ビジネス哲学

アイデアを形にする際の最大のブレーキ

2017年12月1日

どうもこんにちは、Gです。
今回はアイデアを形にする際の最大のブレーキについてお話をしたいと思います。

アイデアを形にする為に大切なこと

「アイデアを出すのは難しい」は普通の感覚

アイデアを形にして、それがお客様のニーズにあることであればビジネスになる。それだけ言えば簡単な話なんですけど、多くの人は「そのアイデアが出てこない」って言うんですね。

よく本とかでは、そんな難しく考える必要はないよ、アイデアなんてお困りごとを解決すればいいんだよ、新しいアイデアは既存のアイデアの組み合わせだよ、なんて書かれていると思います。

「いやいや、そんなこと言っても難しいよ」というのが普通なんですね。

先日、お酒を飲んでるときにSEの方からそういう相談を受けたことがあるんですよ。

SEというのは、ご存知ない人がいるかもしれないので説明すると、「システムエンジニア」というプログラマーの上級職みたいなものですね。

SEで10年ぐらいプログラムをやっていて、下っ端ではなくある程度自分の考えていることや色々なことが作れるようになってきた。

ただそれを30歳を超えて、40,50,60歳になってまでやれる仕事でもないし、どうしようかなみたいな迷いが出ている人は結構多いんですね。

そのSEの方も30歳ぐらいだったのですが、「今のまま会社でプログラムを作り続けていくのは、ちょっとどうかなと思っている。でも自分の技術で、起業したり副業したりできるとも思えない、でもしたいという気持ちはある。どうしたらいいんでしょうかね」ということを相談されたんですよ。

たしかにSEの技術は、SEの世界の中ではレベルの低い高いがあるし、すごく難しいこともできなきゃいけないです。

でもその技術を別の世界、もっと自動化されていない世界とかニーズに供給が追いついていない世界に持っていけば、充分お金にはなるんですね。

ただそのサラリーマンをやっているようなSEに向けて、ピンポイントで「こういうニーズがあるんですよ」と教えてくれる人なんて当然いないわけです。

アイデアを出した後にやるべきこと

だから自分である程度考えたり見つけたりして、「こういうものが世の中には受け入れられるんじゃないか」と思って作っていかないといけないんですね。

例えば、Twitterやブログといったサービスもそうなんですね。元々プログラマーが、「こういうものがあればいいんじゃない?」という思いつきから、世の中に出して受け入れられた結果なんです。

そういったプログラムをベースにしたサービスというのは沢山あって、その中で受け入れられたもの、受け入れられなかったものがあるわけです。

だけど最初の一歩として、「作ってリリースした」ということが必要なわけで、それが無いままアイデアレベルでずっと形にしないのは、当然スタートラインに立ててないわけですよ。

アイデアを形にする方法

アイデアを形にできない最大のブレーキ

じゃあ「何でも作ればいいじゃないか」という話になってくるんですけど、それにブレーキをかけているのが本人の常識や偏見なんですね。

常識と偏見ってほぼ同じだと思うんですけど、現在その人がその年齢で、その収入、その立場にいるというのは、その人が積み上げてきた常識とか行動の結果ですよね。

だからその延長線上で起業するとか、何か別のものを手に入れるのは不可能なわけです。考え方や行動といったものをガラッと変えていく必要があるんですね。

それなのに普段の自分ベースで考えて、自分の中で良い悪いを判断してしまう、これが一番のブレーキになるんです。

さっきの人の例で言うと、こっちもお酒が入っていたので冗談半分で「こんなデータベース作ったらいいんじゃないですか」とか面白系のネタみたいなのを振ったんですね。

そのとき向こうも笑いながら「いや〜それはないでしょう」と返してきたんですけど、正直それを聞いた瞬間に「まだこの人はダメだな」と思ったんですね。

つまりアイデアは良いとか悪いとかは、その場でその人が判断するものじゃないんですよ。

アイデアは洗練させていくもの

アイデアというのは、そのアイデアが呼び水になって次のアイデアを出すとか、そのアイデアをどんどんブラッシュアップして、最終的に実践するものに繋げていくものなんです。

目の前にポンと出てきたものをいちいち評価して、自分のこれまでの常識で良いでしょう、悪いでしょうと言っていたら何も生まれないんですね。

だからそういうアイデアが出たら、基本全部乗っていかないといけないんですよ。

よく私と一緒にオンライン塾やオンライン講座をやっている人は、酒を飲んで悪ノリしてるうちに新しい企画ができちゃったと冗談めかして言うことがあります。

これはお互いにアイデアが出たら、面白くしようとする姿勢があるからなんです。

「こうしたらもっと面白いんじゃない?」とかぶせていく姿勢で、ノリノリになっているうちに最後には本当に企画になっちゃうんです。

それを最初の一歩の辺りで、「現実的には」とか「世の中にいっぱいあるし」みたいなことを言い出したらそこで止まるんですね。

つまりアイデアというのは、「出すフェーズ」と「磨き上げて実際にやるフェーズ」に分かれているんです。

アイディアを出すフェーズのときは何でもいいから出したらいいんですね。

今の自分ができることをやる

多くの人は出来もしないうちから良いものをやろうとします。

バットの振り方もちゃんと分かっていないうちからヒットを打とうとする、ブログも書けないうちから立派な記事を書こうとしてるので前に進まないんですよね。

量が質に転化するという法則があるじゃないですか。

それと同じで、まずは今のレベルでいいので、今の自分ができることをやっていくんですね。

いずれその中から積み重なったり、くっついたりして、ようやく市場に出せる新しいものや役に立つものができていくわけです。

そういう意味で、「数を出す」とか「既存のアイデアが繋がって新しいアイデアになる」という本とかに書かれているような知識がようやく使えるレベルになるんですね。

スタートラインのところで、全く手の届かない所の手法とかノウハウばかり学んでこねくり回しても意味がないんですね。

そういう手法というのは、知ったら使えると勘違いしている人が多いと思います。

でもその人自身の能力が、それを使いこなせるレベルにまで達していなかったらできないんですよ。

「行動しない評論家」になりたくないなら

できないものだから、「やったけど無理でした」「あれはできないですよ」とか言っちゃうような評論家になって終わるんですね。

自分が使いこなせるレベルになれば、もしくは自分が使いこなせるマインドを持っていれば、いきなりは無理でも色々なことができるようになるんです。

まだ何もスタートしてないけど、スタートしたいと思っている人は、自分の小さなこれまでの常識で変なジャッジをしないことが一番大切です。

まずは「全部アリ」の姿勢で、聞いてみる、考えてみる、進めてみる。

そして自分が色々考えた上で、目的達成に向かって必要な要素とか考え方を積み重ねていくしかないんですよ。

今の自分の考え方とか能力でジャッジしたところで、今の自分よりもそんなに上に行けないんですね。

ブレーキを外したいなら考え方を変えるしかない

いきなりの「変化」を求めない

これまでずっと人生サボってきた人は、これから突然変化はできないですよ。

これまで真面目にやってきた人は、言うまでもなくこれ以上の変化が難しいわけです。

だからこれまでの自分とは大きく違う路線に行きたいのであれば、自分のベースを変えるしかないんですよ。

特に人間が一番やっていることは、呼吸の次が思考ですよね。1日の中で一番やっていることは何だと言われたら、もう考えることですよね。

だからここのベースを変えずに薄っぺらい知識や言葉をどんどん重ねていって、自分を変えようというのは無理なんですね。

多くの人は感動して心が動かされて、行動が変わるような言葉が好きですけど、言葉で変わるような人間というのは、薄っぺらいだけでまた別の言葉で戻されるんですね。

短期間で身につけた能力は短期間で使えなくなる

なんか3日とか1週間ですごい能力を身につけたがりますけど、3日で身につく能力は他の人も3日で身につけるから価値はなくなるんですね。

そうではなくて凄く王道なんですけど、自分が24時間しっかり頭を何かの方向に使うことが大切です。

それが1年経てばすごい時間ですよね。5年になればとんでもない時間ですよね。

ここまで行くと、昨日今日で興味を持った人にはとても追いつけない世界になるじゃないですか。

そこで人との差別化というのが生まれるんですよ。

好きなことや本当に興味のあることだったら、一日中考えてたりしますよね。その前向きに考えている時間が積み重なって、研鑽になってその人を押し上げるんですよ。

よく「1万時間やったら専門家」というひとつの水準の話があったりしますけど、それは真面目にやってたら何年もかかる話ですよね。

だけどそれがバックボーンにあって、その人を押し上げているから、誰にも真似ができなくなるわけですよ。

それをインスタントにテクニックを聞いて、本を読んで、セミナーを受けてとかで、大きく変えられると思っている考え方から変えないといけないんですね。

セミナーに参加しただけでプロになれるわけがない

運動とかも正にそうだと思うんですけど、凄いインストラクターをつけて、凄いテクニック凄い機材を使ったら、3ヶ月で20年やっている人に勝てるかといったら、絶対勝てないじゃないですか。

そもそも追いつけないどころか、足元にも及ばないですよね。

だけどそれをビジネスやセミナーとかの場では期待する人が多いんですよ。

なんか凄いことを教えてもらったら、その道20年の人に勝てるんじゃないか、みたいに思っちゃう。

皆も一生懸命に生きてるので、どの領域でも考えている人や深い人がいっぱいいて、凄い人が多いんですね。

そこにいくら良くまとまっているからといって、基礎的な知識だけを学んで、「私はこの業界は学んでますよ!」と入ってこられるわけがないんですね。

だからそんなことに踊らされてないで、一番のベースの部分、日々の考え方、本当の反射神経のように湧いてくるデフォルトの考え方を変えていかないと、何も変わらないというのが、強く最近思うことです。

本日は以上になります。ありがとうございました。

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