どうもこんにちはGです。
今回は価値観が変化する前提で余裕を持って生きるということについてお話したいと思います。
なんか聞いたことないようなテーマだと思うんですけど、人間は日常的に自分のしたいことをして生きてるわけじゃないですか。
これは好きなことだけじゃなくて、例えば自分の仕事も自分で選んだ道なので、自分のしたいことをして生きていることになるわけです。
趣味に関してもそうで、どんな本を読むか、どんなものを食べるかも基本的には自分の価値観とか自分がいいと思う判断で生きてるわけです。
ところがそれは今その瞬間の価値観でしかなくて、それは時間とともに変わるものなんですね。
若いうちにやっておくべきことは何か?
「価値観は変わる」というリスクを知る
でも特に若い人は、自分の価値観が将来どんどん変わるかもしれないことがあまりイメージできてないんですよ。
そうすると、「今の自分にとって」正しいと思うことの中に閉じこもってしまいがちになるんですよね。
だけど人間は年を取ると肉体的とか精神的に変化が起きるんですね。
昔は平気だった怖いものがもう見たくなくなったとか、昔は食べていた辛いものが全然食べたくなくなったとか、それは脳の老化が原因なんですね。
涙もろくなったりするのも、そういうことらしいんですけど、そういう風に肉体はどうしても老化していくので、その前提で自分ができることとかやりたいことが変わるんですよね。
ここが変わるということは、自分のこれをしたい、あれをしたいっていう日常も変わるわけですよ。
そうすると、何がしたい何が好きだ何が嫌いかという価値観も変わるわけなんですよね。
好きなことが好きじゃなくなる恐怖
昔はこんなに好きだったけど今はもういいや、ということになるわけですよ。
これは本当に色々なことであって、例えば私も中学生ぐらいのときにゲームが好きだったんですね。
ファミコンとかスーパーファミコンの世代で、きっと一生ゲームしてるだろうなって思ったんですよ。
ところがもう30過ぎてくるとしんどくなるし、目も疲れるし、ゲームに時間を使ってる暇があったら、もっとビジネスとか他のことに使った方が生産性があって楽しいなって思うようになったんですね。
そういえば先日もゲームの実況を配信するユーチューバーで、30代後半とかの人が「今わかった。ゲームなんて全て無駄だった」とか言っちゃって、物議を醸してた記事があったんですけど。
若いうちは楽しいことも、年を取って肉体がついていかなくなると、「楽しい」と「しんどい」のバランスが崩れて、しんどい方に傾いた瞬間にもうやりたくなくなるんですね。
それまでゲームしかないような人生を生きてきた人は、そこでいきなりリセットされちゃうわけなんですよ。
そしたら例えばゲーム好きの人間関係しか築いてこなかったり、ゲーム好きのコミュニティにしか参加してこなかった人にしてみれば、ゲームがもう楽しめなくなった瞬間に、そのコミュニティとか人間関係も失っちゃうわけなんですよね。
そしたらいきなりいい年してゼロに戻るわけなんですよ。
“今”は一生続かない
例えばですけど、贅沢なんか要らない、自分一人が慎ましく生きていければ十分なんだって思ってる人がいたとします。
その人がすごく素敵な女性と知り合って結婚することになったときに、自分の価値観を向こうに押し付けられないわけで、さらに向こうを養っていかないといけない、子供もできたら子供を養わないといけないとなったら、自分のそれまでの価値観は通せなくなりますよね。
そうなったとき、若いうちにもっと収入のいいところに転職しておけばよかったとか、資格の一つでも取っておけばよかったと後悔する羽目になるんですよ。
だから今の自分の判断とか、価値観が絶対みたいに思って、俺は興味ないからいいよみたいに思って日々行動してしまうと、時間が経ってそれが変わってしまったときに何の引き出しもない、何の余裕もない、バッファもない状態になってしまうんですね。
ある程度の歳を取った人は、自分の肉体的な衰えからそういうのは少しピンとくると思うんですけど、若いうちにはそういうのはないと思います。
「今の元気さが一生続く」ぐらいに思っちゃいますけど、もう続かないんですよね。
酒も飲めなくなるし、徹夜したら動けなくなるし、酒を飲みすぎたら「こむら返り」が起きるし、ゲームをしてたら瞼が痙攣するし、目が疲れる。
ご飯とかグルメが大好きだったけど、そもそも食べられなくなる、脂っこいものより魚が良くなる、そういう変化は30代ぐらいから起きるんですよね。40代、50代ではもっとドカンとくるわけですよ。
そうなっていったときに、やはりその人の引き出しとか体験とかそういう準備が少ないと、その変化についていけなくて、非常に困ることになるんですね。
だから今の時点の自分にはそんなに興味がなかったとしても、将来何かあるかもしれないって考えて、色々体験してみるとか挑戦してみる、人に会ってみる、イベントに参加してみるという風にやっておくことはすごく重要なんですよ。
まとめ
そういう風に色々とやって、いきなり成果とかが出なくても全然良いので、自分の世界を広げておけばいいんですね。
将来、自分の価値観とか自分の肉体が変わったときに何が起きるかというと、どんどん自分の世界は狭くなるんですね。
だから体力のある若いうちにどんどん広げておけって話なんですよ。
どんどん広げておけば、歳とともに世界が狭くなってもある程度は維持できるんですよね。
でも若いうちに小さい世界しか作ってなかったら、もうどこにも行けないぐらい小さくなっちゃって、
最後に世の中に絶望する羽目になるんですよ。
若いとは言いましたけど、何歳であろうと今この瞬間が一番若いことに変わりはないので、今からでもいいので自分の世界を広げるようにしてみましょう。
例えば、普段は読まない本を読んでみる。全然興味のないスポーツをやってみる。知らない分野の人の話を聞いてみる。
そういうことを日常に取り入れてみて、ぜひ自分の幅を広げることをやって欲しいと思います。
それでは本日は以上となります。ありがとうございました。
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