何を言っても無駄な人との付き合い方!理解しておくべき相手の考え方とは?

どうもこんにちは G です。
今回は問題解決をしない人に何を言っても無駄ということについてお話したいと思います。

何を言っても無駄な人と付き合うには?

このブログを見てくれてるような人というのは、みんな何か日常で問題があった、ビジネスで問題があった時にそれを解決しようっていう思考の人なんですよね。

そういった人からすると、何かトラブルがあったら解決していくのが普通のことだと思いがちなんですけど、
世の中にはそもそも問題を解決しようという発想がない人が結構いるんですね。そもそも解決できるものだ思っていないんですよ。

だからそういった人たちに対して、どれだけ問題解決思考のアドバイスをしても無駄なんですよ。

問題解決というのは本人の中に問題解決しようっていう気持ち、もしくは問題は解決できるんだっていう前提があるからこそ出来る行為であって、本人の中にそういったものがなかった場合はどんな良いアドバイスをしても「なんか難しいこと言ってるなこの人」で終わってしまうんですよね。

自分ごととしては捉えられないわけですよ。だから例えば、お金がないって言ってる人がまあよくいるじゃないですか。

で、そういう人に限ってなんかタバコ吸ってたり、週間で読み捨ててしまう漫画雑誌を買ってたり、安いチューハイ飲んでたりするんですよね。かなり偏見ですけど。

問題解決思考の人間にすれば、そのタバコをちょっと減らしたらとか、漫画は例えば職場の人に借りて読ませてもらうのでもいいじゃんとか、古本でもいいじゃん漫画喫茶にたまに行くようにしても読めるじゃんっていう風にどのようにしたらお金が残るか、もしくは今の職場じゃお金が入らないなら転職したら、という風に問題を解決しようと考え始めるんですよね。

だけどお金がないって言いながらタバコ吸ってる人は「お金がない。だから何かをして今の悪い状況を解決しよう」っていう発想がそもそもないわけです。

金が入ってくればいいなとか、もっと給料増えないかな、なんか宝くじでも当たんねえかなっていう風な欲望的な妄想はしても、具体的に自分が行動を起こして今の状況を変えていこう、問題を解決しようっていう風にはそもそも思わないんですよね。

本人が悪いというより、そういった成功体験とか考え方のスキームが自分の中に全然ないんですね。

だから例えば教育の場でもそう言った問題はたまに見かけられまして、例えば小学生ぐらいの子供に計算問題を出すじゃないですか。

そしたら計算をするという概念がある子は、ちゃんと一の桁を出して、繰り上がりを出して十の桁を出して、みたいに考えて答えるんですよね。

ところが計算をするという概念すらちゃんと身についてない子は、適当に何か思いついた数字を言うんですよ。

当然間違ってるじゃないですか。いや違うよって言ったら、もう考えもせずにノータイムでまた別の数字を言うんですよね。

つまりその子の中では、計算するものではなくてクイズの三択とか、思いついた数字を言う当て物みたいになっちゃってるんですよ。

こういった考え方、概念で育ってきてしまった子というのは、正直ね、もう教師の力では何ともできないと言うか、それこそ子供の頃まで遡るぐらいから教え直さないとなかなか無理なんですね。

世の中をそういう風に捉えるようにできてないっていうことなんです。

何を言っても無駄な人の思考回路

だから問題解決できない人はもちろんできる人もいるし、これから変わる人もいるけれど、多くの人は問題解決して自分の人生がうまくいった成功例が少なかったり、うまくいかなかった体験が多かったりしすぎて、そもそも問題を解決しようっていう発想がないわけです。

残念ながらそういった人たちに対して、じゃあお金が欲しいなら転職すればいいじゃないとか、無駄遣いを減らすことが有効だよっていうアドバイスをいくらしても「へー」で終わっちゃうんですよね。

そこまでして何とかしようとも思わないし、それをすればいいことだとなかなか思えないわけですよ。

挙げ句の果てに「いや、お金も欲しいけど何もしたくないんだよ」って平気で言い出すんですよね。

お金も欲しいけど何もしたくないっていうのは、お金を欲しいっていう本人の希望というか思いを伝えてるだけであって、そもそも解決したいとか、解決しようとも思ってないわけなんですね。手に入れたいとも思ってないわけですよ。

そんな人に対してお金の問題を解決する方法を伝えるのは余計なお世話なんですよ。

つまりお金がない、お金欲しいっていうのは単なる本人の感想であって、それをどうにかしたいとは本人の中では思っていなかったりするんです。

それに対して問題解決思考の我々が、こういう風にしたらいいよ、ああいう風にしたらいいよっていうのはただのお節介であって噛み合ってないんですよね。

噛み合ってないアドバイスをするから、向こうは何も聞き入れないし、改善してくれないから自分もストレスが溜まって疲弊していくんですよね。

だから大事なことは、アドバイスするにしても相手が求めているアドバイスをしないと何の意味もないんですよね。

問題解決思考のできる人は、問題解決が正しいことだと思っているから、周りにもそれが正しいことだと思ってつい押し付けてしまいがちなんですよね。

私も問題解決コンサルタントとして仕事をしている以上、問題解決が世界を幸せにする一番正しいことだと思っていますけど、さすがに問題解決を望んでない人に押し付けるのは正しいことではないと思います。

だから相手が求めてないアドバイスをいくらしたところで本当に意味がないので、例えばそれがスタッフであったり部下であったり、子供であったり知り合いだったりするかもしれないけれど、

その人にアドバイスする時、本人がそもそも問題解決思考になってるかどうかを見定めてからアドバイスして欲しいんですよ。

そういった問題解決の思考を持ってない人には、正直何を言っても無駄というか、問題解決しなさいっていうのは全然意味がないことなんだと。

逆にそういった人をどうにかしたいのであれば、その人が問題解決のために自ら動かなくても、自動的にその人が助かってしまうような仕組みを作るとか強制力をこちらが持つぐらいのことをしないと難しいんですよね。

例えば「スタッフが遅刻をする」という問題に対して、遅刻をしたらやばいことになる社内ルールがあれば、遅刻せずに済むときがあるじゃないですか。

だけど「じゃあ遅刻をしないためにはどうしたらいいか考えよう」みたいなアドバイスは意味がないということです。

だからアドバイスをする側もやはり相当に自分の大事なリソースを使ってやってるわけなので、無駄な人に無駄なリソースを使うのはとてももったいないことなんですよ。

そしてお互い幸せにならない。

そういったことにならないためには、問題解決する気がない人にそういったアドバイスをしないことが大事だと思います。

それでは今回は以上となります。ありがとうございました。

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