欲望を肯定しろ!薄っぺらい人間にならない方法

どうもこんにちはGです。
今日は欲を持て、そして満たせということについてお話したいと思います。

なぜ欲望を肯定するべきなのか?

欲望の真実

まず前提として人間の行動というのは、大半が欲から始まるんですね。

当然、生存欲とかそういった種としての動物的な欲があって、それで三大欲求みたいなのがありますよね。

それが手に入った後で、もっと人と繋がりたいとか、褒めて欲しいとか、仲良くなりたいとか、承認して欲しいとか、そういう色々な欲求が出てくるわけです。

だからその為のツールとして、お金を稼ごうとか、コミュニティに属してみようとか、そういう自分の行動を考えるわけですよね。

スポーツとかも同じで、上手くいかないこともしんどい練習もあるけれど、それをやることが楽しい、つまり楽しくなりたいという欲なんですね。

何か達成したい、記録を出したい、自分の限界を超えてみたいっていう欲求があって、それがきっかけで、その為にこれをやろう、あれをやろうってなるわけですね。

だがら本当は人間というのは、もう欲で動いてるというか、欲しかない生き物なんですよ。

欲を持つことは悪いことではない

だけど人間は、特に日本人かもしれないですけど、言葉のイメージでものを捉えてしまうんですよね。

なんか「欲求」「欲望」は、すごく意味が違うように感じちゃうじゃないですか。

だから欲を持つことを悪く捉えてしまう風潮があると思うんですね。

でも世の中を良くしたいとか、人の笑顔を見たい人に喜んでもらいたいと思う気持ちも欲ですよね。

なぜなら別に相手からお願いされているのではなくて、自分が勝手にそうしたいと思っているだけですよね。

困っている人を助けたいと自分が勝手に思ってるわけなので、これは自分の欲なんですね。

だから良いことも欲なんですよ。「○○したい」っていう欲なんですよね。

つまり欲というのは、ズルいことをするとか、自分勝手なことをすることではないわけです。

その欲は本当に悪いのか

どうしても欲というのは、自分だけが得をしようするとか、ズルいことをして利益を得ようとしてる様な印象を持ってしまうと思います。

だからといって、臭いものに蓋をするような精神で欲自体を否定してしまうと、良いことに対する欲も小さくなってしまうんですよ。

結局、何かをしたいというのは、それで他人が恩恵を受けたら良いことかもしれないけど、

それで迷惑を被る人がいたら悪いことになってしまうことを考えると、色々な人の立場から見たら中身は変わりますよね。

例えばですけど、昔、実在していたのかは別として、鼠小僧という人がいたじゃないですか。

お金持ちからお金を盗んで、貧乏人に分け与えていたらしいですよね。

これはお金を貰う側にしたら、自分たちを助けてくれる良い人ですけど、盗まれる側からしてみればただの悪党ですよね。

こういう風に立場の違いから考えると、その人の持ってる欲望が良いか悪いかは決められないわけですよ。

欲の正しい扱い方

「お金が欲しい」も悪くない

世の中には、答えの存在しない物がいっぱいあるわけですけど、答えの存在しないものを一生懸命に答えを求めるのは意味がないんですよね。

だから逆にそれは割り切って付き合っていくとか、自分の大目的からの逆算で、どちらを選ぶべきか考えるべきなんですよ。

そういう風に考えると、何かをする為に人間は生きているので、その為に欲を持つことは大事なんですよね。

特にこのブログを読んでいる人は、上を目指してると思うんですよ。

それは社会的か経済的か人格的なのかは分からないですけれど、さっき言ったものは大体繋がっていますよね。

上を目指していったときに、その行動の原動力になるのは欲なんですね。

お金を持っていない人の「お金が全てじゃない」

例えば、その欲で得られるものがお金であったとしても、それは得るべきなんですね。

お金が欲しいのは欲だから、こんなのあんまり言っちゃいけないとか、やっちゃいけないなんて思っちゃいけないんですよ。

まず満たさないといけないんですよ。満たさないと分からないことがあるからです。

それを満たす前、つまり実際に手に入れる前というのはイメージとか想像でしかないわけです。

自分が自分の意見だと思ってることも、ネットとか他人から伝わってきた伝聞の情報であって、自分自身が体験してない情報なわけですね。

だから例えば、「お金が全てじゃないよ」と言う人はいるじゃないですか。でもこれを言う人には2種類いるんですね。

まず実際に自分でビジネスとかを成功させて、それなりの資産を築いた上で「お金が全てじゃないよ」という人がいます。

そして実際に稼げてなくて、自分の生活すらそんなに満足にできてないのに、上手くいってる人を妬んで、「なんだアイツらは金ばかり稼ぎやがって、金が全てじゃないんだよ」みたいな「すっぱい葡萄」的な感じの人がいるんですね。

同じ「お金が全てじゃない」でも意味とか中身は全然違うじゃないですか。後者のお金が全てじゃないという言葉には何の意味もないんですよね。

それは他人の意見で分かったようなつもりになってるだけの価値観なんですね。そんな薄っぺらい価値観は、どうせ別の情報ですぐ入れ替わるんですよ。

こうして価値観は作られる

本来、人間は自分が体験して、そこから学習したもので価値観は築かれるわけなんですね。

だから自分がそれを体験して、自分の中にコア(核)ができるから、そのコアを基に自分の意見というのが本当はできるんですよ。

ところが自分の中に確たるコアがないのに、他人の意見とかネットの意見ばかり鵜呑みにして、知ったようなこと言ってると、また別の情報がきたときにすぐ入れ替わるんですね。

価値観がブレブレになって、そんな人間には魅力もなければ意味もないわけですよ。

だからまず人間というのは、「自分」にならないといけないと思うんですよ。

自分になるというのは、自分としてのきちんとした価値観とか考え方とか人間関係とか、そういったものを築き上げることだと思うんですね。

どこかの陶芸家が「この世には自分を探しに来た」とか言っているんですけど、それと一緒で、自分になる必要があると思うんですよ。

人間は食べて排泄するという物理的なもので考えれば、どんどん日々入れ替わってしまうものなんですね。

じゃあ細胞は全て入れ替わってるわけですから、10年前の自分はもう残ってないはずなんですよ。

記憶もどんどん消えたり改ざんされたり新しくなったりするじゃないですか。

じゃあそもそも人間とは何か、あなたとは何かみたいなこと考え始めると、実はすごく希薄な存在というか、何一つ繋がってないんですよね。

一見、繋がっているように見えても、10年前の自分と今の自分は、言ってみれば別人じゃないですか。

そういう風に考えると、立派な人間になるというのは、自分自身を確立することだと思うんですよ。

立派な人間になる方法

実感してみる

そのために必要なことは、やはり自分自身が体験して考えて、「わかった」と思うことが大事なんですね。

だから自分のやりたいことや興味のあることは、やってみないといけないんですよね。

やってみた結果、「これはちょっと自分には合わないな」とか、手に入れた後で「これだけじゃないんだな」という風に言えるわけですよね。

よくセミナーとかで情報を教えている人達で、昔はお金儲けの方法を教えてたのに、いつの間にやら人間とはどうあるべきかとか、幸せになる方法とか、そういうこれからの時代の生き方とか教えてる人がいるんですね。

昔の私は「お前、元々アフィリエイト教えてたくせに、なんでいつのまにかそんな教祖みたいな偉そうなこと言ってんの」と思っていた時期もあったんですね。

でもそうじゃなくて、たぶん本人がお金を稼いだ後に気付いたからだと思うんですよね。

そこに気付いて「お金を稼ぐのは大事だけれど、それを得た上で言うならばこれが大事だよ」と教えてくれているんだと思うんですよ。

そういう風に捉えると、それを理解する為にも自分はその人と同じ道を辿らないといけないんですよね。

「成功者の話」を簡単に知ることができる弊害

これは何でも教えてくれる今の時代の怖いところでもあって、成功者みたいな人はいきなり答えを教えてくれようとするじゃないですか。

「本当に大事なのはこれですよ」みたいな。

ところがそれは、そこに至るまでの過程も含めて全部学んだ人にしか分からないことだったりするんですよね。

宗教の悟りとかと一緒で、辛い苦しいとか、思い悩んだとかそういった過程がしっかりあって、その結果、例えば「悟りとはこういうことだ」って自分の腑に落ちるわけじゃないですか。

だけど単純にその答えだけをヒョイと持ってきて、何の下地もない人に与えても、その人は自分流の解釈をするだけなので、何一つ理解できていないわけですよね。

そういうことが起きちゃうわけですよ。

まずは欲望を満たそう

今は情報偏重というか、何でも調べれば分かるとか、聞けば何でも答えを与えてくれるような環境っぽくなっていると思うんですけど、そこには本当の真実はないんですね。

それはその人が辿ってきた前提まで含めて理解するとか、自分自身が体験するというベースを揃えないと、本当の意味では話は分からないわけです。

その為には、自分自身も色々体験して、いっぱい成功して、まず小さな成功から積み上げて「お金じゃないってのはこういうことか」というの理解しないといけないわけですよ。

女の子にモテたいって言ってたけど、こういうことなんだとか、思っていたのと違ったとか、自分の中の幻想を勝手に愛でていただけで、現実はそうじゃなかったというものに直面すると思うんですよね。

それが分かったら、次が見えるわけですよ。

だけど「いや、欲は良くないんだ」と欲望に蓋をしてしまうと、自分自身はいつまでも分からないまま、上にも前にも行けずに立ち止まってしまうことになるんですよね。

だけど世の中は想像以上に広いし、奥行も高さもあるんですよ。想像だにしない世界というのはあるんですよね。

そこに少しでも近づく為には、やっぱり自分が一段一段でも登っていかないといけないんですよ。

その為には、自分の今やりたい、欲しいと思っていること、これをもっと素直に受け止めてオープンにするべきなんですね。

先程の通り、欲はズルいことではないし、人に迷惑をかけることではないので、それをどう形にしていくかを考えて実際にやる。

そして自分の欲を満たすことは非常に重要だと思います。

それでは本日は以上となります。ありがとうございました。

音声ファイルはこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です