会社は辞めない方がいい?20代で起業に成功した人が後悔していること

どうもこんにちは G です。

今回は、20代の社会人2年目の方から質問を頂いたので、それに答える形でお話をしたいと思います。

社会人2年目の方からの相談

会社を辞めない方がいいのか

社会人2年目で、上場してるような大企業で勤めているが、いずれやりたいこともあるので、このままでいいのか、今のまま働いていていいのか。

現在は今の会社を早めに辞めることをモチベーションにして、色々勉強したり新しいものをインプットしたりして頑張っている。

経済的に成功している人に何人も相談してみたところ、今の会社を辞めろとかそういう風なことは一切言われたことがないと。

だから逆に自分は辞めない方がいいんだろうか。

自分のような若い者はある程度このまま働いて総合的な力とか土台の力を身につけた方がいいのでしょうか。

Gさんの20代の働き方とか取り組みはどうでしたかみたいな質問です。

大目的から考える

まあ自分が将来こうなりたい、このようなものを手に入れたい、こういう成功したいと20代から持ってるのは素晴らしいことだと思うんですよね。

ただそのために今の自分のやってることが正しいのか正しくないのか、これで夢に近づいているのかは確かに不安になるところだと思うんですよ。

ただこのまま働いた方がいいのか、それとも出来るだけ早めに会社を辞めることをモチベにして目標にして頑張った方がいいのかは、手段、手法で迷ってるって言う事ですよね。

人が迷った時に抜け落ちてる視点は、大目的という考え方なんですよ。

将来やりたいことがある。これが一番の目的ですよね。

そして今のまま働いた方がいいのかどうかは、手法の部分なんですね。

この手法に迷ってしまうというのは、自分の一番手に入れるべきゴールが見えてないし、そこからの逆算が上手にできてないからだと思うんですよ。

どのようにやったらいいんですかという手段には絶対の正解はないんですよね。

目的地に行くのに車がいいんですか、それとも電車がいいんですかっていうのはケースバイケースですね。

歩いて行くのがいいんですか、それとも走って行った方がいいんですか、それは体力にもよりますよね。

20代で起業に成功した人の後悔

例えば、20代で会社勤めなんか全然せずに起業して成功した人もいっぱいいます。

そういう人は会社勤めなんかせずにすぐにチャレンジした方がいいよって言うに決まってますよね。

ところがそういう人もだんだん年を取ってくると、20代の頃にサラリーマン経験とかがなかっただけに、社会人としての当たり前の常識とか礼儀とか、そういったことが全然わからない大人になってしまったと。

それで恥をかいたとか、30過ぎてからビジネスチャンスを逃した、大企業とはどうしても仕事ができないようになってしまったって言ってる起業家の方もいるんですよね。

例えば、ビジネスメールの内容だとか名刺の受け渡しだとか、電話の対応だとかそういうのは個人では身につけられないものじゃないですか。

そういったものを軽視する起業家も多いですけど、日本のほとんどの人達はそういったものを大事にして働いてるわけなので、身につけた方がいいのかという話になってきたら、身についてた方がいいですよね。

じゃあそういうものを知っておくことは決して悪いことではないですよね。

人生をどのスパンで考えているか

だからいろんなタイプの人がいるし、20代で起業したからって成功する人なんてほんの一握りじゃないですか。

もちろん、それが20代のとき成功しなかったからといって失敗とも言えないわけですよね。

20代にやったことが元になって30代にブレイクするかもしれないです。

だからゴールをどのスパンで考えているかは非常に重要だし、難しいことなんですよ。

25歳の時点で成功してても、29歳の時点で失敗してたらそれは成功とは言えないじゃないですか。

手段にこだわって自分が今何をしたらいいんだろ、どっちが正解だろうって迷ってしまうのは、結局短いスパンで今自分がやることを迷っていることなんですよね。

長いスパンで、自分が特に最終的にそしてずっと継続的に成功し続けたい、結果を出し続けたいと思うのであれば、今の細かい手法は結構どうでもいいレベルの話なんですよ。

会社を辞めたい人が知っておくべきこと

できる人はどんな環境でもできる

学ぶ人間はどういった環境でも学ぶし、自分の置かれている環境から最大限に吸収するし、最大限にその環境を活用するんですよね。

今の状況にいるからできないとか、今の状態だと自分の時間がないからできないとか、会社が許してくれないから自由なことができないって言ってる人は多分フリーになってもできないんですよ。

なったらなったで、今度は会社の看板がないから誰も話を聞いてくれないとか、生活費を稼がないといけないとか、どうせできない理由は出てくるんですよね。

だから今の状態でできないことは、状態を変えてもできないんですよ。

できる人はどんな環境であれできるんですよね。

だから起業して稼いだサラリーマン時代に副業で稼ぐようになって、そこから起業した人はいっぱいいますけど、

そういった人たちはサラリーマン時代の忙しい時間のないときにでもやるべきことをやって結果を出せたからそこに行けてるんですよね。

その時に時間がないから無理ですとか、サラリーマンやってると無理なんです、会社が禁止しているんですっていうタイプの人だとできないわけじゃないですか。

という風にそういう結果を出すためには、自分のいる環境がどうであるかはそんなに大きく影響しないんですよ。

会社を辞めた方がいい場合もある

もちろん、その環境が物凄く悪くて、どうしようもないのであれば、とっととそこから離れてしまう選択はもちろんありですし、私もそれは勧めています。

例えば、親がすごく毒親で、自分の生活の足を引っ張られる、稼いだ金もみんな持っていかれる。

そんな環境であれば親を捨てて家から出ちゃってもいいわけですよね。

会社が本当にブラックで、精神がすり減らされるなら、そんな会社はとっとと辞めた方がいいです。

そういうマイナスがありすぎてどうしようもないなら、そんな環境から抜けた方がいいわけですけど、

今の会社の環境とか人間関係が少なくとも「普通」であるならば、その上で自分ができないのは、自分の甘えじゃないのかな、自分の足りなさじゃないのかなと思うべきなんですよ。

だから自分は働き続けた方がいいですか、それとも起業した方がいいですかっていうのは、そもそもそこが悩むべきところではないんですね。

今の自分が今のゴールに向かって進むために何をすべきなのか、何ができるのかをしっかり考えて、それを日々やるべきじゃないのかなと思います。

会社を辞めなくてもできることはある

だからそういうことであれば、やるべき事とかできることはいっぱいありますよね。

そういう上場もしてるような大企業にいるのであれば、そこの社内だけでも物凄いたくさんの人がいるわけじゃないですか。

そしたら仕事の関係の身近な人たちだけじゃなくて、いろんな課のいろんな部署の人と一緒に食事に行ってみるとか、社員食堂で話しかけてみるとか、そこで人間関係を広げてみるのも色々できますよね。

その会社の名刺を持ってるからこそ、いろいろな取引先の人が口を聞いてくれるわけじゃないですか。

そういったところでの人脈を広げたりそこから学んだりすることもできるわけです。

とっとと会社を出ちゃったらもうできないことですよね。

だから会社を出なきゃできないこともあるけど、会社の中にいるからこそできることもあるわけですよね。

だからどっちでもいいと。

それより今の自分の環境でできることをしっかりやる方が価値があるということですよね。

若いうちに成功することだけが「成功」ではない

若いうちに成功を求めることは、いいことだと思うんですよ。

でもその成功を求めることはいいことだけど、成功するかどうかは正直どうでもいいと思うんですね。

できたらできたでいいですよ。

でもその成功が10年後には消えていたら成功じゃなくなるじゃないですか。

だから手に入れるまでの過程というか、自分が欲しくて手を伸ばして、その為に自分を磨いていることこそが尊いというか、将来の価値に繋がることで、20代のうちにプチ成功を手に入れることが最大のゴールではないはずなんですよ。

だから成功を求めることはいいことだけど、それが手に入るかどうかは正直二の次の話であると。

それより若いうちにしかできないこと、今しかできないことをやっておくべきだと思います。

年を取ると、若い頃の財産で飯を食うことになるんですよ。

もちろん、40代になっても50代になっても新しいことは始められますよ。

でも40代になってから一生懸命しょぼつく目でプログラミングを学んだとしても、それを大学生とか高校生からやってる人にはかなわないわけですよね。

世の中はあくまでも成果物、結果で評価される世界ですから、いい年してゼロからスタートしたものなんて若い人には勝てないんですよ。

だから年を取るまでに若いうち10代、20代、30代のうちに積み上げていくものが物凄く大事で、

年を取った後、例えば40代以降からは、その積み重ねの上で、何かさらに発展していったものとか、自分が価値を示せるものが、自分の飯のタネとか、成功のタネになるわけなんですよ。

だから今の時代を疎かにしちゃ絶対いけないと思うんですよね。

でも本当は何歳でも一緒なんですよ。

そう言って40代の時に手抜きをすると、多分50代の頃には財産が使い切ってスッカラカンになっちゃう。

40代の時は40代で研鑽しなきゃいけない。50代になったら50代で研鑽しなきゃいけない。

そこで努力することが、次の10年後、15年後、20年後の自分の飯のタネになっていくわけですから、歩みを止めることはありえないんですよね。

それはもうちょっと別の話ですけど、今自分のやってることが正しいんだろうかっていうのを迷うのは、そもそも手段で迷ってるからそこじゃないんだよと。

それより自分の目指すべきものを遠くに見て、長いスパンで考えて、そこにいく為にいま自分ができることをやっていく

ここが一番大事なことだっていう話です。

それでは今回は以上となります。ありがとうございました。

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