どうもこんにちはGです。
今回は環境を変えて思考しようということについてお話したいと思います。
目次
アイデアが出ない理由
まず人間がものを考えているときは、周りの環境の刺激を受けて考え方が変わったり動いたりすることが非常に多いんですね。
人間というのはパターン認識とか、つまり見たもの聞いたもの感じたことが頭の中に残ってて、当たり前の話ですけど大体同じものを見ると同じように感じるわけですよ。
例えば、焼きそばの香りを嗅ぐと焼きそばが食べたくなくるのは、結びついているわけです。そういうのもある種の刺激なわけです。
ところが多くの人というのは、働いてる人は朝起きて会社に行って、そのまま帰ってきて、ご飯食べたりお風呂入ったりして、何かをして寝るというルーチン的な生活をしているわけですよね。
そうなると入ってくる刺激というのは、結構ワンパターンになりやすいんですよ。
そうすると自分の中では色々考えてるつもりなんですけど、与えられている環境とか刺激は大差ないので、考えていることもあまり変わってなかったりするんですね。
だから例えばアイデアが沸かないとか、そんなことを考えつきもしなかったというのは、その人の能力が足りないというより、考えが生まれるきっかけが与えられてないんですね。
つまり脳に必要な材料が届いてない可能性も多いんですよ。
だから例えばお酒を飲んだときは、普段だと思わないアイデアが出ることがありますよね。
それはお酒のせいで、脳の一部が麻痺したりとかで別の回路がつながって、普段なら思わないことを思うとか、感じるということができるようになってるわけです。
アイデアが出ない人は何をすればいいのか
「いいアイデア」を思いつく人がやっていること
まあそれのためにいつも酒を飲むというのは、建設的ではないので、それよりも例えば、一本違う道を通って通勤してみるとか、少し時間があったらスマホいじるんじゃなくて、ちょっと散歩してみるとか、知らない街へ行ってみるとか環境を変えて、そこでものを考えてみるといいんですね。
そういうことをすると、普段の自分なら思いつかないようなことが、思いついたりするんですよ。
よく机の前で唸ってもいいアイデアが出なかったけど、トイレに行くとか立ち歩いたりとか、場所を変えたらアイデアが出たとかあるじゃないですか。
結局、ああいうのも外部刺激なんですよね。
それは直接的に考えることにつながっているような刺激じゃなかったとしても、やっぱり人間の脳というのは、そういうところからヒントを得たりとか、
もしくは何らかのバタフライ効果的なものがあって、頭の中で連想が起きて思いついたりするんですよ。
だから意識的にやらないと、そういう環境は変わらないので、自分からまずちょっと違うことをしてみるとか、違うルートを通ってみる、違うものを食べてみる、違うお店に入ってみる、旅行してみるとか、そういうのをやると非常にいいんですね。
ちなみに私の知ってる北海道でビジネスをやっている人で、すごく儲けている人がいるんですけど、その人はセールスの文章を書くときに山に登るらしいんですよ。
山に登って北海道の町並みを見下ろしながら、ベンチに座ってノートパソコンでパチパチ書くらしいんですね。
やっぱり山に登ると、足を使って血流も良くなるので、頭も冴え渡るし、山の中には看板とかの無駄な情報があまりないので、集中もできるんですよ。
ある種の非日常でもあるので、発想も回るということで、非常に良いことずくめじゃないですか。
でもなかなか多くの人は、そういった文章を書くために山に登ろうという発想がないので、そういうことはしないわけですよ。
そうすると机の前でうんうん唸って書き上げちゃうから、あまりうまくいかないんですよね。
だから文章書く為に喫茶店に寄るというのも、ある種環境を変えてるわけですけど、同じ喫茶店にいつも行くんじゃなくて、日によって店を変えてみるとか、意味もなく電車に乗って意味もない駅まで行ってみるとか、そういうことが重要なんですよ。
自分の可能性を広げる方法
環境を変えて色々なことを思いつけるようになったら、次にすごく大きいことを考えて欲しいんですよね。
大きいことというのは、例えば大げさなこととか、世界を変えてやるぜとか、夢を語るみたいな、そんなレベルのことを考えてほしいんですよ。
これを私は『男の子タイム』って言ってるんですけど、小さい頃は「将来はこんなことするぞ」とか「こんな風になりたいぞ」みたいなことを考えてたはずなんですよね。
ところがだんだん歳をとって現実が見えてきて、自分の手の伸ばせる範囲がわかってくると、それをどんどん考えなくなるんですよ。
身の丈に合ったことしか考えなくなっていくので、身の丈スタートの発想とか自分の未来予想をしちゃうんですね。
それってすごくもったいなくて、自分の力だけでは無理であっても他の人と協力し合ったりとか、もしくは世の中のテクノロジーが変わったりして、いきなり手が届くようなことに変わったりすることもあるわけですよ。
だったらそういうことを常日頃考えておかないと、パッとそういうチャンスが来たときに見逃すんですよ。
まあ『男の子タイム』って言いましたけど、別に性別も年齢も関係ないので、そういう子どもの頃のような純真な夢をいつでも取り出せるようにしとこうっていう発想なんですね。
そうしないと、例えば数年後とかに、100億円企業を作ってるみたいなことは普通の人間思わないじゃないですか。そんなこと有り得ないって思っちゃうんですよ。
でも今の時代って、一発当てちゃえば有り得ない話ではないんですよね。
でもそういうことを自分の中にほんのちょっとでも持っとかないと、そういうことをしようとすら思わない。
人間というのは問題が与えられると、それに対する答えを考えられるはずなんです。
だから「今の俺が100億企業を作ろうと思ったら、何したらいいんだろう」と思った瞬間に、色々なニュースとか成功企業とかいうものに目が向くようになるんですよ。
そうすると、結局それがその夢に直結してなかったとしても、それがきっかけでいろいろ新しい情報がインプットされたりとか、新しいものに興味を持てたりとか、やっぱり自分の為にはなるんですよね。
その思考においても、常に自分の現状スタートにしてしまうと、世界は小さくなる一方なので、あえて全然違うレベルの巨大なことを考えて欲しいんですよね。
その為には、いつもの環境ではなかなか考えられないわけです。だから意識的に環境を変えて、脳への刺激を変えて、考えて欲しいと思います。
アイデアが出ない人が失っているもの
「なんとなく」じゃ変わらない
こういうのは別に人に言う話じゃないので、何を考えてもいいんですよ。
ただ例えば「あなたの夢は何ですか」と聞かれたときに、たぶん子供はスッと答えるんですよ。
野球選手になりたいとか、ユーチューバーになりたい、お城のような家に住みたい。
ところが例えば30,40歳を超えた人に「あなたの夢は何ですか」と聞くと、お金貯めて働かずに暮らすとか、微妙なこと言い出すか、もしくはうーんってなるんですよ。
うーんって考えないと出てこないことっていうのは、その場で考えているだけだから、その答えを持ってないということなんですね。
答えを持ってないということは、もう夢を持ってないということなんですよね。
じゃあやっぱり持ってないものは叶わないんですよ。求めてないものが叶うわけがない。
だから夢でも自分の人生のゴールでもなんでもいいんですけど、それを明確化してパッと聞かれたときに、パッと答えられるようにしていくことが非常に重要なんですね。
これはビジネスにおいても人間関係においても同じです。
例えば人間関係において、奥さんとの仲が微妙だというときに、「あなたは最終的に奥さんとどういう風になるのが理想ですか」という風に聞かれて、その瞬間にパッと答えられるようになっておかないと、そうは当然ならないんですよ。
現状が変わってくれたらいいなぁという妄想では、どう変わったらいいのかっていう答えが存在してないんで動かないですよね。
だから本当は自分の求めるものとか、進んでいく方向に対して、今の時点の答えを全部明確に持っておかないといけないんですよ。
だけどそれを多くの人は持たないまま、いい方向に行きたいなというだけでフラフラしてるので、結局あんまり変わらない日常を繰り返すことになっちゃうんですよね。
やはり人間は環境にすごく影響される生き物なので、普段の自分がなかなか考えないことを考えるために、環境をいろいろ変えましょうということです。
だからいろんなお店に行ってみる。色んなことをしてみる。普段はもう絶対見ないようなテレビ番組を真剣に見てみるとか、
自分だと絶対選ばないような料理のメニューを頼んでみるとか、わざわざ一本遠い道を使って帰るとか、わざと自分からすごく損するようなことをしてみるということが、結局は自分に返ってくるんですね。
損得を考えると損をする
みんな目の前の損得で行動を決めることが多いんですよ。
それしたら損とか、これしたら得だとか、それはものすごく表面的なというか、浅い考えであって、それをすることで何か新たなものを得られると思えば凄く全部価値があるし、自分の得しかないんですよね。
もちろんそれを受け止める理解力とか姿勢は必要ですけど、そういうのはどんどんなくなって、自分的にはどんどん効率的に得をして生きているつもりの人ほど、結構大事なものポロポロと落としているんですね。
そういうものを拾う為にも、今の自分ではしないこと、今の自分では考えないことを取り入れていく、変化し続けるということは非常に重要だと思います。
その為には環境を変えましょうというお話でした。
それでは今回は以上となります。ありがとうございました。
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