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どうもこんにちは G です。
今回は、先日のGoogleとリアルビジネスの融合の続きをお話したいと思います。
目次
全てのビジネスに関係がある理由
人間はGoogleのセンサーと化す
前回のお話では、Googleマップが進化していて、お店に入ってきたお客さんの数とか混み具合とか、そういったリアルのお店の情報も全部含めた媒体に変わってきているというものでしたね。
補足すると、これはある意味での『IoT(Internet of things)』 みたいなものなんですね。
全てのものにセンサーがついて、インターネットと繋がると、色々なもので革新的な変化が起きるというのは、概念としてはみんな分かっていますけど、じゃあ改めてインターネットに繋がる媒体とかを作るかと言うと、なかなか増えないじゃないですか。
今は自動販売機にセンサーがついたぐらいで、これも「自動販売機がインターネットに繋がってどうすんだよ」とか言う人も多くいましたけど、インターネットに繋がって在庫管理を自動的にできれば品の補給だって無駄がなくなりますよね。
全然減ってない自動販売機には行かなくてもいいわけですし、逆にすごくものが減っている自動販売機に優先的に行くこともできるようになります。
そしたら省エネだし、チャンスロスも防ぐことができるから、ビジネスとしては大事なわけです。
IoTの効能として、そういう話はあるんですけど、それよりももっと大きな概念として、Androidのスマートフォンを使っている人間全てをセンサー代わりに使い始めているんですよね。
これって結構恐ろしい世界ですよね。
Android使ってる人間は、もう全員Googleのセンサーなんですよ。
それでお店の売り上げとか混み具合とか、そういったことすらも全て管理され、向こうの媒体をうまく使わないと苦しくなってくる世界に今なってきているわけですね。
そういう風に情報というものを制御して、管理して、再利用することで、完全にリアルのお店、営業活動とかの集客活動において非常に使えるツールにどんどんなってきている。
というより逆にそれをしないと、もう苦しい時期になってきているんですね。
だからホームページを作りましょう、SEOしましょうとかいうのは、もう2番手3番手で、Google対策みたいなことをこれからは考える必要があるんですよね。
個人(専門家)の時代
例えばアメリカでは、「相続税 マンハッタン」とかで検索すると、もうお店じゃなくて、そこの地域の相続に詳しい個人のホームページとか情報が出たりもするんですよ。
アメリカは日本よりも遥かに進んだフリーランス社会ですけど、個人でその仕事を受けられる人間や優秀な人間というのが、もうGoogleの検索結果に出るようになってきているんですね。
今までは「相続のことを相談したい」と思った時は検索して、そういう相続系の税理士事務所とか出てきたわけですけど、将来的にはピンポイントで優秀なプロフェッショナルと繋がれるわけです。
今ビジネスしてる人、今個人でやってる人も、自分が検索してもらえて、ダイレクトに出ていく時代になっていくんですね。
逆に言えば、そういった準備ができていないと誰からも検索されない、お仕事がインターネットから一切入ってこない時代にどんどんなっていくということです。
検索結果に出てこない = 仕事がない
昔、インターネットで仕事をやり取りする時代になった時に、50代ぐらいとか、ちょっと一時代、二時代前にデザイナーやってましたとか、そういった人達が仕事がなくなったんですね。
そこで「何か仕事ありませんか」といういう、なんかどぶ板営業みたいなしてきた人が結構いたんですよ。
昔は印刷会社から声をかけてもらったとか、知り合いから声をかけてもらった仕事で回っていたわけなんですけど、インターネット上で仕事を頼むことができる時代になってきて、そういった人たちにお声がかからなくなったんですよね。
そういった人たちは、地域とか知ってる人の紹介だからみたいな目で見てもらえなくて、当然デザインのクオリティと値段で、厳しく競争にさらされるじゃないですか。
だからそういう人達は仕事がどんどんなくなって、物凄く苦しくなったんですよ。
インターネット上で仕事を頼むことができるようになった、それ専用のランサーズとかクラウドワークスというサイトもできていったと。
でも結局、そのサイトの中でまた競争が起きて苦しくなってるじゃないですか。
だから今度は、そういったサイトの中で限定された話じゃなくて、Googleというものが、世界全てのリアルにダイレクトに繋がるようになったときに、
自分がそこに居場所を持っていないと、誰からも検索してもらえない、仕事が取れない状態になってくるはずなんです。
これ本当に大事なことで、そういう時代になってから、何か頑張れば自分もそういったポジションが取れるって言うと、そんなことは絶対ないんですよね。
今から何かをやってて、ポジションをもう既に作ってる人間が、そういう時代になったときにそこに滑り込みるっていう話なんですよ。
今のうちにやるべきこと
一発逆転を期待しない
例えば年配の人で、お金持ちになったら女遊びができると勘違いして、「だからお金稼ぎたいです」という人が結構いるんですよね。なんかお金持ちになったら、後は女の人にガツガツ行きたいですみたいな。
でもそんなオッサンって当然お金持ちになってもモテないんですよ。
年寄りになってモテる人というのは、若い頃からモテてるんですよね。お金がなくてもモテてるんですよ。
若い頃にお金がなくてもモテていた、若い頃からモテてた人間が、ずっと年を重ねていって、若さという武器は失った代わりに、お金とか落ち着きっていう新しい武器を手に入れて、50,60になって、またその年でもモテてるわけですね。
なのに若い頃の武器も持ってない。年をとって「お金」という武器さえ手に入れれば自分はモテてるというのは、大きな勘違いで、お金しか見てもらえないというか、多分そんな人はお金の使い方も分かってないので、お金をぶんどられて終わるんですよね。
だから「何かが起きれば自分もワンチャンある」みたいな発想は本当に辞めるべきなんですよ。
でも多いんですよね。なんか今会社勤めでストレスもたまって辛いけど、月100万円稼げるようになって、起業して独立すれば幸せが待っているみたいに思う人。
それも同じような話で、今よりちょっとマシになるかもしれないけど、そうなったらそうなったで、今度足りないところが見えてくるんですよ。
何にせよ、今の状態で仕事ができてる、人に求められてる、モテてる、幸せであるっていう状態の人が、さらに努力して次のステージに行った時にその枠が広がるというだけで、
いま不満ばかり抱えてる人間は、「何かをすれば自分は幸せになれる」というのは間違いなんですよね。どのステージにいてもやっぱり悩みとか苦しみとかはあるんですよ。
だから、今の状態で楽しめないとか、今の状態の足場がしっかりしてない人間というのは、上のステージにもそもそも行けないし、行ったとしてもうまくいかないわけです。
「仕掛ける側」と「仕掛けられる側」のどちらに行きたいか
これから世の中というのは、先ほどの検索も含めて半端ないスピードで変わり続けるわけですよ。
変わっていったときに、ただ変わっていった便利なサービスを享受するだけで、あまり美味しい思いができない下流の人と、そういったものを使いこなして、どんどん自分の収入とか立場とかを上げていく上流の人との二極化が進むんですよね。
仕掛ける側と仕掛けられる側の大きな差が開くわけですよ。
その時に仕掛ける側に行きたい人は、今の自分の足場を固めるとか、今から色々なものを築き上げておくとか、そういうことをしておかないと、当然そっち側には行けないよっていう話なんですね。
将来、新しいサービスが始まって、それを習って、お金を払ってセミナーに行って、なんかそのやり方を学んだら自分はポンとそっち側に行ける。
それはもう幻想なんですよね。
だから今の自分をまず一歩一歩上に高めていく為に色々勉強していきましょうという話でした。
それでは今回は以上となります。ありがとうございました。
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