どうもこんばんは G です。
今回は、ある時点でインプットを止めないと駄目というお話をしたいと思います。
目次
インプットとの上手な付き合い方
「成功したいから学んでます」がマズい理由
これを読んでいるということは、これからビジネスを起こしたいとか起業したいとか、今やってることよりも次のステージに進みたいと思っていると思います。
その方の特徴として、真面目で真剣にやってるから色々なことを勉強されてるんですよね。
要するに準備をしているわけです。
当然、情報というのは日進月歩なので、今の自分に必要な情報をちゃんと取り入れながら準備を進めていきますよね。
でも本当に成果を出したいって思ったら、一度、情報のインプットは止める必要があるんですよ。
飛行機でも、空を飛ぶ前と後ではやるべきことが全然違うわけですよね。
だけどそこの違いが分かりにくいから、準備期間のままずっと続けていってしまうんですよ。
準備期間というのは、自分のリソースを全部使ってしまうので、もう準備を続けている限り、次の本番のステージに飛び出せないんですね。
インプットをやめるタイミング
例えば事業を起こすとか、お金を稼ぐとかの実際の行動が伴う本番のステージでは、その実際の行動に全てのリソースを割かないといけないんですよ。
ということは、インプットしている時間はないというか、そんなことしちゃいけないんですね。
もちろん困ったときとかに、対処法を調べるというのは絶対に必要です。
でもそれは必要な情報を探してる、調べているということであって、わざわざ何か前提条件的なものをインプットしてるわけではないんですよね。
準備のときに必要なものと本番のときに必要なものは違うのに、準備のときの行動をずっと続けてしまう人はあまりにも多くて、やはりそれでは進まないんです。
「有益な情報」は今の自分には意味がない
どうしても今の時代というのは情報があるもんだから、お金とかさえ出せば手に入るなら、つい欲しくなるんですよね。
もっと情報を得た方が成功できるんじゃないかとか、正解があるんじゃないかって思っちゃうんですね。
でも実は正解というのは、どんな仕事にしてもどんな起業にしても、たくさんやるとか正しくやるとか、そういった王道のことしかないんですよね。
だから枝葉の「なんとかを使ったなんとかテクニック」みたいなものはいらないんですよ。
それは実際に自分である程度やって、ある程度の成果も出て、運用状態になってるときに、プラスアルファで何か足せないかなっていうときならアリなんですね。
最初の目的を思い出そう
やはり始めてもないときに、色々なテクニックだけ揃えてもダメなんですよね。
でもそれをしたくなっちゃうんですよ。
それはきつい言い方になりますが、学んでいる間というのは、自己肯定ができちゃうからです。
いま自分が進んでいると、成長していると思えてしまうんですね。
でも本当の目的は、成長することじゃなくて結果を出すことですよね。学んでいる自分を自己肯定することではないはずですよね。
だから大目的からずれてしまった行為を繰り返すことになってしまうわけです。
もう本当に結果を出したいという人は、グダグダ学ぶことすら止めてしまって、とっととやれと。
実際にやって、上手くいかないときに、「何が足りないんだろう」って考えて、その情報だけを得ればいいんですよね。
そのインプットは効率が悪い
今の時代というのは、どんなやり方でもあるし、色々なやり方が毎日生まれてるじゃないですか。
その色々な情報ばかり集めても、将来それを自分が使う頃にはもう古くなっているんですね。
もしくはもっと良いものがあったりして、いらないことがほとんどなんですよ。
だから本当の現役プレーヤーにしたら、いま必要なもの一個だけあればいいわけですよ。だから集める必要もないんです。
勉強をすごくしてしまう人というのは、まだ感覚が大学受験なんですよね。
つまり答えが世の中にあると思ってるんですよ。
そして試験に出てくる範囲が決まってると思ってるんです。だからその試験範囲を勉強しようと思っちゃうんですよね。
だけどリアルのビジネスの世界というのは、範囲はこの世のできこと全てなんですよ。
この世の出来事の全てを理解しようとするのは無理じゃないですか。
正しいインプットの方法
正解もときによって変わるし、状況や力関係によっても変わってしまうわけですよ。
だったら正解もない、問題の出現範囲は世の中の全て、ここで勉強するというのは意味がないんですね。
問題にぶち当たった時にその領域の専門家を連れてくる方が良いし、現実の世の中はそういうカンニングOKの世界なんですよ。
カンニングOKの戦いなのに、自分で全て暗記していくのは効率悪いですよね。
とりあえず試験受けてみて、わからなかったらその場でググる。その場で知ってる人を連れてくる。
それでいい話なんだから、一生懸命に勉強するのはちょっとおかしいわけですよ。
もちろん、何をしたらいいかもわからない、選択肢すらないっていう状態では、意味がないというか選べもしないと思うので、その準備段階というのはあります。
だけどそこから抜け出せずにずっと勉強してるのは違うということですね。
早く成果を出したいなら、実際の行動のステージに移動して、インプットはそこでやめると。
あとは必要な情報を必要なときに探すだけという風なことをした方がいいです。
インプットをやめるとアウトプットができる
極端だけど効果のある方法
ものを教えたりコンサルする世界で、歪んだ真実があるんですけど、成功したいっていう人のお金をとればとるほど、その人が成功するという変な話があるんですよ。
これ何となく分かると思うんですけど、その人にまだ金銭的な余裕があるときは、色々な物を買ったり色々なセミナー受けに行っちゃうので、その分実際の成功に繋がる行動をやらなくて、進まないんですよね。
逆に参加費を物凄く高くして、その人の出せる範囲のお金を全部奪ってしまうと、もうこちらが教えることしかできなくなっちゃうので、それだけやるから逆に成果が出たりするんですよ。
だからといって、実際にそれを現実的にやってる人はほとんどいないと思うし、なんかいやらしいような気がしてしまうんですけれど一つの真実ではあるんですね。
つまり人間は選択肢がありすぎると選べないわけで、選択肢を絞られるほど、一つの選択肢に力を注げるわけです。
そうすると、一つのことをしっかりやれるので成果が出るんですよ。
だから例えば昔、そういう塾とかネット上で物を学ぶやつでも、本気でやりたい人はまず私以外のメルマガを全部解約して下さいとか、ネットサーフィンも2ヶ月は禁止とか、そういうことを言っているような人もいました。
極端だなと思ったんですけど、今思えばそれが正解に近いのかなとは思います。
私も昔、参加者に「2ヶ月コミットする間に何を捨てるか宣言してください」みたいにして、晩酌を辞めますとか、YouTube 見るのを辞めますとかを宣言してもらったことがありました。
そういう風にして、今やってる行為を止めると、その行為をやっていた分の時間とか体力とかお金とかのリソースが余るので、本当にやるべきことに注げますよね。
やはり人間は選択と集中は非常に重要なんです。
その最たるものとして、まずは今頑張ってやってるインプットを止めましょうということです。
頑張っているんだから成功して欲しい
まあ今このブログでインプットしてくれている人に言うのも変な話なんですけどね。
ただずっとマラソンやってるわけじゃないので、助走って言いながら走り続けてもしょうがないので、どこかの踏み切り線で思い切ってジャンプしないといけないんですよね。
もしくは早く次のステージに行きたい、早く踏み切りたいっていう人は、もうインプットをやめて、私の話だけにするというくらいの思い切りがあった方がいいと思います(笑)。
勉強家というのは努力家なんですけど、努力の方向性を間違うと意味がないので、せっかく頑張ってるんだからうまくいって欲しいじゃないですか。
だからちょっときついけど言わせてもらいました。
それでは今日は以上となります。ありがとうございました。
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