アドバイスの上手な仕方とは?逆効果にならない為に気を付けるべきポイント

どうもこんにちはGです。
今回は、アドバイスをテーマに素敵なプレゼントを泥に包んで渡さないというお話をしたいと思います。

アドバイスの仕方で気を付けるべきこと

アドバイスは相手への“プレゼント”である

相手にプレゼントを渡す時は、当然なんかラッピングをしたりリボンをつけたりとか、

その包み紙すらも相手が喜んでくれる形にした方がいいですよね。

まさかその素敵なプレゼントを泥まみれとか、汚い状態で渡したりはしないじゃないですか。

だけどなぜか人間関係において、そして言葉においては、

その素敵なプレゼントを泥まみれにして渡す人が多いんですよ。

特にアドバイスというのは、相手のためになるものですよね。

相手のために言ってるはずのことなんですよ。

アドバイスを受け取った相手が、それをちゃんと活用すれば、

相手が幸せになる、相手が良くなるものですよね。

これって相手に対するプレゼントのはずなんですよ。

アドバイスを聞いてもらえない原因

でもこれは伝え方が悪いと、なんか相手への批判になったり、

自分の負の感情をぶつけることになったり、

なんかすごく相手も聞きたくないし、自分も腹が立つし、という話になりやすいんですよね。

それを相手が「いやいや、だって」みたいな感じで聞いたり、ふてくされたり反論したりしてくるから、

また余計にこっちも腹が立って、「何言ってんだ」ってなるわけじゃないですか。

そういう風に相手が受け入れられないのは、

結局、自分の言葉の渡し方が悪いからっていう風に思わなきゃいけないんですよね。

なぜアドバイスをするのか

繰り返しますけど、アドバイスとかお説教、相手を教えてあげる、指導してあげる、何でもいいんですけど、

それの大目的は、相手を良くすることなんですよね。

相手の仕事の能力を上げるとか、相手が失敗しないようにするとか、

そういった相手を良くするために伝えるはずの言葉なんですよ。

だからそれを伝える自分は、相手へのプレゼントである言葉を泥まみれにして渡しちゃいけないんですね。

だから渡し方をしっかり考えないといけないわけです。

相手が素直に聞いてくれないのは、自分の伝え方(渡し方)が悪いからだと常に思わないといけないんですよ。

アドバイスの仕方で重要なポイント

「自分はそんな伝え方をしていない」という場合

で、そういう風なつもりはないよ。

そんな泥まみれにしてるつもりはない、相手を批判するつもりはないって思うかもしれないんですけど、

それをどう受け取るかは相手じゃないですか。

だから自分はそんなつもりがないっていう言い訳をしてもしょうがないんですよね。

例えば、こうした方がいいよみたいなことを言う人もいるんですけど、

そう言ってる時点で、今のお前はダメだよ、今のお前はイマイチだよっていう言葉が透けて見えちゃうんですよね。

つまり相手の否定が入っちゃってるんですよ。

だから自分はそんなきつい言い方はしてない、自分は懇切丁寧に説明している時でも、

その言葉の裏に相手の否定が、ちょっとでも透けて見えたら、もう相手はそれをプレゼントだとは思えないんですよ。

だからその要素が入っちゃいけないんですよね。

相手はもう素晴らしい

だから考え方として「相手を引き上げてあげよう」じゃなくて「相手はもう素晴らしい」なんですね。

たとえ失敗したとしても、もう相手は相手のベストを尽くして、

今の時点においては素晴らしいんだという風に思って、それをもっと素晴らしくするための秘策を自分は実は持ってると。

それを内緒だけど、この相手のことが大好きだから教えてあげる。

もう「特別に教えてあげる。お前のこと大好きだから」ぐらいに思ってた方がいいんですよね。

そういう伝え方をすれば、相手も完全に今の自分を信頼してくれて、愛してくれて肯定してくれてる上で、

もっと素晴らしい秘密を教えてあげようってきたら、「マジすか。やります」っていう風になるじゃないですか。

相手が素直に受け取らないのは自分の伝え方が悪いから。これは間違いないわけですよ。

「そんな悠長なことは言ってられない」という場合

もちろん内容によっては、そんな悠長なこと言ってられないとか、

例えばそれを放置したら事故が起きるとか、そういうこともあると思います。

それにおいても「できない相手がおかしい」っていう前提から話してしまうと、

相手も人間ですから自分を守ろうっていう本能が絶対働いちゃうんですよね。

否定される、相手は敵だ。

だから敵の言うことから身を守ろうってなってしまって、全く意味がなくなる。

だからそういう場合も、事故が起きて辛い思いをするのは相手本人だから、

その相手本人を助けるため、守るために怪我をして欲しくないからこそ言っている。

というのがちゃんとあれば、向こうにしても聞きやすいわけですよ。

だからこれはもう伝え方ももちろんあるけど、その伝え方を出している自分の思いですね。

思いとか感情、ハート、その部分をしっかりとセッティングしておくことが大事なわけです。

自分がアドバイスをされる側のとき

「受け取りスキル」を高めよう

そして逆の立場で考えた時。

つまり自分が注意される、自分が何か言われてる、批判されている、

叱られてる、怒られてる、そういった立場の時も、この考え方を取り入れる必要があるんです。

つまり自分が注意される立場の時は「受け取りスキル」を高めて、それを受け止めることが大事なんですね。

相手が批判めいたことを言ってきたり、文句をつけてきたり、なんかグチグチ言ってきたとしても、

それは泥に包まれてるだけで、相手が結局言いたいのは、

自分を高めるきっかけになったりヒントだったり、そのものだったりするわけですよ。

つまりその中にすごく素敵なプレゼントが入ってるんですよね。

伝え方が下手なだけ

ただ相手は人間ですから、みんな人間だから完璧な人はほとんどいないから、

相手はその渡し方が下手なだけだという風に思えばいいんですよ。

相手は渡し方が下手だから、そんな泥まみれの言葉、

つまり感情に任せてぶつけてきたりネチネチ言ってきたりしてしまうんだなと。

でも相手が本当に渡してくれたいものは、素晴らしい、

何よりも「自分のためになる言葉なんだな」という受け取りスキルを身につけて、

相手の泥の部分は受け取らない。

受け取ったらこっちも不愉快になりますから、泥の部分はスルーして相手が本当に言いたかったことはなんだろう、

自分に足りなかったことは何だろうっていうそこだけを聞いて、そこだけを受け取ればいいんですよ。

そこだけを受け取って相手に感謝すればいいんですよね。

なるほど、そういうところは自分には足りなかった。教えてくれてありがとう。これから気を付けますと。

そしたら相手もわかってくれたんだって思ったら、それ以上は言ってこないじゃないですか。

相手がしつこい場合

もちろん、それ以上ワーワー言ってくる人もいます。

でも「この人はまだ伝え方が足りないと思ってるから繰り返してしまってるんだな」と。

自分的に完全に受け取ったつもりだけど、自分が十分に分かってると向こうはまだ思ってくれてないんだなっていう風に思って、

じゃあ「まだ受け取れるものはないか」くらいの気分で受け止めてればいいんですよね。

相手が投げてくる表面的なものにイチイチ右往左往するからこっちも疲れちゃうし傷つくわけですよ。

相手が怒ってるっていうのは、ぶっちゃけ自分には関係ないんですよね。

相手の感情は相手の感情なんですよ。

そんなものにこっちが揺り動かされてはいけないんですよね。

もちろん、感情というのは、伝わるものですから、

相手が悲しんでたら自分も悲しくなるし、相手が怒鳴ってきたら自分も萎縮するのは普通のことです。

だけどそれで身勝手な人とか、言い方のきつい人に振り回されたら心の優しい人は苦しむじゃないですか。

だからそういった伝え方の下手な人に苦しめられないために、泥の部分は受け取らない。

選り分けて、いいところだけ受け止めるスキルを高めるのが大事なんですよ。

人生を良くする為に意識しておくべきこと

で、この注意されるスキルを高めると、会社で言えば出世するし、

世の中で言えば成功して行くんですよね。

でもみんな注意される側のスキルっていうのは本当に磨かないんですよ。

できるだけ注意されないようにしようとか、

もしくは何かそこで言い訳めいたことを言って、いやいや自分は悪くないんだよと。

自分にはこういった理由があったんだとか、こういう思惑があったんだよって逃れようとしちゃうんですよね。

でもそういうことをしたら、相手は「なんだコイツ」って思って、もう次から言ってくれなくなるじゃないですか。

それは結局、自分にとって損なんですよね。

私が言ってるのは、もう一から十まで、自分自身が得をするための手法だけを言ってるんですよ。

だから嫌な人にも頭を下げてあなたが我慢してうまくやったらいいんですよ、って事は1ミリも言ってなくて、

今この記事を読んでくれてる心の優しくて前向きで勉強家のあなたが、

幸せになるためにそういった心の持ち方をしたらいいよっていうことを言いたいんですね。

そういう風に受け取っていかないと、なんかちょっと深読みして「今の私じゃダメなんだ」みたいに思うのもたぶん間違っているんですよ。

自分が叱責する相手は、もう既に素晴らしい。

だけど、もっと素晴らしくするためのことを伝えましょうって言ったように、

それを自分に置き換えてみれば、今の自分、今のあなたはもうそれで素晴らしいんですよね。

だけど、もっと素晴らしくなれるっていうだけの話なんですよ。

だから自分は悪い、もっと頑張らなきゃって思う必要も本来はあまりないんですよ。

もっと上がある、そしてもっと上の景色も見たいって思うから、その為のことをやればいいぐらいの話なんですよね。

だから思い込んだり自分を責めたり、そういう風にはしないで欲しいんですよね。

もっと素晴らしいものを自分は受け取る。

そしてもっと素晴らしいものを相手に伝える。

そういう人間関係が自分の世界にはあるという風に認識して考えて行動すると、

やっぱり世の中って変わっていくんですよね。

だから今回の自分が相手に伝えるものは、プレゼントですから、そのプレゼントはちゃんと渡し方を考えると。

で、相手が投げかけてくるものは、それもやっぱり全てプレゼントなので、感謝して、選り分けて、美味しい所、素晴らしい所だけを受け取りましょうっていう話でした。

今回は以上となります。ありがとうございました。

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