どうもこんにちはGです。
今回は、成功するためにネガティブの水準を引き下げようということについてお話したいと思います。
目次
ポジティブな人でも成功できない理由
ネガティブ思考をしていることに気付いていない
世の中にはネガティブな人っていると思うんですよ。
この場合のネガティブというのは、否定的とか悲観的とか、ペシミスト(悲観論者)とは違うんですけど、
なんかやることに対して、「そんなのどうせうまくいかないよ」とか、「きっとダメだよ」っていう風なことを基本として考えてしまう人のことをネガティブな人と今回は定義しています。
「ネガティブな人」という風に聞くと、パッと思い浮かぶイメージとしては、何に対しても否定的であったり「どうせ無理」とか言うタイプの人を思い浮かべると思うんですけど、
そういう明らかに分かりやすいネガティブな人よりも、本人は自分がそれほどネガティブだと思っていないけれど、根底にネガティブがある人というのが結構いて、これが問題だと思うんですよね。
つまりネガティブであると自分で気づいていれば、それは自分の成功のためには良くないってわかるわけですから、変えられるわけですよ。
ところが自分がネガティブであることに気づいていない人は、自分ではネガティブな発言をしてるとは思わないんですね。
それどころか、自分がちゃんと考えた結果、ちゃんと建設的な意見を言ってるとか、正しいことを言っているっていう風に思ってしまってるんです。
でも実際はネガティブな内容なんですよね。
自然とネガティブ思考になってしまう人の考え方
例えばなんですけど、先日、ある人と車に乗って、あるお店に向かってたんですよ。
大きな道路沿いのお店には、店の前に駐車場があるじゃないですか。
だからとりあえず行こうと。店の前に駐車場があるだろうから、そこに停めればいいじゃんって私は言ったんですね。
そしたらその運転してくれてた人は「この時間、絶対駐車場は埋まってるよ」って言い出すんですよ。
私は「そんなネガティブ発言やめろよ」と言ったんですが、「いやネガティブじゃないよ、経験則でそう思ってるだけだよ」って向こうは返してきたんですよ。
つまり夕方の交通量の多い時間だから、店の前というのは3,4台しか停められないわけですから、そういう駐車場はきっと混んでるだろうと思って、「今行っても絶対駐車場埋まってるよ」っていう発言をしたわけなんですよ。
本人の中ではそれが正しいと思ってるわけです。
しかし、その店に行くことが一番の目的、大目的であるからには、駐車場が塞がっていようと空いていようと行くしかないわけですよ。
それは行ってみないと分からない話じゃないですか。
どんなに混む時間帯でも、目の前の一台が出た瞬間は空いてるわけですからね。
自分が手を突っ込んで変えられない出来事は考えたってしょうがないわけですよ。
だから行ってみて、空いていれば停めればいいし、空いてなかったら、そこで初めて対策を考えればいいんですよね。
なのに「どうせ今行っても空いてないよ」って話が終わる。
それを経験則でダメだと思ってるのであれば、じゃあどうすればいいかを考えればいいわけじゃないですか。
それも出さずに「どうせ埋まってるよ」で話が終わるんですよね。
正直、すごくイラっとしたんですよ。それを言ったことになんの意味があるねんと。
どうせやってみないと分からないのに、やりもしないで否定して、そこで会話を終わらせて何の意味があるんだと。
ならやってみて、その後の対処法を考えた方がいいじゃないかって思っちゃうんですけど、そう思わない人もいるということです。
ネガティブ思考になってしまう理由
じゃあそういう人は、何でそういう風に思ってしまうんだろうって考えたんですよね。
それはきっと何かネガティブに発言する、考えてしまう人というのは、その行動をすることによって、何かを失うのではないかと思ってしまうからだと気づいたわけです。
つまり実際に行ってみて、開いてなかったら、せっかく来たのに損したとか、うまくいかなかったっていう感情を得てしまうので、
それを得ないための一番の簡単な解決策というのはそもそも行動しないことなんですよね。
つまり行動しないことで失敗する恐怖から逃げているだけなんですよ。
それは気持ちとしては分かるんですけど、だからといって、どうせだめだよ、どうせ無理だよ、やってもしょうがないよ、きっと失敗するよって思っていたら、何もできないじゃないですか。
もう死ぬまで家に引きこもって寝てろって話になるんですよね。変な話、引きこもりの人っていうのは事実そうなってるわけですよね。
仕事はできない、人間関係うまくいかない、外に出てもしょうがない、自分の居場所はここにしかないって思いやすいわけじゃないですか。
つまり本人がどう思っているかはともかく、やはりベースにはネガティブ思考があるんですよ。
きっとこうしても駄目だろうっていう本人の中の正しい思考として、ネガティブ思考を選んじゃってるわけなんですよね。
ところがネガティブかどうかは明確な基準があるわけじゃなくて、自分が思うネガティブ思考と自分が思うノーマル思考があるだけなんですよね。
だから私の思考の価値観では、その人が言ってることは物凄くネガティブ思考なんですけど、本人はノーマル思考を喋ってるだけなんですよ。
だからそこのズレで、私はちょっとイライラしちゃったわけだし、向こうは何でそこまで楽天的なんだろうっていう風に思っちゃってるんですね。
でも何をもって成功かというのは難しいですけど、社会的、経済的な成功で言うと、私の方がはるかに何十倍も成果を出してるんですよ。
結局、その違いを生んでるのは、そういう思考にもあると思うんですよね。
ネガティブな人が成功する方法
ネガティブの水準を引き下げる
じゃあ成功したい人、自分がいろんなことにチャレンジしたい人っていうのは、ネガティブ思考で行動しないのは全く意味がないので、行動できるようにしていかないといけないわけです。
その為には、ネガティブの水準を引き下げればいいんですね。
引き下げるというのは、どうせこういうのって失敗するでしょとか、どうせダメでしょっていうのをどんどん下げる。本当に失敗してからそういうことは考える。
どっちだか分からない、だからどうせダメだって思うんじゃなくて、どっちか分からないからとりあえずやってみようっていう風に考える。
こういうダメだと判断するところをもっと引き下げるって言いましたけど、もっとひどい状況までそういう風に考えないことが大事なわけです。
こういう考え方は、自分のこれまでの経験則に基づいているので、いきなりネガティブな思考の人にポジティブになれよって言ったところで無理なんですよね。
なんか前向きにアイデアを出せって言われても、前向きなアイデアは出せないわけですよ。
だからできる範囲の話としては、自分が思う「ここより先はやばい」とか「これより先は失敗だ」という水準を下げて、「まだこれぐらいはいいんじゃない」とか「これぐらいは普通でしょ」っていう風に思うことが大事だと思うわけです。
ネガティブ思考をやめる為のヒント
行動することで何かを失ってしまうのではないかって思う人は、これは特に若い人に多いと思うんですけど、実は失うものはほとんどないんですよね。
何かを行動して、本当に失うものというのは、ほとんどありません。
だけど失うと思い込んでいる自分がいるだけなんですよ。
必死になって何か理屈をこねて守ろうとしてる自分のプライド的なものは、大した価値はないんですよね。
若い人に限らず、行動しない人が必死になっても守ろうとしている他人からの評価とか自分のプライドとか、そういった存在しないものというのは、誰も大事だと思ってないし、そもそも誰もそんなものあるとすら思ってないんですよね。
ただ自分の中だけにあって、それを失うとなんかもう自分のアイデンティティが崩れるぐらいのイメージでいるから、それを失うことが怖すぎて行動できないわけです。
でも大したものを持ってないんですよ正直。
たとえ何か失敗したところで失うものは本当にないので、そういうことを守って、そうやって必死になって守ろうとしているものに何の意味があるのか、なんの価値があるのか。
一つの基準として、それを死ぬまで守り続けて喜びがあるのかどうか。それを守ることによって、逆に得られないものがある。
その得られないものは、本当に一生必要じゃないもの、欲しくないものなのかどうかを考えて欲しいと思います。
ネガティブ思考で失われるもの
何かを得るためには、当然何かを支払わないといけないですよね。
それは時間だったり労力だったりお金だったりするわけですけど、そういった何かを支払いたくない、失いたくないっていう風になるほど、何ひとつ手に入らなくなるわけじゃないですか。
だけど時間はすり減るし、体力も残したところで意味がないし、お金は大事に使わないといけないけれど、後でまた稼げばいいわけですよね。
それによって今この瞬間しか得られないものをどんどん失うことの方が、限りある人生の中では怖いことなんだということを考えてもらえれば、
ネガティブ思考になって、自分のありもしないプライドを守るために必死になることは意味がないという風に思ってもらえたらなと思います。
それでは今回は以上となります。ありがとうございました。
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