どうもこんにちは G です。
今回は、問題解決で大切なことは対症療法より根本治療というお話です。
問題解決に必要な視点
問題解決の方法は2種類ある
人生というのは問題解決の連続なんですね。
生きるためには、食べ物を食べないといけない、お金を稼がなきゃいけない、人とコミュニケーションを取らなきゃいけないっていう風な何かしなきゃいけないこと、つまり問題が存在しているわけです。
それを解決していくことで、日々生きていくことができるんですよね。
そしてその問題を解決する方法として「対症療法」と「根本治療」という2つのやり方があるんですよ。
それぞれの内容は、言葉の通りなんですけれど、この私のブログを読んでくれてるような方というのは、中小企業のトップの方とか、お医者さん、将来起業したいと思っているサラリーマンの方とか、優秀な方が多いんですよ。
で、優秀な方というのは、目の前の問題解決も上手なんですね。上手いし早い。
だけど、だからこそ目の前の問題を素早く解決してしまう対症療法に目を奪われがちなんですね。
対症療法と根本治療の違い
例えば、風邪をひいてしまって仕事ができない。
この問題を解決するときには、対症療法として、風邪薬を飲むとか病院に行く、痛み止めを飲む。そういったことをすると思います。
もちろん、それはそれで大事なんですけど、今回は薬で治ったけど、また数ヵ月後に体調を崩した、しょうがないからまた薬を飲んだっていうのを繰り返していたら、いつまでたっても良くはならないですよね。
逆に言うと悪くなっていくんですよね
だからこういった問題の時は根本治療として、そもそもなぜ風邪をひくのか、なぜこんな体調を崩すのかを考えて、そちらに対処する方が大事なんですよね。
例えばお酒の飲み過ぎで体力が下がっているとか、運動不足で免疫力が下がっているとか
徹夜のし過ぎで体調が悪くなりやすいのであれば、
そもそもの原因であるそちらを潰していった方が風邪をひかない、体調を崩さないという意味では良いわけですよ。
どうしても優秀で忙しい方は、次から次へと人に指示を出したり自分の問題を解決したりしていくので、対処療法的な選択肢を選びやすくなるんですね。
だけどそれではまた同じ問題が発生するので、問題の根本原因を見つけてそれを対応することの方が大事なわけです。
根本治療で問題を解決するには
で、この対処療法ではなく根本治療するために必要なことは、やはり問題の本質をつかむことなんですよね。
なぜこの問題が発生しているのか
ここを考えられるようにならないと、いつまでたっても目の前に起きている表面的な問題に対する対症療法をやってしまうわけです。
例えば、部下がミスをした。
そのミスを対症療法的にカバーするだけだと、おそらくミスはあまり減らないんですよ。
またミスが繰り返されるわけです。
そのうちに「あいつはミスが多い奴だ」だっていう評価になって、そいつを強く叱ったり、注意したり、場合によっては辞めさせたりする羽目になるんですね。
だけど逆にミスが多いのはなぜなのか、なぜ彼はミスを繰り返すのかを考えて、それを仕組みとして止めていった方が、根本的な解決になるんですよね。
同じように離職率の高い職場があったとします。
その時に「いまどきの若い子は根性がない」とか言っても意味がないわけです。
じゃあ辞めたい人に「ちょっと話を聞こう」と親身になって話を聞いあげた、おかげで引き止めることができた。
一見、これは美談のようですけれど対症療法なんですよね。
職場の根本的な問題が解決してないわけです。
また別の機会に同じ人か、もしくは別の社員が辞めたいっていう可能性が高いんですよ。
もちろん、辞める理由が個人の中にある場合は、対処できないですけど、離職率が高いということは、それが繰り返されてるわけですよね。
だから職場に問題がある可能性が高いですよね。
そちらの根本治療はした方が今後の予防にもなっていいんですよね。
問題解決の正しいアプローチ
だから繰り返しますが、忙しいサラリーマン、忙しい経営者の方というのは、すぐに目の前の問題を解決しようとしてしまうので、対症療法に走りがちである。
でもそれだと根本解決にならないから、その問題は繰り返されてしまう。
だから大切なことは根本治療であると。
そしてその根本治療をするためには、問題の本質を正しく掴むことが大切ということです。
それでは今回は以上となります。ありがとうございました。
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