どうもこんにちは G です。
人は大なり小なり悩みを抱えて生きていますよね。
それが仕事のことなのか、お金のことなのか、家族のことなのか、人生のことなのか。
人によって違いますが、悩みが全くない人は存在しないといってもいいぐらいだと思います。
だけどその悩みを解決できるかって言われると、なかなか自信を持って「解決できました!」という経験は少ないですよね。
勇気を出して人に相談しても「いやいや、そうじゃないんだよ」みたいな的外れな答えが返ってきたりしますよね。
そういった経験から「悩みなんて相談しても解決しない」と思っている人は多いと思います。
そこで今回は、悩みを相談しても解決しない理由とどうすれば悩みを解決できるかの話をしたいと思います。
相談しても解決しない理由
相手に伝わっていない
なぜ悩みを相談しても解決しないのでしょうか。
それは簡単な話で、そもそも自分の悩みが正確に伝わっていないからです。
多くの場合、何となくモヤモヤしているものを自分の感情や気分で、自分だけがわかる言葉で喋ってたり、不十分な文章で伝えてたりするんですね。
だから一番大切なポイントとして、自分の今の悩みを他人に伝わるように文章化するべきなんですね。
その文章を読んだ人が、自分の困っていることをちゃんと分かってくれて、どうしたらいいかを考えられるくらい明確にしておく必要があります。
ちゃんと自分の中で状況とか言葉とかを整理して、文章化することが非常に重要なんです。
人に悩みを相談しても解決しないことが多いのは、今の自分の悩みを完全に整理整頓できていないからなんですね。
だからまず文章で自分が現状どうなっているかを明確にして欲しいんですよ。
自分がどういう状態なのか、どんなことが問題だと感じているのか、そしてどうしたいのか、どうなればいいと思っているのか。
こういったことを明確に文章にすれば、どうしたらいいかが少しずつ見えてくるんですね。
これを明確にすると、例えばそもそも問題じゃないことを問題視している場合もあるわけです。
悩みを文章化するメリット
実際に最近あった話で、サラリーマンをしながら自分のビジネスの立ち上げを頑張ってる人がいたんですね。
で、最近めでたいことにお子さんが生まれたらしいんですよ。
お子さんの世話もしながらビジネスもやるっていう風になっていくと、だんだん子育てにパワーを持っていかれてしまったんですね。
するとこれまでどんどん進んでいたはずのビジネスが進められなくなってしまったんですよ。
だいぶ「今日も出来ませんでした」みたいな報告が続いてしまって、本人は落ち込んできちゃったんですね。
そこで私は、その人に対して「現状で一番大切なもの」と「何が一番辛いか」を整理してくださいって言ったんですよ。
するとその人にとっては、一番大切なことは子育てをちゃんと協力してやることらしいと。
一番辛いのは、子育てに時間を使われて、自分の体力もなくなって、それ以外のことができなくなっていることだったんですね。
しかし、その人の今の状態において、一番大切なことが子育てをすることであれば、ある意味それはもう達成できてるわけです。
二番手である自分のビジネスをやっていくことは、できる日もあるしできない日もある。
以前は全部できていたけど、今はできない日もあるからストレスだって言うのであれば、これは感じる必要のないストレスなんですよね。
一番も二番も両方できないとストレスフルだって言うのであれば、全てがうまくいくように思いすぎてると思うんですよ。
やはりその時々によって、一番重要なことや今一番やらなきゃいけない事が変わるわけです。
その一番がちゃんとできていたら本来そこで満足すべきなんですよね。
その上で、二番手もちゃんとやっていくためにどうしたらいいんだろうって考えればいいだけの話なんですね。
本来はそこは悩んだり苦しんだりするべきところじゃないわけです。
悩みとの向き合い方
特に真面目な人、責任感の強い人、内向的な人は、「自分の努力不足なんだ」みたいな感じで、うまくできない自分を責めやすい傾向があると思います。
でもそもそも問題ではないことで自分を責めるのは、もったいないと言うか無駄な事なんですよね。
だからそもそも本当に問題かどうかを整理して、理解するためにもまず文章にしてまとめることが大事なわけです。
そしてそれを整理して一番大切なことは何か、それは自分の力でクリアできそうかどうかを考えて欲しいんですよ。
そうすると問題だと思っていたことが問題ではなかったり、後回しでもよかったりすることで、それが一つの解決になる場合があるんですね。
問題解決というのは、問題をなくして完全にクリアな状態にすることだけが解決じゃないんですよ。
今その問題に取り組まなくてもいい、後回しでも特に構わないっていう風にするだけでも問題解決なんですね。
なんでもかんでも白黒つけて、問題を解決しないとダメみたいに思ってしまうと、やはり生真面目な人はストレスを感じて苦しんでしまうんですよ。
今すぐにしなくてもいい、別に後回しでも構わないって思えるだけでも、それは一つの解決にもなるわけです。
相談しても解決しないなら何をすればいいのか
悩みを文章化することで、自分の力だけでは解決が無理そうだと分かることがあります。
そこでようやく「他人に相談する」という選択肢が出てくるわけです。
既に悩みは明確化されているので、どういったアドバイスが必要なのかは分かっていますよね。
じゃあそのジャンルに強いアドバイザーを選んで、相談すればいいわけです。
どうしても一般的に相談するっていう風になると、すぐに身近な人とかになってしまいますよね。
だけど問題を解決するためのアドバイスが欲しいのであれば、その問題を解決した経験のある人とか、その問題が得意な専門家にアドバイスを求めないと意味がないんですね。
やはり問題を解決したいのであれば、その問題の解決法を知ってる人に聞くのは当然なんですよ。
でもなかなかその発想がなくて、とりあえず身近な人に相談するとか、職場の人に相談するみたいなことになりやすいわけです。
だから前提条件も立場も違う人の勝手な意見を押し付けられて、自分には使えないアドバイスを受け取る羽目になってしまうわけですよ。
一番大切なのは、自分自身が問題を解決することだから、そのスタート地点から考えないと駄目なんですね。
そのスタート地点に寄り添って一緒に問題解決を考えてくれる、教えてくれるような相手でないと聞くだけ時間の無駄なわけですよ。
だからこそ適切なアドバイザーを選ぶことは、悩みの解決において非常に重要な事なんですね。
でもその適切なアドバイザーを選ぶための必要な条件としては、自分が問題をきちんと把握してることになるわけです。
その為にも、先程のまとめた文章が役に立ってくるわけです。
じゃあそんなアドバイザーどこにいるんだよっていう人もいるかもしれません。
でも最近はなんちゃってアドバイザーも含めて、『ココナラ』のような手軽に相談できるサービスも増えてますよね。
もしくはその悩みに特化したブログとか、記事を発信してる専門家もどきみたいな人もいっぱいいると思います。
そういった人にとりあえず相談してみるのもありだと思うんですよ。
もちろん、きちんとしたプロに相談をして回答をもらおうと思うと、費用が発生することもあります。
逆に言えば、何でもかんでもタダで教えてもらおうって思っている姿勢の方が、問題解決を遠ざけているんですね。
例えば、病気になったら、病院に行きますよね。
医者相手に「なんとかタダにしてくれませんか」なんて言わないじゃないですか。
必要であれば必要な費用を払って適切な対応をする。
この当たり前のことをするだけで、悩みはすごく早く解決できるんですよ。
だから自分で考えすぎたり、悩みすぎたりして、逆に自分を苦しめてしまっている人は、できるだけ早く手放した方がいいんですね。
そして自分で解決できないことはアドバイザーを入れて解決するみたいな事も知っておいて欲しいなと思います。
それでは今回は以上となります。ありがとうございました。
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