質問のコツとは?「いいアドバイス」をもらう為に大切なこと

どうもこんにちは G です。
今回は、うまくいかない人は問題を持って相談に来る。うまくいく人は自分なりの答えを持って相談に来るというお話をしたいと思います。

良い質問をするコツ

結果を出す人の質問の仕方

うまくいく人の質問のやり方というか質問のパターンについての話なんですけど、職業柄、私は結構いろんな方からご相談を受けるんですね。

その時の質問のされ方にパターンがあることに気付いたんですよ。

短期間で結果を出す方は、質問をする前に自分なりに色々考えてみて「こういう問題があって、自分はこう思うんだけどどうでしょうか」みたいな感じで相談に来られるんですね。

つまり自分なりに答えを出した上で、さらに答えを聞きに来るわけです。

一方で、なかなか結果の出せない人は、その辺をあまり考えずにただクエスチョンだけ持って、こういったことがわかりません、できませんどうしたらいいでしょうという風に質問に来られるんですね。

もちろん、分からないから質問をしているわけなので、答えがその場で出ないことが悪いことではないと思うんですけど、質問をする姿勢として、優秀な人は、分からないなりにも自分で考えてから質問に来られるんですね。

うまくいきにくい人は、これは分からないしょうがないっていう風にストップして、他人に何とかしてもらおうっていう姿勢になってる事が多いと思います。

なぜ考えておくべきなのか

この「まず自分なりに考える」というのはすごい大事なことで、問題が整理されるんですよね。

問題が整理されるというのは、目指すべき、解決すべきゴールが明確になるわけです。

つまり問題は誰にでもあることなんですけど、その問題をどのように解決すればいいかは人によって違うわけですよ。

例えば、価値観とか目指している人生の方向性によって、お金がたくさん稼げることがゴールの人もいれば、自分の時間がたくさんあることがゴールの人もいるし、自分らしく生きることがゴールの人もいるわけです。

だから同じ問題に対しても目指すべき方向性とか出すべき答えがそもそも変わるんですよね。

その前提条件として、具体的にはどういうことが問題になっていて、自分はどうなって欲しいのか、そのために何が必要なのかを一度整理すると、答えは結構自ずから見えてくるものなんですよね。

それを明確にした上で、答え合わせ的に持って来られたら、さらに良い答えとか良いやり方をアドバイスすることができるんですよ。

ところがそういうことを一切考えずに「どうしたらいいですか」っていう風に丸投げで来られると、こちらも前提条件のすり合わせから始めないといけないんですよね。

こちらなりに答えを出しても、それが自分の目指すゴールと違っていたら、そうじゃないんですとか、それも試してみたけど駄目でしたとか、そういう無駄な試行錯誤のやり取りが発生するんですよね。

だから整理されてない問題を整理するだけ余分な時間をかけないといけなくなるので、話が進みにくいんですよ。

「良い答え」を得る方法

これって学校の勉強に例えると分かりやすいんですけど、数学の問題で、まずは自分なりに一度解いてみて、「公式のここが理解できないです」という風に質問に来られたら説明がしやすいですよね。

ところが自分でろくに考えもせず「よく分かりません。数学苦手なんです」という風に持って来られると、こちらにしてもなかなか手の打ちようがなくなるわけですよ。

これが学校の勉強だったら、自分で解きもせずに人に聞くなんておかしい話だと分かってくれると思うんですけど、これが社会人になると意外とそういうことをやりがちなんですね。

だからまずは自分なりにしっかり考えてみる。そしてわからないという思考停止に逃げ込まない。

わからないから、できないから、無理だから、考えたけど、やってみたけどダメだったんですっていう風に自分の行動をそこでストップするのは、ある意味省エネ的な生存の本能みたいなものだと思うんですよ。

でもそれゆえに解決をさらに遠ざけてしまうことになるので、まずはそこをしっかり自分でも考えてみる。問題を整理してみる。できないのであってもできないなりにやってみることを大事にして欲しいと思います。

それでは今回は以上となります。ありがとうございました。

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