どうもこんにちは G です。
今回は相手に好きになってもらう方法についてお話したいと思います。
人に好かれるには?
まあ人に嫌われたいなんて思う人は、ほとんどいないですよね。
普通の人は、人に好かれたい、皆に好きになってもらいたいという風に思っていると思います。
でも実際の世の中では、相手に好かれていなかったり、好きでも嫌いでもなかったりする人も多いわけです。
ところが職場とかの人間関係では、やっぱり相手が自分のことを好きでいる、好きっていうのは恋愛的な話だけじゃなくて、人間的に好きとか、そういう好意を持っていてくれている状態の方が気持ちもいいし、
実際に何かを頼んだり頼まれたり、仕事を進める上でも話も通りやすくて非常に良い状態ですよね。
そこでなんか説得のテクニックとか、心理学とか難しい話よりも、相手に好きになってもらうことが最上位のやり方としてあるわけです。
一見、相手に自分を好きになってもらうのは、すごく難しい話に思えると思うんですよ。
相手に自分のことを好きになってくれるかどうかをコントロールできるなら、それは凄い話ですよね。
でもやり方が一個だけあるんです。
それは「まず自分が相手のことを好きになる」ということなんですね。
世の中には、「自分ができること」と「自分にはどうしようもできないこと」の2つがあります。
相手に好きになってもらうことは、自分にはどうしようもできないことの方なんですね。
だって相手がどう感じるか、どう思うかなんて相手の頭の中に手を突っ込んでいじれるわけじゃないんで、自分には出来ないことなんですよ。
できないことをしようって思うから難しいし、そもそもそれはできないんですよね。
一方で、自分がその相手のことを好きになるのは、当然自分が直接行動することなので、「自分ができること」なんですね。
やはり人間というのは、自分に好意を寄せてくれてる人の事をなかなか嫌いに思えないんですね。
例えば同じような出来事があったとしても、嫌いな人がそれをやったら腹立つわーとか、ほら言ったことか、やっぱりダメなやつだっていう悪い評価が出るかもしれませんけど、
好きな相手がそれをやったら、しょうがないなぁとか、助けてあげようかなという風に好意的に解釈ができますよね。
だから相手が自分のことを好きになってくれてるってなったら、人間は悪い気持ちはしないし、相手のことを悪く思い辛いんですね。
そういった状態で何か出来事が起きた時には、当然好意的には返すしかないっていうか、返さざるを得ない状態になるんですよね。
さらに言えば人間は「返報性の心理」というのがあって相手が何かしてくれたら、こちらも何か返さないと悪いかなっていう風に負い目を感じてしまうんですよ。
だからこそ相手が自分のことを好きだっていうのが分かれば、自分は相手のこと嫌えなくなるんですね。
それを押し付けると言うといやらしいですけど、こっちが相手のことを先に好きになってしまえば相手も、こっちのことを悪く言えなくなる、少なくとも嫌いではいられなくなっていくんですよ。
だからこそまず自分が相手のことを好きになる、大切に思うことがすごく大事なんですね。
嫌いな人との付き合い方
「我慢しろ」という意味ではない
こういう話をすると、あの人とは価値観が合わないし、好きになんてなれないって思ってしまいますよね。
でもそうじゃなくて、「そういう考え方なんだな」って思うだけでいいんですよ。
相手には相手の価値観がある、相手は相手の人生があるって言うことをちゃんと認めた上で、相手がこういう考え方をしてるんだなっていうところに興味を持って、それを認める。
相手の行動は自分から見たらあまり心地いいものではないかもしれないけれど、それはそれで置いておいて、この人のことは好きだな、いいところもあるし、こういったところが好きだなっていう風に考えるくらいでいいんですね。
別に相手の嫌なところを飲み込めとか、我慢しろって話ではないんですよ。
人は人、自分は自分っていうお互いに独立した自我を認めたうえで、相手の良いところに目を向けて、相手はこういう良いところがあるから好きだっていう風に思えばいいだけなんですね。
思っているだけでいい
そして好きだっていう風に自分が勝手に思ってるわけなので、それに対して何の見返りも求めないことが大事なんですね。
例えば相手のことを好きだって言ったら気持ち悪がられたとか、嫌われたみたいな人もいるかもしれないですけど、
そういう人は、なんか自分が相手のことを好きなんだから、あんたも俺になんかしてよみたいに対価を求めてたり、自分は相手のこと好きなんですっていうのを気持ち悪く押し付けてたりするから、相手にしてみれば気持ち悪いっていう感じで受け入れ難いんですね。
別に相手に何も求めないで、ただ道端の花が綺麗だな、猫がいたら可愛いなっていうぐらいの感じで、この人にはこういう良いところがあるから好きだなぐらいの話でいいんですよね。
結局、関係性がフラットじゃないから変にギクシャクしたり嫌がられたりするんですよ。
自分が相手のことを好き、それで全て終わりでいいんですよ。
「君のこと好きなんだからさ、やってくれるだろ」みたいなことを言う上司もいますけど、そんなのとは違うんですよね。
そういう風に相手に何も求めずに相手をただ認めて尊重して、そして相手のことを理解しようとして、相手に興味を持って相手のことを好きだなっていうスタンスになれば、
決して相手を不快にさせる行為ではないわけですから、少なくとも悪い評価は返って来ないんですよ。
自分が相手のことを好きで、相手に興味を持っていたら、相手も返報性的にこちらに興味を持ったり、こちらのことを好きになってくれるんですよね。
そういう関係というのはお互いにとって居心地がいいし、馴れ合いではないけれど、お互いに独立してお互いに尊重されている状態になるわけです。
その上で例えば相手を説得するとか、相手にお願いするという話をするのは非常に通りやすい話なんですよね。
逆に相手のことを嫌っている、もしくは嫌われてる状態で相手とコミュニケーションをとるのはもはや苦痛じゃないですか。
だからそこの関係性を良くする意味でも、相手のことを好きになって相手に好きになってもらうのは非常に有効なわけです。
捨てるべき考え方
そしてさらにもうひとつ付け加えるなら、自分から相手を好きになるのが苦手な人は、なんか相手に対して白旗を上げたとか、相手よりも下に入った、相手に負けたみたいな気持ちになってしまう人がいるんですよ。
これは男性に多いんですけど、なんか相手がこっちのことを好いてくれるなら、好きになるけど、こちらから好きだっていうのは嫌だみたいな感じなんですね。
例えば相手から頭を下げてきたらこちらも許すけど、こちらから頭を下げるのは嫌だみたいなのと一緒ですよね。
でもそういう考えをしてたら全然うまくいかないわけです。
そもそもそこで勝ち負けとか、上だ下だみたいな関係性を作ろうとしてしまってるので、そこに好きみたいな心地いい関係は発生しないんですよね。
だからそういう考え方を捨てないといけないわけです。
好きな人に囲まれた人生を送る方法
そして何より相手を好きになるということは、実は一番メリットがあるのは自分なんですよ。
結局、世の中を見渡した時に自分の嫌なもの、嫌いなもの、どうでもいいものが溢れている自分の人生と自分が好きだな楽しいな素敵だなって思うものが溢れている自分の人生、どっちの方が幸せな人生かを考えて欲しいんです。
やっぱり自分の好きなものに囲まれてる人生の方がいいですよね。
もし自分と関係性のある人間のことをみんな好きだったら、もう好きな人に囲まれた人生になるわけですよね。
そしてこれは自分で取捨選択できる、自分で決められる事なんですよ。
自分で勝手に上下関係を作ってあいつは嫌いだ、あいつはメリットがある、なんて良いものと悪いものをラベリングして生きるのか。
良いところも悪いところもあるけれど、みんな価値のある素晴らしい人で、自分はそんな素晴らしい人に囲まれて幸せを感じて生きるのか。
それは自分で自由に選べることなんです。
だから嫌いなものが多い人生は純粋に損なんですよね。好きなものが多い人生というのは、純粋に自分の人生が得なんですよ。
だから損得の話だけじゃないですけど、やはり自分自身が幸せになるためには好きな物を増やすことが一番手っ取り早いし大事なんですね。
まずはその一つとして、相手のことを好きになる。自分と関係性のある人みんなを好きになる。
でも例えば、相手との関係があまりにも悪くて、どうしてもこの人だけは好きになれない、好きになったらトラブルしかないっていう相手がいたら、その人のことを嫌うんじゃなくて関係性を切る、その人から連絡しても返事をしないとか、その人がいるコミュニティに行かないとか、それが職場であったら、極端な話辞めてしまうとか、辞められないのであればその人の相手はしないとか、
嫌なものを憎むのに労力をかけるのではなくて、嫌なものは完全に無かったことにしてしまうんですね。
そして自分がちょっとでもいいところを見つけ出せる許せる存在は、みんな好きのカテゴリに入れてしまう。
そういうことをすると、好きなもの幸せなものに囲まれた人生になるっていう事なんです。
では今回は以上となります。ありがとうございました。
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