なぜ行動できないのか? 能力やスキルより重要なこと


どうもこんにちはGです。

今回は自分のやろうとしていることが途中で止まっている人の多くの原因は心理的なものというお話をしたいと思います。

行動できない本当の理由

なぜ起業や副業をしたい人の行動は止まってしまうのか

色々な方とお話をしていて、特に起業や副業をしたい方、個人事業主の方とかとお話をしていると、何かトラブルがあったり、人に言われたりして、作業や行動が止まっちゃう方が、結構多いんですね。

そういう方を見ていると、かなり多くの割合で、止まってしまう原因が心理的なものなんですね。

勿論、やり方が分からない、もしくは分からない所が分からないとかで、行動を止めてしまう人も多いんですけど、逆にこういう人達は、そこさえ分かれば進めるわけです。

ところがもっと厄介なのは、人にこんなことを言われたとか、こんなトラブルが起きてショックだったみたいな心理的なものがブレーキになっている場合は、なかなか解決できないんですよ。

そのお悩み自体を伺うと、それは全然立場の違う人が言っているからとか、あなたのビジネスを知りもしない人が勝手に言ってるからとか、向こうは正論なだけの綺麗事を言ってるだけとかで、その人がショックを受けた原因となることは、論理的に潰せるんですね。

「そんな気にするほどのことじゃないですよ」という風に新しい価値づけはできるわけなんです。

私はそのように返すと、「なるほど、その通りですよね。私が悪いんじゃなくて、そんな気にすることじゃないですよね」という風に、頭ではそこで一旦理解してくれるんですね。

でも「スッキリしました。これから心を入れ直して頑張ります」という人は少ないんです。

「そうですよね。相手の方がおかしいですよね」って言いながら、またその話を繰り返す人が多いんですよ。

悩みを相談しても行動できない

そういう人を何人も見てきたので、なんでだろうなあと。もう話としては解決したじゃないですか。少なくとも私が言えるアドバイスは全部したよと。

それなのに「良かった。私の方向で合ってる」って言いながら、またその話をずっと繰り返すんですよ。

例えば、「あなたのやってることはグレーですよね。それは日本の法律的にどうなんですか」と言われて、足が止まってしまっている人がいたんですね。

でもそのグレーというのは、何においてのグレーなのかという話じゃないですか。

日本の法律でダメじゃないなら、グレーじゃなくてホワイトじゃないのとか、あとは心情的にグレーとか、人としてグレーとか、

そういうジャッジする基準は色々あるわけなので、そこを他人の視点で見てもしょうがないですよね。

「起業や副業をしていない人の視点で見てもしょうがないよ」っていう風に話せば、そこで話は終わりのはずなんでよ。

それなのに、そこの話を繰り返しちゃう人というのは、自分のやっていることがグレーかグレーじゃないかで悩んでいる次元は超えてしまってるんですよ。

つまり「あなたがやっていることはグレーですよね」と言われたことに対する衝撃や心の傷、ここがもう原因になってしまった人なんです。

この傷を治さないと行動できない

グレーかグレーじゃないかっていう問題で言えば、それは別に「グレーはアウトじゃないですよ。やったらいいじゃないですか」で話は終わるんですよ。

そこが問題になってる人は、「安心しました。明日から頑張ります」って進めるんです。

でもそこを通り越して、相手に「あんたがやってることはグレー」だと言われて、ガーンってなっちゃったら、このガーンという衝撃が傷になっている人は、この傷を癒してあげるまでは次に進めないんですね。

だからいつまでも傷跡アピールをしてくるわけなんです。その度に優しく優しく薬を塗り続けてあげないといけないんですね。

でもこれは私の場合だと、直接コンサルで時間もかけてお話するのでできますけど、インターネット上や書籍で学んでいる人というのは、自己解決しないといけない問題なんですね。

例えばサポートとかで、講師にそういう悩みを相談したとしても、「そんなのは気にしなくていいですよ」という表面的な回答で絶対に終わっちゃうので、自分の受けた心の傷は自分で解決しないといけないんですね。

そこで止まっている人は凄く多くて、しかも心の傷というのはトラウマなので、根が深いんですよね。

だから、何とかしないと何年もそこで足を引っ張られるんですよ。

そうすると、例えば物販でトラウマを負ってしまった人は、物販を続けることができなくなって、別の方法ないかなと思って、

例えば「コンテンツビジネス」とか「せどり」とか「アフィリエイト」に行ったとしても、また同じ傷がむずいてストップしちゃうもんなんです。

だから自分の心の問題というのは、取り除かないと前には進めないんですよ。

行動できない人が行動できるようになるには

自分には傷があることに気付く

よくある話で、「幸せになるためにはまず親を許しなさい。自分を許しなさい」みたいな「許しが最初のスタートラインに立つために必要です」というのがあると思います。

それと一緒で、何かに対して傷を抱えた状態では、もちろん走り出すことはできるし、どこまで上手くいくかは人それぞれですけど、どこかで傷が痛んだ瞬間にそこで止まってしまうんですよ。

走る時に例えば、筋肉痛とか骨が折れているとか打ち身、捻挫や打撲とか、どこかにトラブルがある状態で走り出したら、やっぱりどこかで痛むじゃないですか。

それと一緒で、自分も心のどこかに何か痛みとか傷とかが残っているのであれば、それを解決するまでは全力で走れないんですよね。

しかも走ってる最中に負った傷は、その後の走りにずっと影響してしまうんですよ。

だからそういう心理的なショックを受けてしまった人は、それを軽視しないで克服する必要があると思います。

これは本人がそこに傷ついていると理解していないことも多いんですよね。

先ほど言ったような「グレーじゃないか」って言われて、自分の悩みはそこなんだと浅く捉えてしまうと、いつまでたっても克服できないんですよ。

自分が本当に悩んでいる、病んでる、苦しんでいるのは、そういうことを言われてショックを受けたことなんだっていう本当に痛い場所、痛みの原因の場所を掴まないことには治しようがないですよね。

だからそこを理解して、瞬間的には治らないので、時間をかけて克服して前に進む

これはすごく重要で、起業とか副業とか自分のことをやろうとし始めてる人で、途中でうまくいかなくなってしまう人の多くが、そういう心の問題なんですね。

スキルとか能力とかじゃなくて、若い頃に親から言われた、働いているときにお客さんから言われた、そういった言葉がその人を縛っていることがあったりするので、まずそれを克服して欲しいと思います。

相談するときは相手に注意する

それを克服するためには、まずその本当に痛いところを自分で知る必要もあります。

それを自分で見つけることができなかったら、カウンセラーなんていうと大げさですけど、アドバイスしたがりの人じゃなくて、ちゃんと理解してくれる人に相談したり、聞いてもらうことも重要ですよね、

多くの人は、相談されるとアドバイスしたがるので、アドバイスされてもその傷は治らない、表面的なところのアドバイスにしかならないんですよ。

そうじゃなくて、その会話の中からちゃんと本質のところを分かってくれる人アドバイスをせずにただ聞いてくれる人と会話をするべきです。

人間は喋っているうちに自分で気付くこともあるので、喋ってスッキリするんじゃなくて、喋りながら自分の感情を言葉にしてみるんですね。

そして自分を見つめ直して、痛みの原因をちゃんと見つけて、時間がかかってもいいので、それをちゃんと克服することが大切です。

新しい傷を負わないようにする

なおかつ新しい傷を負わないようにする為にも、自分と同じ方向のベクトルの人とだけ付き合うことも重要です。

自分と同じベクトルの人とだけ付き合うというのは、世界を狭めるような感じがして、良くないように思われるかもしれません。

もちろん、本当に小さなコミュニティ、例えば3人、5人みたいな所で小さくなってしまうのは良くないです。

そうじゃなくて、例えば「起業して自由な時間と自由なお金を得たい」と思っている人達のコミュニティとか、大きなベクトルで言えば、そういうのは何万人もいるわけです。

だからそういう所で交流を深めていけばいいわけであって、自分が起業したい副業したいと思っているときに「そんなの辞めときなよ」とか「やってて意味あるの」とか「もっと地に足つけなよ」と言ってくる、真逆のベクトルの人と付き合う必要はないってことなんですよ。

そういう真逆のベクトルの人というのは、無意識に傷つけてくるし、なんか自分とは違う存在を認められない人達なので、無意識に攻撃してきます。

だから「この人に言われると自分は傷つく」って人がいたら、もう誰であっても縁を切っちゃっていいんですよ。

相手を変えるのはほぼ不可能なので、人間が変えられるのは自分だけなので、だったら自分にとって不愉快なものは、目を背ければいいんですよ。

これはあんまりネガティブに捉えて欲しくなくて、例えば入ったら火傷する熱湯があったとしたら、その熱湯には入らないですよね。

それと同じなんですよ。

近付けばケガをする場所は近づかないようにする、それの心理版っていう話だけであって、

その人と喋ってたり、その人といると嫌な思いをする、傷ついてしまうなら、そんな場所には近寄らない、ただそれだけなんですよ。

これを好き嫌いとかコミュニケーション下手とか、そういう変な「こうあるべき論」で間違えないで欲しいんですよ。

複雑な時代を生き抜くために

今は価値観はすごく多様化してるし、同じ出来事で大喜びする人もいれば、なぜか逆に死ぬほど恨む人もいるわけなんですね。

だから明らかに複雑な価値観の時代なんだから、違う人はもう違うでいいと、無理にそこに合わせる必要はないって思って、開き直っちゃった方がよっぽどいいと思います。

まあ傷を負いやすい人というのは、優しい人なんですよ。優しいから人の言うことをちゃんと聞いてしまうんですよね。

でもそうするとそういった攻撃までちゃんと受け取ってしまって、ちゃんと傷ついちゃうんです。

図太くて厚かましい人の場合は、良い話もちゃんと聞いてない代わりに、攻撃もちゃんと食らわないから、なんか図太くいけてるんですよね。

でもその人間性というのは、もう変えられないから、優しくて傷つきやすい人は、ちゃんと自分たちのことを分かってくれるコミュニティに入って、そこだけで一生いればいいんですよ。

よく言われる「一人に嫌われてもその後ろを向けばあと69億人いる」みたいなのと一緒で、何千人に嫌われようが、逆に何千人に好かれるチャンスがあるわけなので、何も気にすることはないということです。

そういう感じで、特に人の心の問題というのは、その人の成功を遮る阻害要因にもなるし、何よりその人自身を苦しめてしまうので、克服した方がいいですよという話でした

今回のお話は以上となります。ありがとうございました。

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