起業して失敗する意外な理由!行動力のある人が陥る「やらなきゃ」の落とし穴

どうもこんにちは、Gです。
今日はできるからといってやらないということについてお話をしたいと思います。

起業して失敗する意外な理由

自分でやるビジネスには終わりがない

行動が大事、インプットばかりしても、アウトプットしないと結果が出ない、これはもう分かっていることだと思います。

既にインプットばかりするステージは超えて、実際に行動を始めた人が陥りやすいことがあります。

それが今回のテーマである「自分がやるべきことを自分でやってしまう」という落とし穴です。

自分がやるべきことをやる、それが落とし穴というのはどういうことでしょうか。

実は「やること」というのは、無限に増えていくんですね。

例えば、上司とか人に指示されてやる仕事というのは、終わりがありますよね。

ここまでやれば終了、この時間までやれば終了、提出すれば終了みたいなのがあると思います。

ところが自分で考えて、自分で決めて、自分が追い求めてやることは、いくらでも上を目指せるわけです。

学校のテストではないので、100点が満点じゃないんですね。

100点の上に1000点もあれば、1000点の上に1万点だってあるわけですよ。

つまりやることは本人が思いつけば、いくらでもあるんですね。

タスクは発生し続ける

やることは、分かりやすくタスクにまとめたり、整理してto doリストにしたりすると思うんですけど、

それはやって終わりではなく、やったら次のto doが発生するんですよね。

例えば自分でホームページを作ってみたとします。

そのホームページは、作って終わりとはならないんです。

そのホームページにどれくらい人が来るかアクセス解析をしないといけない、

アクセス解析はどうやるのか調べないといけない、

効果測定をして、改善点を出さないといけない、という風に広がっていくわけです。

商品を作るという場合、それをどこで売るのか、売った人に対してフォローはどうしようか、

発送やダウンロードとかお客様の対応はどうしようか、みたいに広がっていきます。

つまり何かをやって完成すると、その次にやるべきことは増えていくわけです。

さらに言えば、今の話はゴールが見えるものです。

でもライバルはどんなことしてるのか、世の中にはどんなサービスがあるんだろう、

そういったリサーチはゴールが見えないですよね。

調べることなんて無限にできてしまうので、いくらでも調べられるわけです。

自分で考えて、自分で生み出すことは、やればやるほど、やることは増えていくんですね。

これは実際にやり始めた人、動き始めた人は分かると思うんですけど、

サラリーマンみたいに人に仕事を貰ってやっている頃とは違うんですね。

やったらどんどん減っていく、終了するというわけではないんですよ。

そういう自分で何かを起こすという世界に進んでいったとき、

自分の体力と時間というリソースをいかに上手に使うかが大事になっていくわけです。

「できること」と「やるべきこと」は別

自分のやること、やるべきことは分かると思うんですけど、

だからと言って自分でやろう、自分でやらなきゃと思っていると進みが遅くなるんですね。

仮に前に進んで何かが完成したとき、

その完成したものを精度を高めたり、販売したり、手直ししたり、フォローしたりする為に新しいタスクがドバっと増えるわけです。

そして他の作業ができなくなったり、圧迫されたりするんですよ。

だから「できること」とやるべきこと」は別なんです。

自分でやればお金が掛からない、そう思って自分でやりたがる人は非常に多いです。

それは最初のうちはいいですけど、だんだん進んで行くとパンクするような話なんですね。

しかも自分でやると進みが遅くなります。

慣れてる人なら一時間でできることが、慣れてない人が調べながらやると一日かかる、そんなことだってあるわけです。

だったら自分の時給換算で言えば、1000円くらい払って、他人に一時間でやってもらった方が良かったりするわけですよ。

だからやるべきこと、できること、これを一緒にしない。

自分が本当にやらないといけない、自分にしかできないことに集中するべきなんです。

アレもコレも「やらなきゃ」となる根本的な原因

それでもし時間が余ったら、余らせておけばいいんですよ。

無理にあれもできる、これもできる、それもやった方がいいみたいな感じで、

やることを無理に詰め込んで増やしてしまうと、その時点で手一杯になってしまって、将来においてはパンクするんですよね。

何かを始めようというときは、やる気に満ちてアレもコレもとなるんですけど、大体は長く続きません。

最初はめっちゃブログの記事書いてたけど、3ヶ月もしたら全然書かなくなった、なんてよくある話ですよね。

それはやるべきこと、やれること、やった方がいいこと、その辺が全部ごっちゃになっているんです。

優先順位が定まってないので、全部やろうとして、体力や時間が足りなくなってパンクして、どれも形にならずに終了、という風になるんですね。

これはよくある話なので、何かを作ろう、やってみようと思っているけど、なかなか形にならない、上手くいかないという方がいるかもしれません。

その場合は自分のやっていることのリソース配分を見直して、

「できるから」でやっちゃってないか、「やった方がいいかな」でやっちゃってないかを見直して欲しいと思います。

起業して失敗する人の共通点

ブラッシュアップの為に学ぼうとする

あとは例えばなんですけど、自分の知識や経験をまとめて、教材として販売しようと思っている。実際にもう作り始めているとします。

その一方で、最新のネタや事情を調べようと、本やセミナーで学ぼうとする

実はこれは害悪なんですね。

なぜなら新しい情報をインプットすると、いま作っているものにフィードバックしたくなるからです。

そうすると現時点で作っているものが完成しなくなってしまうんですね。

役に立つ(かもしれない)ものを学ぼうとする

さらに「将来役に立つかもしれない」という理由で、自分が作っているものに直結しない分野を学ぶのも良くないです。

例えばFacebook広告のやり方は知っておいた方が、将来役に立つかもしれない。

WordPressでホームページの作り方を知っておけば、お金をかけずにできるかもしれない。

そんな感じでセミナーに行きますが、それが将来使うか分からないじゃないですか。

そんなものにリソースを使ってしまうから、いま一番大事なものが完成しないんですね。

起業して失敗しない為にやるべきこと

だから学ぶことを否定するわけじゃないですけど、

アウトプットのステージに移ったときは、本当に必要なものだけ学ばないと、

学ぶことにリソースを無駄遣いしてしまうんですね。

将来の為とか、知っておいた方がいいだろうとか、インプットすること自体楽しいですから。

どんどんアレも知りたい、コレも知りたい、コレも買ってみようとなるんですよ。

そういう人ほどノウハウコレクターで止まってしまうじゃないですか。

もちろん「何も知らない。だから学ばきゃ」というステージならまだ良いんです。

でも既に自分が動き始めたら、使うか分からないものを追い求めるのは止めて、

いま自分が直面している問題を解決するものだけ学ぶべきです。

例えば自分がFacebook広告をどんどん打ち初めて、これをもっとよくする為にどうしたらいいんだろう。

自分がセールスレターが書き上がってて、実際に販売も開始して、これの成約率を高める為にはどうしたらいんだろう。

というときに学びに行けばいいんですよ。

それも変な話、将来は人に頼むかもしれないじゃないですか。

必要なことだからといって、自分がやるとは限らないわけですよね。

なのにそれをお金と時間をかけて学びに行くのは無駄なんですよね。

で、前半にお話したようにこの世にはやれること、やること、というのは無限にあるわけなので、

だから取捨選択が非常に重要で、絞り込まないといけないんですよ。

これを大事なことだからといって、自分で何でもやってしまおうとすると、

時間という予算が切れてしまって、上手くいかなくなるわけです。

やはり考えることが大事なので、自分がいまやっていることで、

本当に自分の目的を達成する為に直結しているものだけを残して、

間接的に向かっているんじゃないかなぐらいのものは、

一旦、全部止めてしまった方がいいんですよ。

みんな2歩も3歩も先に役に立つかも、みたいなことまで一緒くたにやっちゃうんですよ。

だから途中で止まってしまうんですね。

本当に成果を出したいなら、できるからといってやらない。

自分がやるべきこと、自分の目的達成に貢献することだけをやる。

それ以外についてはちょっと考える、基本やらなくていい。

これが本当にポイントとなります。今回のお話は以上になります。ありがとうございました。

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