どうもこんにちは G です。
今回は視聴者の方から頂いた質問なんですけど、「会社の中で配置換えがあって新しい集団のリーダーになりました。
自分なりに業績を上げようと意気込んで色々な働きかけをしているのですが、なかなかスタッフの反応がいいように思えません。
昔であれば、飲みニケーションなど仕事が終わった後に飲んだりして仲良くなれたのですが、コロナ禍の今ではそれも出来ません。
お互いに気まずくてギスギスしてるんですがどうしたらいいでしょうか」みたいなもの頂いたので、ちょっとそれに回答していきたいと思います。
つまり新しい集団に自分がこれから入っていく場合、まず何をすればということですね。
この答えは簡単で、まず相手の話を聞くことが大事です。
自分がそこの新しい部署のトップとか偉い立場として入っていくと、最初はこちらもやる気も満々だから自分をアピールするような内容とか、もっと業績を上げていこう、みんなで変わろうという風なことをぶちかましがちになるんですけど、多くの場合、そんなものは元々いた集団のグループというのは望んでいないんですよね。
実際、大半の人は今のやり方を変えたいとは思っていないんですね。
たとえ業績がイマイチであったとしてもすごく何て言うか矛盾したことですけど、業績は上げたい、でも変化は求めないとか、これ以上の努力をしたくないっていうそういう自分にとって都合のいいようなことを考えているのが一般の人間なんですよね。
そういったところに新しく来た人というのは、元々いたグループから見れば完全に異端の存在で「何しに来やがった」ぐらいのもんですよね。
この人は業績アップのために来たっていうのが、相手も分かってるわけですから、当然なんか自分達にうるさく口出ししてくるんだろうな、今まで以上の働きを求めてくるんだろうなっていう警戒心があるわけですよ。
そこに対して今後はこういった報告書を出してくれとか、もっとしつこく営業頑張ろうとか、そういう風なことを言われると「ほら来やがった」みたいな感じで反感が出てしまうんですよね。
人間というのは自分を変えようする人間を敵だとみなすわけですよ。
自分が自ら変わりたいと思っている時に変わる方法を示してくれる人は味方、言うれなれば先生っていう風に捉えるんですけど、自分が望んでいないときに自分を変えようとする相手は必ず敵としてみなすわけです。
だから最初から何かお前たちを変えてやるって言うような形で話しかけてしまうと明らかに敵認定されてしまって、その後はどうしてもうまくいかないんですね。
なので最初の大事なことは、今の集団がどういう考えを持っていて、どういう行動をしていて、実際にどういう仕事っぷりなのかをしっかり聞く、見る、自分もそこに参加して一緒にやってみるということが大事です。
そして実際の現場がどれだけ努力してるかとか、実はどこに問題があるのかという風なことを自分も同じような立場で見聞きして苦労してみた上で、こういうとこ大変ですよね、ここ変えたらもっと良くなりますよねって言う立場からものをいえば、向こうも分かってくれる人だなっていう風になって多少は話を聞いてくれるわけです。
だからまずは相手の話を聞くこと、これは今回ご質問があった会社のちょっと偉いリーダーの人の話でしましたけれど、例えば家庭の中においても同じなんですよね。
子供を叱るときに何でそんなことしたのかとか、そういうことしちゃ駄目じゃないかっていう風に上からいくと、当然子供には子供の理由というか正義があるわけですから、いきなり一方的に叱られると心を閉ざして敵認定されるわけですよ。
それよりかはなぜそういうことをしたのか聞き出す。
相手の思ってることをやってしまったことをちゃんと聞く。
その上でどうしてそういうことをしたのかとか、それをどうやればしないで済んだのか、お互いに問題を解決していこうっていうお互いが仲間の状態で問題解決が進んでいけるんですね。
その為にもまずは聞くということが大事です。
では今回は以上となります。ありがとうございました。
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