どんな人にアドバイスを求めるべきか?相手を選ぶ上で大切な3つのポイント

どうもこんにちはGです。
今回は社会人になってからアドバイスは誰に聞けばいいかということについてお話したいと思います。

アドバイスを聞く相手を間違えてはいけない

今の時期、新社会人の方や来年社会人になる就職活動してる学生さんから相談を受ける事もあるんですよ。

そういった人たちから話を聞いて共通して感じるのは、やっぱりアドバイスを求める相手が良くないと、もらえるアドバイスも良くなくてあまりいい感じの方向に進んでないということなんですね。

学生の頃というのは、ある意味正解が決まってるわけですよ。

カリキュラムが学校の中には存在して、それをクリアする、良い成績を取る。
学校の中でコミュニティを築くとか人間関係を高めるとか、そういう学校の中におけるゴールが明確になっていて、それを効率よくこなすためにはどうしたらいいか、それは先生とか親に聞けば話が早いし、いろいろ正しい答えを教えてくれるんですね。

ところが社会人になってからは、そもそも正しい答えというのが人それぞれ違うわけですよ。

これを学校の先生に聞けばいいのか、親に聞けば正解なのかというと、それが必ずしも正解とは言えなくなるんですよね。

だから今日は社会人になってから、もしくは社会人を目指してるような段階でアドバイスが欲しい、悩んでいるときにどんな人にアドバイスを聞けばいいのか、3つのポイントをお話していきます。

どんな人にアドバイスを聞くべきか

現場に近い人

1つ目は「現場に近い人」なんですね。

やはり今の時代はすごいスピードで変化していて、特にもう昭和の価値観、昭和の常識が、特に20代の人たちが働いてる環境の常識とは全然当てはまってなかったりすることが多いんですよ。

例えば就職に関して迷っていると。それを40代の先生に聞いても的外れな答えが返ってきてしまうんですね。

今の40代の先生というのは、言うなれば第二次ベビーブーム、1970年代生まれだったりするわけですから、物凄く常識が違うんですね。

例えば今から40年ぐらい前は、人がすごく多くて、もう就職というのがすごく難しくて、就職難民っていうのもいっぱいいて、もう履歴書を100社ぐらいに送って、ようやくその中から10個ぐらい返ってきて、2次試験に進めるのはせいぜい3つ。

そういう風な激戦時代とかもあったわけなんですよね。

そういった時代にしてみれば、良い成績をとって良い学校に行くべきだ、OBとかと早くコネを作った方がいいとか、せっかくそれで入った会社で嫌なことがあっても苦労して入ったんだから、転職なんて大変だから我慢しよう、3年は我慢しようみたいな価値観なんですね。

でもこれは昭和の価値観なんですよ。

今は逆に新卒とか若手の人が足りないし、特に優秀な即戦力になってくれるような人はどこからでも引っ張りだこなんですね。

中小企業においては、若くていい人材はなかなか来てくれない、たくさん応募があるのは上場企業や大企業だけで中小企業というのは、本当に人手不足ばっかりなんですね。

実際にあった話で、大卒の女の子が、会社で働き始めて一月もしないうちに別の会社から引き抜きの電話がかかってきたらしいんですね。

これは考えてみればいいやり方で、ちゃんとその子がその会社に正社員として雇われているという事は、その会社の採用試験とかを勝ち抜いた優秀な人ということをある意味で証明しているじゃないですか。

だからヘッドハンティングして引き抜いてしまえば苦労せずに良い人材が手に入るわけですよね。

まだ言っても能力は何もない、これからの可能性しかないような新卒の正社員もヘッドハントするようなことも実際起きてるぐらい中小企業においては人材が欲しいような状態なんですよ。

こういう現状があるのにここで40歳とかの昔の価値観のまま「俺のときはこうだった」みたいな人にアドバイスを聞いてもピントがずれてるんですね。

どんな仕事をするかにおいても、例えば20年前のITと今のITは全然違うじゃないですか。
身近な例ではスマートフォンだって20年前にはなかったわけです。

それくらい時代は変わっているのに現場にもいない人が自分のこれまでの経験とかイメージだけでアドバイスをしてきたとしてもあまり役に立たないんですよね。

だからアドバイスをもらうなら、今その仕事をしている人とか自分とは数歳しか違わずにそういった職場で働いている人みたいな現場に近い人からもらった方が効率がいいわけです。

価値観の似ている人

2つ目のポイントは「価値観の似ている人にアドバイスをもらう」ということです。

やはり今の時代は価値観が多様化していて、何が正解かどうかは人それぞれですよね。

将来、立身出世をしたい、会社の中でのし上がっていきたい、いずれは社長になりたい、お金がたくさん欲しいっていう人もいれば、
仕事はある程度生活が安定する程度で充分で、自分の趣味とか自分の時間をすごい大事にしたいっていう人もいる。

いろんな人と知り合うコミュニケーション大事にする人もいれば、いろんなところに旅行に行きたい、いろんなものを見てみたいっていう人もやっぱりいるわけで、その価値観が違う人に何をどうしたらいいですかって聞いても相手の価値観のアドバイスしか貰えないわけですよ。

そうすると例えば自分の時間を大切にしたいタイプなのにアドバイスをくれる相手がお金を稼ぐことを大事に思ってるタイプだったら、いくらアドバイスされても自分にとってはあまり役に立たないと言うか響かない内容になるんですね。

だから自分は何を大事にしているのか、どういったことが自分にとって価値があることなのかをまず自分で理解しておいて、同じような価値観を持ってる人にアドバイスを聞くと、そのアドバイスは自分にとってすごく使える内容になるわけです。

将来の方向性が似ている人

3番目は「将来の方向性が似ている人に聞く」ということです。

将来の方向性というのは、先ほどの価値観にちょっと似ているところもあるんですが、自分が最終的にどうなりたいのかがあるんですよね。

例えば、お金を稼ぎたいって言う人も色々あってもう使いきれないぐらいお金が欲しい人もいれば、ある程度副業レベルでいいから安定してお金が欲しい人もいる。

この両者はやるべき事が当然全然違うわけですよ。

だから単にこの人は自分と価値観が似てるからそれだけで聞こうっていうじゃなくて、将来どうなりたいかの方向性が似ている人のアドバイスは自分にとってもすごくなぞりやすくて役に立つんですね。

逆に方向性が違っていたら、やはりある程度は聞くところもあると思うんですけど、結局相手がこうすべきだよっていうことが自分にとっては「本当にそうかな」ってなるとアドバイスは半分ぐらい役に立たなくなるんですよね。

だから目指している方向性、目指してる将来のゴールが近しい人に聞くのも一つポイントなんですね。

世代が混在している時代

今日はこういった人に聞くと良いアドバイスが貰えるよっていう3つのポイントでした。

実際、今の日本はすごく平均寿命が長いですよね。

しかも世の中の変化のスピードも早くなっています。
大体もう20年もしたら一回りなんか入れ替わってるぐらい変わってるんですよ。

そうすると20歳40歳60歳、これが全部同時に一つの会社にいる世界になっているわけです。
そんな時代は過去存在しなかったんですよ。

だけど今の会社ではそれが起きているんですね。

会社に限らず世の中には、20歳40歳60歳80歳までもが一緒にいる環境なわけです。

そうなると価値観は4周くらいしてるんですよね。

昔はモノがなかったから、モノを獲得することが贅沢だったわけですよ。

だから例えばお金持ちの家に行けば、見たこともない壺や敷物、掛け軸とか高そうなものがいっぱいあったんですね。
それが金持ちの象徴だったわけです。

だけど今はモノがいっぱいあることがお金持ちの象徴かって言うと、そんなことはないですよね。
逆にものがたくさんあり過ぎたら、なんかゴミ屋敷かとか乱雑で整理されてなくてそこにいるだけで疲れてしまうと。

逆に高級ホテルなんかは無駄は一切排除されて、本当にシンプルに素敵な空間が出来上がったりしますよね。

だから何が大事か、何が素敵かも全然変わってるわけなので、それを自分と違う価値観の人に聞いたところで自分にとって良い答えになるとは思えないわけです。

誰にアドバイスを聞くのかもちゃんと考えてもらったら幸せになれるんじゃないかなと思います。

それでは今回は以上となります。ありがとうございました。

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