説明下手を改善する方法!相手に話が伝わらない理由と変えるべきポイント

どうもこんにちはGです。
今日は「説明下手からの脱出」というテーマでお話をしたいと思います。

説明下手を改善するには?

説明下手は外国人も困らせる

私の知り合いの若い子で、凄い説明下手な人がいるんですね。

もう彼に説明をさせるとイライラしてくるくらいなんですよ。

で、その彼と海外に行く機会があったんですけど、やはりそこでも説明下手が炸裂したんですね。

今日はその話を題材にしつつ、説明下手な人はどうすればいいのかというお話をしようと思います。

まず現地のガイドを雇っていたんですね。

ヘンドリーという名前なんですけど、最終日になってボスの方から「振込ではなくて、ヘンドリーに直接お金を渡しておいてくれ」という連絡がきたんですよ。

でもヘンドリーはそれを聞いてないんですね。

じゃあお金を渡すとき、いきなりその札束を「ハイ」って渡しても意味が分からないですよね。しかも結構分厚いんですよ。

当然、説明しながら渡すじゃないですか。普通なら「ボスから貴方にお金を渡すように連絡があったから、お金を渡すよ、受け取ってくれ」みたいな感じで渡しますよね。

ところがその説明下手君は、「何ペソ渡す、何ペソが」みたいな感じで、まず金額から入ったんですよ。

ヘンドリーにしてみれば、突然お客さんである日本人が凄い札束を持ってきて「2万ペソを君に」みたいな感じで、喋りだしたわけですよ。

意味分かるわけないんですよね。

「何万ペソ君に渡すんだ」みたいなことを言い出して、向こうもキョトンとしているので、いやいやボスから貴方に直接現金で渡すように指示があったから、というのを他の人が補足して、ようやく通じたんですよ。

説明下手な人がやってしまうこと

今の話だけ聞くと、この説明下手の彼は凄く頭が悪いように聞こえますけど、まあ悪いんですけど(笑)、普通の人間っちゃ普通なんですよ。

だけど枝葉の方に目が行きやすいタイプなんですね。

概要は、ボスから貴方にお金を渡すように言われたから、貴方に渡しますよ、ということですよね。

枝葉は、いくら渡すとかどこで渡すとかの話ですよね。なのに話を枝葉の方から意識に留めてしまうので、喋らせたり説明させたりすると、枝葉が出てくるんですよ。

これ会社でも説明下手な人はこういうタイプなんですよね。

いきなり時系列みたいな感じでストーリーで説明しようとしたり、「自分はこういうことをしたら、相手のお客さんはこういうことを言いまして、次にこういう風になりまして」みたいな感じで、ストーリーを語るなと。何が起きたのか事実を言え、という風に説明の下手な人は混ぜちゃうんですね。

枝葉から入る、更に言えば事実に主観を混ぜるんですよね。

事実というのは、こういうことが起きた、ということですよね。主観というのは、それに対し私はこう思った、という意見ですよね。

説明させているときにこれを混ぜて、ストーリーのように喋ってこられると、どこまでが事実で、どこまでが意見なのか分かりにくいし、その人の意見はどうでもいいんですよ。

報告を受ける側は事実を基にして、どう対応するのかをジャッジをする必要があるので、報告をする側がどう思ったとかはどうでもいいんですよ。

それなのに本人は自己承認欲求みたいな所から、自分の意見を凄く混ぜちゃうんですね。

それでいらない情報ばかり混ぜるから、余計分かりにくくなって、説明が更に下手になる。

説明下手を改善する方法

だから説明下手の人、説明下手と言われる人、説明を自分自身得意だと思っていない人は、まず事実のみを述べるべきなんですね。

そして「一言で言えば」というような概要を伝える

この2点を意識するだけで、全然変わるんですよ。

大体、説明下手な人は、枝葉と自分の意見を凄く重視するんですよね。

結局、怒られる。「分かりにくい!」と言われてしまう。本人は何が悪いか分からないから辛い

やはり辛い思いをして生きていくのは大変ですよね。

こんなちょっとしたことで説明が分かりやすくなって、自分の評価も上がって、自分自身が気持ち良く生きていけるなら、ぜひ使ってもらえたらなと思います。

今回は以上になります。ありがとうございました。

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