どうもこんばんはGです。
今回は学ぶ能力こそが重要になる時代についてお話したいと思います。
目次
人生の勝ち負けを決める要素
いま世の中で起きていること
これは今もそうだし、これからの時代についての考え方なんですけど、今までは能力が高いとか低いとか、頭がいいとか悪いとか、
そういったバックボーンとして、沢山学べたか学べてなかったかという要素は大きかったと思うんですよ。
つまりお金持ちの家の子は高い教育を受けているから、いい大学行ってることが多いですよね。
よく「東大生の半分以上の家は富裕層」みたいな統計もありますよね。
これは当たり前の話で、教育コストというのは本来すごく高いものなので、そのすごい高いコストがないと学べなかったわけですよ。
そうすると、どうしても世帯収入の低いような家庭は、普通の公立、そして塾とかもあんまり行けない、親も仕事が大事だからあんまり子供に手間暇かけられない。
そしたら子供は学ぶチャンスを失ってしまって、成績はそんなに上がらないっていうループに入りやすかったわけですよね。
これがよく言われるシングル家庭のループとか貧困のループみたいなやつですよね。
それはそれで一つの形として存在しているとは思います。
しかし、今の時代の教育、特に子供の教育のコストに関しては、ある種すごく下がってる面もあるんですよ。
例えば、大学受験に使えるような情報や講義をネットで無料配信してたり、もしくはきちんとした塾とかでも、非常に格安で、数百円から数千円とかでネットで学べるようなサービスもありますよね。
そうすると本来であれば、月に数万円払わないと受けられなかったものが、月に数千円とか下手したらほぼ無料で受けられる時代には、もうなっているということなんですね。
じゃあみんなバンバンと学力つけて、どんどん成績が良くなっているかと言うと、そんなこと全然ないじゃないですか。
これは結局、学ぶ為の社会的な環境が揃ってきても、その本人に学ぶ力が無いからだと思うんですよ。
学ぶ力が差を生み出している
今は4月ですけど、受験生がそろそろ焦っている時期ですよね。
今まで勉強してなかった子が、春休みぐらいから来年受験だし頑張ろうみたいに思う子も多いわけですよ。
ところが大体、成績悪いから頑張ろうって子はうまくいかないんですね。焦って取り組むけれど続かない、集中力もないし、そもそも分からないからです。
そして一番まずいのが、分からなかったときに、それを分かるようにしようと思うんじゃなくて、わからないからもう無理だって投げ出しやすいわけですよ。
これこそが学ぶ姿勢の話だと思うんですけど、勉強ができる人って、例えば出来るまでやるとか何時間やるっていう基準があって、それが当然成果を出す基準になっているんですよね。
でも勉強ができない人っていうのは、その基準がすごくゆるゆるで下の方だから、本人なりには努力してるつもりでも全然頑張れてないわけですよ。
そういう人に対して、いくらほとんど無料で、高いレベルの授業が受けられる環境を与えたところで、結局やらないからダメなんですよね。
でも社会的には「学ぶチャンスも方法もいくらでもあったよね?」となってしまうんですね。
「家庭の事情」が通用しない世の中へ
昔の人は、例えば家庭の事情で、すぐに働かないといけなくて、大学に行けなかったという人が多かったかもしれません。
でも今は本人さえ本気で努力すれば、結構なんとかなる時代なので、「その恵まれた時代でやらなかったんだよね」っていう評価に変わっちゃうわけです。
だから例えば同じ何かをしていない、成績悪い、大学に行ってない、高校途中で辞めたっていうことであっても、昔と今ではそのバックボーンが違うから、意味合いも変わるし評価も変わるわけですよ。
それを理解せずに、「親も高卒だし」みたいに子供が言ってたら、いやいやお前まずいよっていう話じゃないですか。
だから子どもに本当に教えるべきことは、学ぶ姿勢や学び方をちゃんと若いうちに身につけさせるというのが、非常に重要になってくる時代だと思います。
この能力は歳を取ってからじゃ身につかないんですね。つかないことはないけど、すごくつきにくいんですよ。
だから小学生ぐらいで何とかしておかないと、中学から心を入れ替えて頑張りますって奴は、まあ頑張れないんですね。
たまにドラマとかで、偏差値が物凄く低いところから、猛勉強して上がったみたいなサクセスストーリー出てきますけど、大半は小学校の頃は頭が良かった子なんですよ。
元々ベースのある子が、中高ぐらいに何かが原因で下がっちゃって、そこからもう一回盛り直しているだけで、小中校とバカな子が一念発起したってもう間に合わないわけですよ。
こういう残酷な真実というか、 まぁそれも自業自得なんですけどね。
ただ何もわからない子供に自己責任を問うのは確かに可哀想な所もあるので、だったらその環境を揃えてあげるのが親の仕事と言えなくもない。
親は環境だけ与えて、あとはやってくれるだろうみたいに思うんじゃなくて、もっと大事な考え方、よくビジネスで言われるマインドセットの部分をきちんと作り上げる必要があるわけです。
勝ち負けを作り出す根本的な理由
「勝ち負けなどない」という人こそ知っておくべき話
更に言えは、これは大人に対しても同じで、例えば今ビジネスを学ぶとかスキルアップするということも、昔に比べれば簡単になりましたよね。
資格を取るというのにしても、合格するための効率的な教材とかも揃っているわけですよね。
移動中に音声で学ぶとかスマホで学ぶとか、昔に比べて凄く増えたわけですよ。なのに何もやってないというのは、本人の自助努力が低いということになりますよね。
「お金がなくて」とか「仕事が忙しくて」と言い訳をする人もいますが、いやいや、それほどお金かからないよとか、言うほど時間ない訳じゃないだろうとか、そのスマホで漫画読んだりニュース見てる時間で、何で参考書開かないの? という話じゃないですか。
だから今までは、できない理由というのは、社会的に満たされてなかった時代はあったかもしれないけど、現在、そしてこれからは、頑張ればなんとかなる条件は揃ってるわけですよ。
チャンスは結構公平になってきてるんですよね。
その状態で成果が出せないということは、もう単にその人自身の能力不足とか努力不足という話になってしまう時代が来てると私は思います。
収入の違いは考え方の違い
そうなると、結局二極化なんですよ。よくみんな二極化というのを収入の二極化という風に捉えて、金持ちはずるいよなぁ、みたいなことを言っている、おつむの下層な人がいるわけですけれど、その両者と話をしてみると考え方がそもそも違うんですよね。
考え方がそもそも違うから、やっぱり日々の行動が違うわけです。
日々の行動が違えば、いま金持ちか貧乏かというのはそんなに関係ないんですね。
そこで考え方と行動のベクトルが違うものが10年行動したら、やっぱり以前は下層にいた人でも上がっちゃうわけですよ。上を向いて10年歩いてればね。
だけど上ばっかり見て文句ばっかり言いながら、底辺をずっと横ばいで歩いてる人は10年経っても底辺じゃないですか。
だから収入の二極化じゃなくて、考え方の二極化だと思うんですよね。
考え方の二極化がベースにあって、考え方のできる人はちゃんと学ぶから知識の二極化も起きていく。
当然それに加えて行動量の二極化も起きていて、知識をつけた人間がちゃんと行動したら当然成果が出るので、そこで収入の二極化が発生している。
だからお金持ちと貧乏という二極化は、最終形態として表面に出ているものであって、その一番の根底にあるのは考え方の二極化なんですよね。
それが今日のテーマである学ぶ姿勢ということだと思っているので、今お子さんがいる人はお子さんに対して、そして若い方は自分自身に対して、歳を取っている方も自分自身に対して、
今の自分はちゃんと学ぶ姿勢ができているかどうか、それをちゃんと行動できているかを考えて欲しいなと思います。
それでは今回は以上となります。ありがとうございました。
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