どうもこんにちは G です。
今回はマスクの販売価格から学ぶ老害にならない方法についてお話したいと思います。
老害になる人の特徴
世の中の変化に対応できていない
「老害」という言葉は、会社にいる嫌な奴とかうるさい奴を嫌悪をして昔から使われている言葉だと思います。
ところが年を取って害が出たら老害かって言うとそうではなくて、若い人でも老害はいると思うんですよね。
じゃあ老害とは何なのか、と私なりに考えてみたんですが、
これは世の中の変化に対応できず、自分の古い考えや常識に固執して世の中に不満を持ってる人だと思うんですよ。
世の中の新しいこととか変化に対応できずに自分が正しいみたいな考えをずっと持って、そのせいで世の中に不満が出ちゃってるとか、人に噛みついちゃってる人のことですよね。
だから30代や40代の老害というのは沢山いると思うんですよ。
「マスクが高い」と文句を言うことのヤバさ
例えば、最近の話で言うと、シャープがマスクの一般販売を始めたんですね。
その販売価格というのが、大体50枚で3000円くらいなんですよね。だから大体1枚60円ぐらい、送料とか入れても70円ちょいなんですよ。
こういうのを見て、なんかぼったくりとか、マスクの設備には国から補助金が出てるはずなのに何でそんな高いんだとか、そういう意見も結構あったんですね。
これは正に老害の発想だと思うんですね。つまり今の世の中の変化に対応できていないんですよ。
昔は、マスクの需要なんてそう大きくはなかったわけです。
医療関係機関ならともかく、一般人でマスクしている人は結構用心深い人とか神経質な人だけで、マスクをしてない人の方が多かったんですよね。
でもみんなマスクを求めるようになったから、材料も無いし、海外から仕入れてたものも大体が中国から買っていたわけです。
その中国だってアメリカやヨーロッパから、今までマスクなんか一つも買わなかった国が、すごい勢いで中国からマスクを買っているんですよね。
西洋人は基本的にマスクをしない文化だったわけですけど、その彼らがすごい数のマスクを高額で買いあげてるわけですよ。
そしたら中国もつい最近までは売れないぐらい国内で回してたわけですけど、ちょっと国内の状況が落ち着いたので、販売しようっていう形になってきたわけです。
だから日本以外の国もマスクを買いたいっていっぱいきているわけですよね。
当然、必要な材料も無限にあるわけじゃないから、どんどん材料が減ってくると、材料費も高騰してくるわけです。
そういう風な事情を考えたら、昔と同じ値段でマスクが入ってくるわけがないんですね。
世の中は全て繋がっている
そういうことで考えると、消毒液とかもそうですけど、だいたい昔の5倍ぐらいになっているのは当たり前なんですよ。
日本で昔から作ってるマスクを作ってる企業は、今値上げをすると便乗値上げだと思わるから、頑張って昔の金額で作ってる会社もありますけど、そういった物はすぐ売れちゃって手に入らないじゃないですか。
だからプラスアルファとして、なんとかマスクを流通させようって作ってる物というのは、そもそも昔ながらのものではないんですよね。
つまり昔は存在しなかったマスクなんですよ。
今のように材料もない、人手もない、他のライバルの国がバンバン買っている、この厳しい条件の中で作られたマスクが、昔の平和だった頃のマスクと同じ値段ではないから高いっていうのは完全に古い常識に囚われてるんですね。
やはり世の中の全てのものは繋がってるわけですよ。
マスクだけを見てたら値段が上がった、なんでこんな高いんだ腹が立つって話になるんですけど、世界の経済的にどうなのか、もっとコロナが出ている国はどう動いてるのか、そういった国がマスクを買い始めたらどうなるのか、という繋がりを考えていくと当然日本に影響を与えるんですよね。
それによって色んな市場の変化とかが起きている。
だったらそういった値段が上がることは当然なわけで、それは認めないといけないんですよね。
変化に適応しないと、もう行き着く先は老害なんですね。
老害にならない方法
老害の人というのは、世の中の変化に対応できてないから、前はこうだったのにってひたすら言うわけですよ。
で、その前というのがもう昔の話だから老害って言われちゃうわけですね。
だから老害にならないためには、自分のこれまでの常識とか経験だけで、反射的に判断したり考えたりする癖をやめるべきなんですね。
値段が上がってるのはどういうことなのか、なぜなのかっていう風に世の中のことに疑問を持って、考えて調べて、新しい答えを自分の中に作り続ける、そして新しいものを受け入れ続ける。
こういう生き方が、老害になって人に疎まれない、何より自分自身がよりよく生きるためにこの人生100年時代に必要な考え方だと思います。
それでは今回は以上となります。ありがとうございました。
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