アイデアを形にする方法

どうもこんにちは G です。
今回は、アイデアを形にする方法についてお話したいと思います。

アイデアを形にする方法

なぜアイデアを出せないのか

私の所にもアイデアがうまく出せないとか、アイデアを作るのが苦手、アイデアがまとまらない、そういった事を相談される方が結構いらっしゃるんですね。

ただアイデアを出すのが苦手という方は、そもそもアイデアとは何をどう出さないといけないのかが曖昧な人が多いんですよ。

そしてどんなものを出さなきゃいけないのか、最終的なアウトプットの形が曖昧なまま何かもやもやしたイメージで話をするから難しくなるんですね。

だからまずはアイデアを出すというのは何を出せばいいのか、何を作ればいいのかを定義するということを知ってほしいと思います。

アイデアを出すというのは、基本的に社会人に求められるのは何かビジネスのアイデアだったり、業務を改善するアイデアだったり、そういう何らかの問題を解決するための考え方であることがほとんどなんですね。

それ以外のもの、例えば閃きとかもアイデアっていう言葉で言われがちなんですけれど、そもそも頭の中に思い浮かんだものをみんなアイデアって言い出すとまとまらなくなるし、どういう方向にまとめていいかも分からなくなるんですね。

そこで今回は、アイデアを出すとは「何か問題を解決する」と定義したいと思います。

誰がどんな問題を解決したいのか

まず最初に解決したい課題は何かを明確にする必要があります。

例えば、会社のコミュニケーションがうまく取れてないように思うんだけど、何とかするアイデアはないか、売上が下がってきてるんだけど解決するアイデアはないか。

もしくは自分の通勤にすごく時間がかかるんだけど、もっと何とかするアイデアないかなっていう風な具合ですね。

解決したい課題があって、それを自分の中で明確にすることが、アイデアを形にするための一番最初のステップです。

次に誰がそのアイデアを実践するのか。つまりアイデアを受け取るターゲットを決めていきます。

それは自分かもしれない、会社の人かもしれない、お客さんかもしれない、会社っていう組織そのものかもしれない。

誰が何を達成するのか。この2つを明確にするわけです。

とにかくアイデアを出す

例えば、自分の出勤時間が結構長いので、出勤時間を短くしたいっていう目的があるとします。

それを達成したいならそのためにどうすればいいのかを考える。

ここが一般に言われるアイデアを出す部分ですね。

このアイデアを出すというのは、本当にやみくもに何か思いつくんじゃなくて
まずはゴールとターゲットを明確にしてからスタートすることが大事です。

ただ具体的に何を考えたらいいか全くわからないっていう時は、まずはもうターゲットのことは一旦置いといてなんでもいいからアイデアを出すんですよね。

ここでは質より量が大事なので、どんなくだらないアイデアでもどんなに実現性のないアイデアでも構わないので、どんどん出していきます。

例えば、通勤時間が長いっていうのであれば、飛行機に乗るとか会社の近くに住むとかなんでもいいんですよね。

それができるかできないかは後で考えるんです。

一個一個アイデアを出す段階で、それが実現可能かを考えてたらアイデアが出る速度が遅くなってしまって、ほとんどアイデアが出ないうちに終わっちゃうんですよね。

でもアイデアというのは、AのアイデアとBのアイデアが結びついてCのアイデアが生まれるということもよくあるんですね。

こうしてアイデアは形になる

いいアイデアが出ない理由

アイデアをいっぱい出してその中から取捨選択するときには、まずはたくさんのアイデアを出すことが一番重要です。できれば50くらい。

アイデアを出す職業の人は、100とか200とかを本当にもう3時間、4時間ペンとノートを目の前にして唸りながら頭空っぽになるまで脳みそ絞るまでやってアイデアを全部列挙します。

頭空っぽになるぐらい出した上で、じゃあ現実的に可能なのはどれだろうとか、もしくはすごく有効のやり方はどうだろうっていう風な初めてそこでフィルタリングをしていくんですね。

アイデアの勝ち抜き戦みたいな感じで良いアイデアを残していくんですよ。

例えば会社の近くに住むというのは、時間的には良いアイデアだけど、お金の問題でうまくいかなさそうだ。

じゃあこのお金の問題を解決する方法はないだろうかと。

つまりお金以外の部分ではとても優れたアイデアであれば、このお金の部分だけは何とかできないのか、ルームシェアをするとか、会社の補助金を使えないか確認してみるとか、そういう風にクリアできればそれはいいアイデアとして復活できますね。

アイデアを出すのが苦手とか、良いアイデアが出ないという人は、
最初に出した一個のアイデアだけをそのまま良い悪いで終わらせてしまうことが多いんですよ。

アイデア同士をくっつけたり、戦わせたり改善したりして、そのアイデアの中からアイデアを作る行為がすごく大事なんです。

だからこそ最初はたくさんのアイデアを出すことが大事なんですね。それが全ての材料、パーツになるからです。

アイデアは育てていくもの

そしてそのパーツを上手く組み合わせていって、もうちょっとマシなアイデア、もうちょっとマシなアイデアっていう風にアイデアは育てていくものなんです。

だから最初にあるパーツが10個だと、それこそ10かける9かける8みたいなパターンのアイデアしか作れないわけですよね。ブロックの組み合わせですから。

でも最初が100個あると、もう好き放題にアイデアを取捨選択して組み合わせて「いいアイデア」が作れるんです。だから最初にたくさんのアイデアを出す。

それを最初に決めた「ゴール」と「ターゲット」という二つの価値基準において、アイデアを実践する人たちが本当に間違いなくゴールにたどり着ける、問題を解決できるようにアイデアを色々組み換えたり取捨選択したりして組み上げていくんですね。

出てきたらそれは最初に設定した課題も解決しているし、そのターゲットにとっての実現性もあるわけだし、現実的にやれる内容になってるわけです。

しかもそのたくさん出したアイデアの中から一番磨かれたような要素が詰まってるわけですから、非常に価値のあるものになりやすいんですね。

訓練すればアイデアは出せる

こういう正しいやり方、手順を踏むことでアイデアを出すというのは、なんかそういったことが得意な人だけの特殊な技術ではなく、訓練次第で誰でもできる単なる技術の一つっていうことがたぶんやっていくうちにご理解いただけると思います。

多くの人は最初にたくさん出すとか、ターゲットをしっかり決めるとか、クリアしたい課題についてちゃんと明確に定義するとか、そういったことをそれぞれやらないんですね。

やはり思いついたことをただ並べてアイデアって言ってると進まないんですね。

そうするとアイデアを出すのがますます苦手になってしまうわけです。

だから今日お話しした3つのステップ

・ゴールとターゲットを明確にする
・アイデアを大量に出す
・アイデアを組み合わせる

これをきちんと踏んでアイデアというのを作ってみましょう。

もちろん、最初は難しいでしょうから繰り返しやって慣れていく。

そうするとアイデアを出すのがどんどんうまくなるようになります。

それでは今回は以上となります。ありがとうございました

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