どうもこんにちはGです。
今回は、トラブルは予定外が二つ重なった時に起きるということについてお話したいと思います。
目次
ミスが多い人はどう対策すればいいか
ミスの原因は「予定外」が重なるから
まあトラブルは、生きてたら必ず起きますよね。
どれだけ用心しようが、どれだけトラブルが起きないよう準備を整えていようが、起きるものは起きる。
優秀な人でも優秀じゃない人でも必ず起きるものです。
だから「トラブルが起きないように用心は一生懸命しましょう。でも起きるものは起きるから仕方ないと諦めましょう」で終わるのが、多分普通の人の発想というか、価値観だと思うんですよね。
でもトラブルがなぜ起きるのかを考えた時に、私は予定外が二つ重なった時に起きてると思ったんですよ。
「予定外」とは?
予定外のことというのは、例えばミスとかだけじゃなくても、普段あると思うんですよ。
例えば、いつもとは違う電車に乗った。
これは寝坊に限らず、「今日はちょっと早起きしちゃったから、余裕をもって一本早い電車に乗ろう」とか、
良い予定外も含めて、いつもとは違うことはありますよね。
でもそれが一つだと、別に全然トラブルにはならないんですよね。
早く乗った、それで良かった、なんですよ。
ところが早く家を出たせいで、いつもと違う電車に乗ったせいで、いつもなら停まる駅を飛ばす電車だったとか、それに気付かずに乗ってしまった。
これも予定外なんですよね。
でもいつも通りの時間に行ってたら、そもそもこんなのには乗らなかったと思うんですよ。
もしくは自分がそれに気づいていたら、「これって停車駅が違うみたいだ」って気づいていたら当然乗らないですよね。
だからそれに乗ってしまった。それも予定外というか、気づかなかった。
つまり「いつもより早く出た」というのと「電車が違う」というこの二つが重なった時に「あ、ヤバい」というトラブルが起きるわけですよ。
仕事のミスも予定外が原因
例えば仕事で言えば、持っていくべき書類を忘れたというのも、「書類を忘れた」という一個だけだったら、すぐに気付いて取りに戻ったりして、自分でフォローできたりするんですよ。
ところが、それと時間変更があったとか、いつもより早い時間に来てって言われたから慌てて出てしまった。そして持ってくるべき書類を忘れた。
この二つが重なった時に、書類はないわ、もう取りに戻る時間もないわっていうトラブルに発展するんですよね。
これがちょっと時間が変わってしまっただけ。もしくは書類を忘れただけであれば、自分で何とかできたかもしれないんです。
交通事故もそうで、自分が例えば右に曲がる時に、ちょっといつもよりも余裕のないペースでハンドルを切ってしまった。
でもそれだけならヒヤリハットっていうか、ちょっとドキッとするぐらい「危なかった〜」で済む可能性が高いんですよ。
ところが偶然そこにバイクが突っ込んできてたとか、そこに渡っている人がいたとか、相手も同じように飛び出してきてたとか、そういったことがもう一つ予定外として起きると、そこで事故が発生するんですよね。
事故の多くというのは、まさに予定外が二つ重なった時に起きるんです。
一つだと、ちょっとビクっとしたで済むんですよね。
この予定外というのは、一つだと軌道修正できます。でも二つだとトラブルに成長してしまうんですよね。
だからトラブルを起こさないために、用心します、気をつけていますっていう人間は、大体トラブルを起こすんですよ。
ミスを起こさない為にやるべきこと
そうじゃなくて何をどう用心する、何をどう気をつけるのかを考えた時に、トラブルにならない為に予定外を二つ重ねないことが大事なわけです。
だから予定外が一つあったら、もう一つの予定外が重ならないように物凄く気を遣う。
一つ予定外のことをしている時は、他の事に関してさらに細心の注意を払うみたいなことが大事になってくるんですね。
これは悪いことだけじゃなくて、今日はいつもより時間に余裕があるから早く行こう、いつもよりお金に余裕があるから財布にお金を入れていこう。
そういったことでも一つ予定外を自分がやるときは、それ以外で財布を落とさないとか、荷物を忘れないとか、それ以外のことは、すごく気を遣う。
それがトラブルの予防になるんですね。
ミスが多い人が注意するべきこと
予定外には3つのパターンがある
ただこの予定外というのは、自分のせいで起きる予定外の他にも環境による予定外と他人のせいによる予定外があるんですね。
でもこの中で自分でコントロールできるのは、自分のせいで起きる予定外の一個だけなんですよね。
だから自分の行動によって起きた予定外と環境の予定外が重なるとトラブルになるんですね。
もしくは他人の予定外が重なってもトラブルになるわけです。
最悪の場合、環境の予定外と他人の予定外が重なって発生したトラブルに自分が巻き込まれるみたいな話ですね。
この環境と他人が発生させたトラブルは、もうしょうがないって言うか、なんか事故に巻き込まれるようなものなので、自分ではほとんど回避できないんですけど、
少なくともトラブルを避けるためには、予定外を重ねないことが非常に大事なんです。
「じゃあ一個ならいいんだ」は間違い
そして自分で予防できるのは、自分自身の予定外の一個しかないんですね。
だから自分自身の予定外として許されるのは一個だけ。
そうしないと環境の予定外とか他人の予定外が来た時に、何か嫌なことが起きると覚えておいて欲しいんですよ。
そうしないと「2つ重なったらトラブルになるのか。じゃあ1個はいいや」という風になりかねないですよね。
でも「一個ならいいや」じゃないんですよ。
なんかヒヤッとしたとか、危なかったかもっていうのは、もう実際はアウトなんですよね。
それがトラブルにならなかったのは、運が良かっただけっていう話なんですよ。
だから自分自身のミスを防ごうというよりかは、ちゃんといつも通り決まったことを決まったやり方でやれば問題は起きないはずなんですよね。
でもそうじゃないことをしているから、それが一つの予定外になって、そこに別に予定外が重なることでトラブルが発生してると思えば、
自分自身は予定外を起こさないことに専念すればいいんですよ。
だから仕事でミスしやすい人、なんかトラブルが多い人というのは、予定外の行動ばかりしてるんですよね。
特に深く考えずに行動してるから、決まった行動をしていない。それが何かトラブルの元になるわけです。
だからミスの多い人は、まず予定外を重ねないことを心に決めて、そのために自分の行動の予定外の部分をちゃんと抑える。
で、予定外の行動をしているときは、他の予定外が重ならないように気をつけるとトラブルが少ない人生になると思います。
今回は以上となります。ありがとうございました。
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