仕事はどこまでやればいいのか?負のスパイラルから抜け出す方法

今回いただいたご質問は、
仕事をやればやるほど「もっとこうした方がいい」というようなやるべきことが見えてきて終わりのない状態に入ってしまいます。
どこまでで仕事をうまく止めればいいのか、どこまでをゴールとして目指せばいいのかなど、Gの考え方ややり方があれば教えて下さいというものです。

確かにこの方の仰る通り、仕事というのは言われたことをやるだけの仕事と自分でもっとより良くしていこうとか自分から探すような視点を持ってする仕事とでは結果も違いますし、ゴールも変わってきますよね。

でも自分がもっとこうした方がいいとか、もっとクオリティを高めたいっていう風にやればやるほど確かにキリのない負のスパイラルと言うか終わらないところに入ってしまうので、そこはどこかでケリをつける必要がありますよね。

その仕事のケリというのは、結局その仕事は誰かに納品する、会社で言えば上司に納品するとか、会社に納品する、お客さんに納品するって言う誰かその仕事を渡す相手ありきっていう風に考えて、その相手が満足するラインはどこかを私はまず考えるようにしています。

そして相手が期待しているライン、満足するラインよりも少し上を目指す感じで仕事をするんですね。

そうしないと例えば相手の中では100点のものでも、自分的には60点だと思うから、なんか「私なりの100点」を出そうと思って頑張って、相手からすると150点や200点のものを出したとしても、相手も喜びはするけれどそこまでいらなかったなあで終わっちゃう話なんですね。

それよりも大事なことは向こうが充分に満足するものをできるだけ効率よく出すということの方が大事なので、相手が満足するラインをちゃんと見極めてその少し上を出すことを私は心がけています。

相手のラインが分からないというのは、そもそもリサーチ不足だし、ヒアリング不足だと思うので、相手は何のためにその仕事を頼んでいるのか、どういったものを納品提出して欲しいのか、

そしてこちらが納品したものを相手はどのように使うのかということを考えて、自分が提出したものを受け取った相手がより使いやすく、より分かりやすく、より便利になるような物を目指せば、無駄なく相手が満足するものを出せると思います。

もちろん自分一人で考える仕事、特に起業家や経営者の方というのは相手が見えないわけなので、いくらでも考えられるわけですけど、逆にいくらでも考えてしまうと頭というのは柔軟性を失っていいアイデアも出ないし、袋小路に入り込んでしまうんですね。

だからそういう自分がオーナーである仕事、自分が自分に対してやらせてる仕事とかに関しては逆に気分転換も仕事とか、ある程度休むのも仕事、仕事を切り上げるのも仕事という風に考えて、無理矢理終わらせる、ケリをつけるようにしています。

こういうのは真面目な方ほど入り込む袋小路と言うか、お悩みだと思うんですけど、仕事を真面目にやりたい人だからこそ誰のために何のためにするのか、そして休むことも仕事と考えていい形で区切りをつけてもらえたらなと思います。

それでは今回は以上となります。ありがとうございました。

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