになったら、ようやく「じゃあもっと効果的なやり方はなんだろう」って考えた方がいいんですよ。
教材を揃えても意味がない
これは筋トレとかスポーツとか勉強とかみんな同じで、何一つ最初の形ができてないうちにあれもこれも手を広げるって何の意味もないんですよね。
例えば勉強なんかでも基礎の部分をある程度学んだら、まずはそこでテスト受けるべきじゃないですか。
小テストとかテストをやってみて、今の自分の実力っていうの出してみて、その結果に対して自分はここが弱いとか、こういった勉強法があってるとかこういった補助教材が必要だという風に進んだ方が効果的ですよね。
なのにやる前から、「大学に行くためには赤本とかの過去問とZ会が出しているこの教材と、これとこれがあるのが、一番の近道なんだ!」ってそれを揃えて勉強するのは何か違いますよね。
そういうことなんですよ。
だから今の自分の実力というのが、まだ全然無い状態で、東大に受かるために必要な教材を全部揃えたところで何の意味もないじゃないですか。
それよりかは、まず自分が小テストでいいからやってみて、その結果に対して必要なものを乗せて乗せて少しずつ自分の方向を上げていくと。
そうしてるうちにいずれ、その教材とかそういったレベルの高いもの正しいものが使えるステージに自分が上がっていったら、ようやくそれを使えばいいっていう話なんですよね。
自分が「ちゃんとやれる」のはどこか?
これは本当全ての事に対して応用の利く考え方なので、ぜひ正しいやり方は何ですか、どうやったら効果的ですか、どうやったら儲かりますか、というのを追求するんじゃなくて、今の自分がやりやすい、今の自分がちゃんとやれるところからまずはスタートしてみる。
そして勉強が足りなくてもいいからまずはどんどんやってみて、ある程度人に報告できるレベルの結果を出した後にそこからもう一度勉強するということが本当の意味で効果的なやり方だと思います。
それでは今回は以上となります。ありがとうございました。
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