あけましておめでとうございます。Gです。
今年もよろしくお願いします。
年初のコンテンツで、今年の抱負とか今年こそ目標を達成するために何が大事ですみたいな話は、ここ何年もやってきましたし、他の方も同じようなこと言われてると思うのでやめておきます。
今年は、私が努力なしに10日間、実際2週間足らずで5キロ痩せた話をしようと思います。
突然ダイエットの話なんですけど、10日で5キロ努力もせず痩せた話です。
何をしたらそんなことができたのか。
これはもう答えから言うと、盲腸で入院したんですね。
病院の食事は美味しくないし、ちょうど売店が改装中で、物も買えないし、美味しくない病院食だけを我慢してすすっていたら痩せたんですね。
これだけ聞くと、本当に当たり前のことだと思うんですよ。
もうお酒も買えない、食べ物もろくに買えない、そもそも盲腸でお腹痛いからあまり食べることもできないという状態の中で、私は普通に生活していただけなのにどんどん痩せていったんですよね。
この誰が聞いても当たり前、そして何の努力をしたわけでもない。
ただそこにいて、ただそこで生きていただけで、痩せるという結果は出たわけですよ。
結局、物理的な環境の力が、人を変えるという意味では最強だと改めて認識できたわけです。
今年こそやるぞっていう風に抱負を持つ、目標を立てることは非常にいいことだと思いますが、こういうのは意志の力なんですよね。
何かをするぞ、頑張るぞっていう意志の力というのは、100%環境には負けるものなんですよ。
うまくいかない人ほど、意志の力でやろうとするんですね。
頑張りますとか努力しますとか、善処しますとか、でも思ったことが本当にできたためしがない。
できてる人もいるんでしょうけど、多分できてる人はもうやることが当たり前になってて、本人なりに無理くり頑張って続けてたりはしないと思うんですよね。
特に物理的な環境には必ず人間は負けるので、したいことがあるのであれば、それをやる環境に身を置くことがこそが大事なんだと私は思います。
だから例えば家にいると、すぐ気が散ってしまったり、YouTube見てしまったり、ウロウロしてしまったりテレビを見たり、他のことをしてしまうのであれば、完全に必要最低限のものだけを持って図書館に行くとか、
あとは作業もちょっとやると集中が途切れるというのであれば、オンライン自習室やZoomをしながら一斉に作業をする共同作業場みたいなものとか今はいっぱいあるんですね。
そういったところに行って、自分の時間とやることを固定してしまう。
そしたらそこでは、それ以外のことがやりづらい環境になるので、やはりできるんですよね。
例えば私の持っているFacebookグループで『ジブン・アップデート』というのがありますが、そのグループ内でさらに小さいグループを作って、週1回オンラインで自習室をやっているんですね。
ここに参加している人は、週1回2時間しっかりと自分の作業ができるんですよ。
週1回2時間だけではあるのですが、実際、何かしたいとかやらなきゃ勉強しようとか、お金稼ごうとか思っていてもしっかりと2時間をロックして、それだけの作業をしっかりできることはそう多くないと思うんですよね。
先週はやったけど、今週はちょっと忙しいから後回しになったとか、2時間はさすがにちょっとできなかった、1時間で別のことをしてしまったというな感じで、
結局、1ヶ月通してみればそんなにはできてなかったことはよくあるわけです。
たとえ週1回であろうとも、ちゃんと時間をロックして、必ず同じときに同じ場所で同じように作業に取り掛かれば、気が付けばどんどん前に進むんですね。
ところがこういうやり方というのは、 意外と受け入れられにくいんですよ。
昔、「私にどんなセミナーをやって欲しいですか」というアンケートをとったことがあるんですね。
「効率よく副業でお金を稼ぐやり方を教えるセミナー」と実際に集まって、会場でイチから作業をしていって、もうなんなら結果が出るまで、もう家に帰しませんぐらいの「作業会セミナー」のどっちがいいか聞いたら、圧倒的にみんなやり方だけ教えて欲しいという結果になったわけです。
で、その時はやり方を教えるセミナーをやったわけですけれど、おそらく多くの人が結果は出せてないんじゃないかなと思うんですね。
行動こそが大事、インプットよりもアウトプットの方が大事というのは、そろそろみんな気付いてることだと思います。
でも頑張って行動するのはもう続かないんですよね。行動することが当たり前の状態になることの方が大事なわけです。
で、行動できない人は最初から高い完成度を求めすぎてるんですよね。
だから、ちょっとだけ作業しようとか、中途半端でもいいから完成させようっていう気がしないから、
もうちゃんとしたものを作ろう、そのためにはちゃんと時間をかけて、ちゃんといいものを作ってという風にどんどん前に進まなきゃと思いながら後ろに戻ってるようなものなんですよね。
だからなかなかうまくいかない。
例えばこれまでインターネットを使ってゼロベースから1円も稼いだことがないのに、いきなり「月30万稼ぐ仕組み」みたいなものを作ろうとするわけですよ。
でもそれよりもまずは100円でいいから稼いでみる。
そしたら今度1000円の稼ぎ方が見えてくるし、1000円を稼げたら1万稼げる、1万稼げたら5万稼げる、5万稼げたら10万稼げる、10万稼げたら30万稼げるっていう風ににやっぱり進んでいくんですよ。
これは何でもそうで、例えばヒットを打ったこともない野球選手がいきなりホームランを打とうとしてるとか、職場で係長にもなれてないのに社長を目指してるとかいうのは明らかおかしいですよね。
それと一緒で、あなたの達成しようとしている目標というのは、おそらく最終ゴール的な目標であって、そこに行くまでのスモールな目標、つまり遠い目標と近い目標を両方ちゃんと設定できているかを考えるべきなんです。
来年はこんなことしたいぞっていうのは遠い目標で、そのために1月中にはこれをするぞっていう近い目標をしっかり立てて、
それを達成するために必要なことをやらざるを得ない環境を作ることこそが、一番自分を前に進めるために大事なことなんじゃないかと思います。
なんだかんだ言ってですね、人間、今が人生で一番若いわけですよ。
これから年をとって自分はこれ以上若返ることはないので、今やらない理由はないんですね。
今が何かをやるには一番若くて一番力があって、一番ベストのタイミングだっていうことは間違いないと思うので、頑張っていきましょう。
そういうお話を今年の新年のトークとさせていただきます。
では今回は以上となります。ありがとうございました。
コメントを残す