学生と社会人の違いを理解しろ!優秀なビジネスパーソンになる方法

どうもこんにちはGです。
今回は学生と社会人に求められるスキルの違いというお話をしたいと思います。

学生と社会人の一番の違い

勉強で「成績を上げる」とは

まず学校のテストを例にしてお話をすると、国語の教科では90点を取れて、算数では30点しか取れませんでした。

成績をもっと伸ばしていく為には、国語と算数はどちらを勉強したらいいでしょうか。

これは算数ですよね。

国語ではいくら頑張ってもあと10点しか増やせないわけで、それより基礎をしっかりやって、30点を50点や60点にした方が総合的には絶対上がるからです。

これが学校のテストで成績を上げるということですよね。

仕事で「成果を上げる」とは

では社会人になって、リンゴとミカンを売りました。するとリンゴは90個売れて、ミカンは30個売れました。

明日はどちらをたくさん仕入れたらいいでしょうか。

これはリンゴですよね。

よく売れているということは、ニーズがあるということなので、お客さんが今これを買いたいと思っているわけですよね。

つまり数字では同じ90と30でも、どちらを伸ばすべきかは変わるわけです。

学生と社会人で「効率が良い」は変わる

学校みたいな絶対評価の場合であれば、成績の悪い方を何とかした方が効率が良いわけです。

ところが社会人になって、売上を上げることが大目的として設定された場合、売れてないものを一生懸命売れるように努力するのは効率が悪いんですよね。

売れているものをもっと売った方が良いわけですよ。

こう聞くと当たり前の感じですけど、やはりこの考えができてない人が多いんですよね。

売れてないから何とかして売ってやろうとか、売るためにホームページを作ったらいいのか、それともポップを書いたらいいのか、値引きしたらいいのか、以前に話したマーケティングに頼ろうとするとか、そういう風な発想になりがちなんですよ。

でも本当の目的(大目的)が、会社にとっての売り上げを上げることであれば、利益を上げることであれば、売れるものを売ったほうが早いわけですよね。

お客さんの方が、それを欲しいって行動で示してるわけですから、上手くいってる方にリソースを割けばいいわけですね。

もっとたくさん仕入れてみようとか、もっとパック売りしてみようとか、もっと別の売り方を考えてみようとか、もっとりんごの品を揃えてみようとか、そっちを考えた方がたくさん売りやすいわけです。

だから目的がどちらを向いてるかということなんですね。

学生と社会人は「目的」が違う

学生のときは自分の成績を上げることが目的だから、劣ってるものを平均レベルに持っていく方が良いわけです。

ところが商売は、お金を払ってくれるお客様ありきですから、お客さんが求めてる方が重要になるわけですよ。

自分がどちらを売りたいかは関係ないんですよね。

お客さんが求めているものをさらに売るにはどうしたらいいだろっていう発想で考える必要があるので、どちらを選ぶべきかは変わってくるわけですよね。

こういう観点から言うと、学生の頃というのは自分をどうにかする話だけなんですよ。

社会に出るとそうじゃなくて、お客さんに喜んでもらう、お客さんに買ってもらう、という意味で言うとお客さんをどうにかすることが一番大事なんですね。

でもこの違いに早く気づかないと、なんか正しいと思ってる事をやってるのに社会が認めてくれないとか、うまくいかないとか、自分流に頑張ってるのにみたいな発想に陥ってしまうことがあるわけです。

そもそもの目的自体が変わってるから、選ぶべき方向も違うし、自分の考えるベクトルも違うんですよ。

社会人には社会人のルールがあるだけ

どうしても社会においては、頑張って成果の出せない奴と楽をして成果を出してる奴だったら、楽をして成果を出している人間の方が偉いんですね。

だから本人が努力したかどうかっていうのは、どうでもいいと言うか、もう前提みたいな話であって、大事なのは成果なんですよね。

でも学生の頃はそうではないですよね。

学生の頃に成果偏重で考えてしまうと、じゃあカンニングすればいいのかみたいな話になってきちゃうので、努力も評価基準に入ってるじゃないですか。

これは求めているゴールが違うから、評価基準も違うというだけの話であって、どちらが正しいとかいう話でもないんですよね。

社会人になったのであれば、社会人のルールに従って、社会人のゴールを目指して生きないといけないだけです。

その社会人の考え方というのは、これまでずっと20年ぐらいやってきた学生の頃の考え方とはもう全然変わってるわけですよ。

だからもうそこで生まれ変わるぐらいの頭の切り替えをしておかないと、「いつまでも学生気分でいるんじゃねーぞ」っていう話になっちゃうわけですね。

でもこういう風に言われれば、分かると思うんですけど、社会に出たらとか学校の就職活動のときにそういう風なことは教えてもらえないので、分からないですよね。学生にしてみればいい迷惑ですよ。

だからそもそものルールの違うゲームに参加したんだと。違う世界に行ったんだっていうことを早く理解する。

そして社会人ルールで行動する、社会人スキルを身につけるという風にしないと苦労ばかりして、成果も出なくて、酷い目に遭いますよという話でした。

それでは今回は以上となります。ありがとうございました。

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