ネットの情報は何が正しいのか?

どうもこんにちはGです。

今回は、「ネットで色々人の意見を見ていると、AさんとBさんという人は、どちらも凄い人なのに全然違う意見を言っています。どちらが正しいのかをどのように選べばいいんでしょうか」という質問を頂きました。

実際、何かわからないこととか自分はどうしたらいいんだろうっていう時にネットでまず検索してみる人は多いと思うんですけど、今の世の中はたくさんの人が情報発信してるから全然対立する意見というか、言ってることがバラバラなんですよ。

その中で何が正解なのか、どれを選べばいいんでしょうかみたいな人生相談をされてくる方がいらっしゃるんですけど、これ何て言うかその正解を選ぶという考え方がちょっと危ういなと思っています。

というのも正解というのは、現実の世界においては時と場合によって変わるわけなんですよね。

正しいやり方っていうのも、例えばインターネット上のビジネスのやり方で言うと、3年前はうまくいくやり方だったけど今やったら全然効果が出ないとかもよくあるわけですね。

だから例えば Aさん、Bさんが情報発信してたとして、そのAさんのときはうまくいったからAさんはそれを学習して経験則として「こうした方がいいよ」って言ってる。

BさんもBさんなりにうまくいったから「こうすればいいよ」っていう風に発信しているだけっていう風に捉えるべきなんですね。

だからAさんが正しいのか B さんが正しいのか、そういう善悪二元論みたいな考え方で選ぼうとするのがそもそも違うということなんだと思います。

結局、Aさんが正しいか、Bさんが正しいかっていうのは選びようがないんですよね。それはAさんもBさんも過去の成功理論からです。

どれだけ一般化されて再現性があるかは大事ですけど、自分がこれからやる上でそれがうまくいくのかいかないのかは、また全然別の話なんですよ。

うまくいく成功法則なんて死ぬほど語られてますけど、それを学んだ人のほとんどがうまくいかない大して成果が出ないように「うまくいくかいかないかは全て自分にかかってる」と思えば、AさんかBさんかっていう正解探しをしてる場合ではないと思うんですよ。

そういうのは「チェリーピッキング」と言って自分にとって都合が良いとか、自分が信じたいものを信じてしまう形になりやすいんですね。

そうすると自分の延長線上にいるものばっかりを信じてしまうことになって、自分にとって耳障りのいいことを言ってくれる人、自分が欲しい言葉を言ってくれる人ばっかりを信じてしまって、意外とそれって自分の成長には繋がらないんですよ。

だから大事なことは、言ってる言葉だけじゃなくて背景とかそういったものも総合的に捉えてみて自分なりに理解してみる。

例えばAさんはこういう境遇で、こういったビジネスをやってこういう考え方で、こういう方向を向いているからこういう風に言ってるんだなと。Bさんはどういう立場で、どういうものを目指してるからこう言ってるんだなと。

その両者の意見を知った上で、自分は今こういう立場でこういう方法を目指してるからこうすべきなんじゃないだろうかっていう風に
新しい答えを生み出す。

AさんBさんどちらかではなく、それを元にして自分なりの道を作る、判断を下すことが大事だしそれをやっていかないと先には進めないと思います。

では今回は以上となります。ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です