どうもこんにちはGです。
今回はゴールが違う人の話を聞くなということについてお話したいと思います。
目次
やりたいことが反対される理由
ゴールは人それぞれ違う
人間って、自分が目指すものというのを持ってると思うんですよ。
それが例えば楽をして暮らしたいとか、お金持ちになりたいとか、人間関係を良くしたい、幸せになりたい、結婚したい、最終のゴールはみんな死ぬんですけど、そこに行くまでの自分が目指すものっていうのは色々ありますよね。
そのゴールに行く為に必要なことを普段の生活でやっていくわけです。
例えば痩せたい人は、ダイエットをしようとか、その為に食事制限しようとか、運動しようとか、そういう風に痩せるというゴールのためにいろんなことを考えるわけですよね。
起業したいとかお金を稼ぎたいという人は、何か副業してみようとか、自分の力で新しいビジネスを起こしてみようとか、そういう風なことを考えるわけです。
だから今の時点で目指すものというのが、人それぞれあるんですよね。
ところが全く違うゴールを見てる人、同じゴールを見てる人ってあんまりいないと思うので、違うゴールを見ている人と話しをしていると、お互いに目指しているゴールが全然違うまま、お互いのただ思ってることを、良かれと思って言われることっていうのがよくあるんですよね。
「起業したいけど反対される」の真相
よくあるのが、自分がサラリーマンを辞めて起業したいと思っていると。
準備も進んできたんで、そろそろしようと思っているっていうときに、それを奥さんや親とかに話すと、「お前そんなことしたら危ないよ」とか「失敗したらどうしようもないからやめとけば」みたいなことをよく言われるわけです。
たぶん同僚とかに話しても同じような、ネガティブなことばかり言う人が、ほとんどなわけです。
で、それを認めてしまうと、「やっぱりやらないほうがいいのかな」とか「起業ってそんな甘いものじゃないのかな」ってなってしまうし、
かといってそういう人達を「俺がやりたいと思っているのにコイツらは足を引っ張るようなことを言いやがって、こんなドリームキラーは嫌いだ」みたいな感じで敵にしてしまう。
どちらも間違っているんですよね。
今の生活を守ることがゴール
そもそも、みんなその人が幸せになる、よかれと思った形のことを、価値観のベースに持ってるわけです。
となると、自分にとっては、今のままだと幸せにならないから、お金が稼げないから起業してみたいとか、もっと自分の力を試してみたい。
だから起業というゴールを目指して、全ての価値観が動いてるわけですね。
ところが、奥さんとか同僚にしてみれば、今の生活を守ることが、ある意味ゴールなわけです。
今の会社を辞めてしまうことは、彼らにとっては不幸な話なわけです。
だからその辞めるという行為を、それがたとえ他人であっても、自分に相談してきた人がいたら、そういうことはしない方がいい。
なぜならば、みんな失敗するからだ、そんな甘いものじゃないからだ、みたいな論拠で話が展開されてしまうわけです。
どうすれば相手に分かってもらえるか?
最初から説得しようと思わない
これって単純に、お互いが正しいと思っている、目指してる場所が違うだけなんですよね。
これを「あなたの言うことは間違ってる」とか「起業はそんな難しい話じゃない」とか「今の時代はインターネットでいろんなことができる」とか、そういうことで相手を説き伏せようとしたりするのも、そもそも違う話なんですよね。
お互いに目指しているゴールが違ってて、自分は自分のゴールに行く為にこれをしないといけない。
相手はそのゴールを見てないから、そっちの方向に向いてるのはもう間違っていると思い込んでる。だから忠告をしてくれてるんだと。
こういう風に思えば、別にどっちが間違っている、正しいとかいう話でもないし、どちらが良い悪いの話でもないですよね。
まずは自分のゴールから話す
自分の人生ですから、自分が進みたい方向に進む為のことをすればいいし、ある意味、別のゴールを見ている人に対して、相談する必要もないんですよね
たとえばそれが家族であり、理解を得る必要があるっていうのであれば、まずはゴールの話からしないといけないです。
自分はこうなりたい、こういうことをしたい。
まずそこを理解してもらって、そのために自分がいま起業する必要があるんだとか、そのためにチャレンジしてみたいんだっていう風に分かってもらわないといけないんですよね。
このゴールを説明せずに、「いや、俺は起業したいんだ、独立したいんだ」という風な話をすると、それは向こうにしてみれば、そんなことする必要があるのとか、今のままでも給料もらえてるし、何年か我慢したらちゃんと退職金も出るんだし、そんなことする必要ないじゃないってなるわけですよね。
なら平行線になって、あとはもう力関係になって、言い合いになって、碌なことにはならないですよね。
ゴールを理解してもらうことにフォーカスする
だからまずは相手を説得するとか、正しい正しくないじゃなくて、ゴールを理解してもらう。
これもこのゴールがいいだろうっていう風に説き伏せるわけではなくて、自分はこれをしたいんだっていう、結局これはあくまでも自分自身の欲望、願望でしかないわけですから、それを人に押し付けるのも違うんですよね。
だから説得する必要もないということです。
自分のゴールは、自分だけで持っていればいいんです。良いことも悪いことも全部自分のものですからね。
そのゴールを相手にも飲んでくれと言う必要はないけど、自分はこのゴールを目指してるんだと。
だからそれを分かって欲しい、というそこを分かってもらえれば、じゃあその上で、自分は今これをしなきゃいけないんだ、これをしたいんだ、っていうことはスムーズに伝わる話ですよね。
その上で相手が違うとか、嫌だと言えば、それはお互いの目指しているゴールが違うっていう話ですから、そこはもう混ざりようがないというか、平行線なんですよね。
じゃあもうそこは、そのときに相手を説き伏せるとか思わずに、この人とは価値観が違うんだなって思っていくしかないですよね。
それがもう夫婦であれば、折り合いをつけるか、別れるか。それしかないわけですよ。
だけど、それをいくら説き伏せようとしても結局ゴールが違ったら無駄だということなんですよね。
周りと良好な人間関係を作る方法
ゴールが違う人に相談をしない
自分自身が、何かをやろうと思っているときに、やはり悩みが出たり不安が出たりしたときに、人に相談したくなると思うんですよ。
そのときも、ゴールが違う人に相談しても意味がないんですよね。
みんな目指している場所が違うからです。
例えば、自分は電車に乗って早く行く方法を知りたいのに、それを車しか乗らないって決めている人に聞いたところで、自分の求めている答えは返ってこないじゃないですか。
車好きの人に聞いたら車で行く方法を絶対に教えてくれますよね。
で、この人とは話が合わない。そりゃ合わないんですよ。
自分が電車で行きたいのであれば、鉄道マニアみたいな乗り鉄みたいな人に聞かないといけないんですよね。
そしたら、きっといいこと教えてくれるんですよ。
だから自分の目指すゴールを同じく目指している人。もしくはもうそれを達成した人。そういった人からの話しか自分には役に立たないんですよね。
それをちゃんと分かって、誰に相談するのか。
そういったことをちゃんと意識して、人に話を聞くようにすれば、無駄もないし、変な軋轢とか、そういうトラブルも発生しなくなります。
相手のゴールを理解する
結局、人間関係というのは、小さなズレを気付かずに、お互い自分が正しいと思ってぶつかり合うことが、どんどん傷を広げて、人間関係を悪くするんですよね。
それってほとんど無駄な話なんですよ。
方向性の違う人、価値観の違う人とは、もうすり合わせをしようとしたところでできないんですよね。
そんな人とすり合わせることにエネルギーを使う必要もないんです。
だから、相手の思っている方向性、ゴールを理解するというのは、相手の人間そのものを理解することでもあり、人間関係を良くする、凄くいい手段の一つでもあるわけです。
だから、是非そういうことを考えて、人を見て欲しいなと思います。
今回は以上となります。ありがとうございました。
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