短期間で結果を出すには!?ゼロから始める人の学び方


どうもこんにちはGです。
今日は、「これからの人が短期間で結果を出す為に重要な学び方」についてお話をしたいと思います。

私はコンサルタントなので、色々な会社や個人の方で、これから何かを始めるという方のご相談を受けることが多いんですね。

これからスタートするという人の共通の悩みとして、何をどうしたらいいか?という最初の一歩がわからないということが多いんですよ。なぜなら今は情報が大量にありすぎて、それら全てがいい感じに見えてしまうからです。

例えば個人で店舗を経営されている人が、店舗ビジネスを辞めてインターネットビジネスで生活をしたいと。そういう風に思ったときに、例えばコンテンツビジネスやアフィリエイト、転売やYouTuberとかやれそうなことって色々ありますよね。

そういうものがありすぎて、しかも調べてみると、全部いい感じというか、上手くやればすごく儲かりそうな情報がありすぎて、どれから手をつけていいか分からない、という人が非常に多いんですよ。

法人においても自社の集客や売り上げを上げたいというので、ホームページをリニューアルしたいという話になったとき、じゃあどういうホームページにしたらいいのかとか、どこまでSNSに手を出せばいいのかとか、そういう情報がわからなくなってしまうんですよ。

これから何かを学んで、それを実践していくという時点に立ってる人が多いと思うんですけど、そういう人の中でも短期間で結果を出す人と、なかなか何年もいまいち結果が出ない人というので分かれているんですね。

その大きな違いというか、短期間で成果を出す人のポイントというのは傾向があるんですよ。

短期間で結果を出す人の特徴

短期間で結果を出す人というのは、学んだノウハウを取捨選択しないんですね。

つまり本でもセミナーでもコンサルでも何でもいいんですけど、何か新しいことを学んでいくときに、そこで述べられていることを中途半端に理解できることできないこと、納得できることできないこと、取捨選択しないで丸ごと受け止めて、丸ごと実践するんですよ。

ところがうまくいかない人というのは、これまでの自分の知識とか考え方とかに照らし合わせて、自分が納得できること、自分にとってやりやすいこと、都合が良さそうなこととかを取捨選択してしまうんですね。

もちろん、ノウハウなんだから一部だけやっても成果が出るじゃないか、という面は確かにあるんですけど、現在はそのノウハウというのは、過去の10年、20年の蓄積から生まれていることが多いんですね。

例えば10年前のSEOのやり方と最新のSEOのやり方というのは全然違うわけですよ。アフィリエイトのやり方とかもそうですよ。昔、通用した方法が全然通用しないというのはよくあることなんですね。

それは一つ効果的なノウハウが生まれると、皆が真似するから効果が落ちていって、もしくは世の中が変わってそういうのが受け入れられなくなってしまうんですね。だから次はこうしよう、その次はという歴史の流れみたいなものがあって、その最終の到着点として、現在のノウハウとかテクニックとかがあるわけです。

なのに中途半端に聞きかじった知識とか、別の先生が言っていることをミックスして、一部だけ時代に逆行したことを取り入れたりすると、そこが無駄になるんですね。

無駄の多い行為をしてしまうと、当然世の中にはライバルがいるわけですから、無駄の多い人と無駄の少ない人で戦ったら無駄の少ない人が勝つわけです。特にインターネットとかビジネスの世界というのはスピードが速いですから、2,3年前の知識振りかざしてもダメみたいなことが多いんですね。

せっかく何か新しいことを学ぶとか新しいことをやろうとなったときは、一番新しいもので本質的に大事なことを学んで、そのまま受け入れてそのまま実践するというのが非常に重要なんです。

どうしてもこういうのを始めようというのは勉強家の人が多いので、勉強家の人は過去学んだことを何かの形で取り入れようとしがちなんですね。

でもこれは「守破離」でいうところの「守」の部分においては、過去の知識とか経験というのは自分のオリジナルなわけですから、出す必要がないんですよね。「守」の段階では、教材とか先生の言っていることを鵜呑みにして実践すればいいわけですよ。

それの概要とか中身とか本質的なことがだんだん分かってきたら、次のステップとして自分の過去の経験とか知識とかを少しずつ取り入れて、元々のやり方よりも成果が増えるか増えないかテストしていけばいいんですよね。そういったものが混ざり合って、最後の「離」の段階で、その人ならではの磨き上げられたテクニックとかノウハウとかが生まれるわけです。

だから何でも一番大事なのは基礎の部分なので、この基礎の部分が確立するまでは、変に自分流を入れないということが大事なんですね。

どうしても本とか音声とかセミナーというのは、時間的とかページ数とか制限で、全てにおいて理由まで語り尽くしてはくれないんですよ。わざわざ「こういう理由だからここが大事です」なんて言ってられないので、こうした方がいいです、ああした方がいいですという氷山のてっぺんの部分だけが伝わってくるんですね。

だけどその氷山のてっぺんの部分の下には、それを支えているバックボーンとなる情報とか経験とかいろんなものがあるはずなんですよ。

そこがあってこそのトップの部分なので、そこはやっぱり揺るがしてはいけないんですね。
「いやいや、あの先生はこう言っているけど、俺はこう思うからこれでやってみます」
「ブログの記事の書き方はこうしないといけないと言っているけど、それはすごく難しそうだからそこだけちょっと自分流でいいですか」
「今の時代はこういったビジネスが主流だけど、何か自分は違うことをやってみたいからこれでいいですか」

こういったやり方をしてしまうと、大体うまくいかないんですよね。

なぜ年配の人はうまくいかないのか?

年齢だけが問題じゃないんですけど、年配の人が新しいことを始めてもうまくいかない理由の一つとして、過去の自分を引きずり過ぎている所があると思うんですよ。

もちろん経験とかは大事ですし、それは活かすべきですけど、全く新しい分野に入ったときは、一人前になるまでは変な独創性はいらないんですよね。

これは人材関係の相談を受けているときに、最近、早期退職とかをして、その後何か働こうとして、介護の世界とかに来る元大企業の年配の人がいたりするんですよ。ところがそういう人ほど使いにくいというんですね。

自分は「こうした方が入居者さんの為になる」とか言い出して、勝手なことをするわけですよ。それをちゃんと専門学校で学んで、経験積んでる介護師とか看護師とかに注意をされて、「なんで自分の娘みたいな年のやつに説教されなきゃいけないんだ!」と怒っちゃうみたいな。

なんか社会の知らない中高生が、自分が正しいと思ってるのと同じですよね。それの年寄り版みたいな。でもそういう人って結構いるんですよ。

つまり自分の見聞きしてきたもの積み上げてきたものが、どの世界においても正しいと思い込み過ぎているんですね。

でも例えば介護の世界であれば、国が認定しているどこまではやっていいのか、どこまではやってはいけないとか、いくらぐらいは補助が出るとか出ないとか、そういう厳密なルールがバックボーンとしてあるわけで、そのルールの上で仕事の内容が決まっているわけなんですね。

なのにその仕事の内容の表面的な部分だけを見て、「もっとこうした方がいいはずだ」みたいに自分流を入れると勘違いジジイみたいになっちゃうんですね。でもこれと同じことですよね。

だからスキルは積み上げではあるんですけど、特に新しい分野に手を出すときとか、新しいことを学ぶときとかは、まず謙虚に学ぶものを全て受け入れる。そこで自分が実践をして結果が出るようになってからようやく考えたらいいと思います。

よく「走りながら考える」というよりは、「まず考えてから走れ」とその二つを分けることが大事だとよく言うように、自分流を入れながら学んでいくというのはすごく効率が悪いんですね。

だからまずは学ぶときは謙虚に素直に全部受け止めてやる、やりたいやりたくないとか、そういう感情的なものでも取捨選択しない。皆どこかで手を抜こうとするんですよ。ここだけはしなくていいだろうとか。

でも掛け算みたいなものなので、少しでも欠けて数値が下がっていくと、最終的に出てくる数字は物凄い下がるんですよ。

よく言われますがビジネスは足し算じゃなくて掛け算なので、どこかがゼロになった瞬間に全てがゼロになったりするんですね。

特に新年になって、これから何か新しいことを始めようという方は結構多いと思うんですよ。私もそういう相談とかもよく聞いているので、そのときにやっぱり思ったのが「この人は素直に全て受け入れるという姿勢でできるのかな?」と思ったんですね。

それができない人は1年後も同じような感じになってると思うんですよ。なのでこれから新しいことを始めようという方は、自分の勝手な色眼鏡でフィルタリングをしないで、言われていることをまるっと理解する、まるっと実践する。

その後で、これにはどういう意味があるんだろう、と考えてより理解を深めるというのはアリですね。だけど、これにどういう意味があるんだろう、と否定するのは違うんですよ。

無意識に取捨選択をしていないか?

人間って理屈があって、その理屈の後に結論が出てるんじゃなくて、多くの場合、感情的に結論ありきなんですね。その感情とかの結論を補強する、その言葉が正しいと証明するために、考えたり、理屈を持ってくるんですよ。

例えばですけど、ネットの掲示板とか新聞とか色々な人の意見が載っている媒体を見たときに、大体は自分の意見というのはもう定まっていて、自分の意見に近しいものとか、同じベクトルの意見ばかりピックアップするんですね。

逆に自分とは全く反対の意見を書いている人を見ると、「なんか変なこと書いてる奴がいる」みたいな感じで、相手を否定する材料を探しながら読んでしまうんですよ。だったらもう読む必要すらないですよね。

もう自分の中で意見が決まっていて、自分が正しいと言いたいだけじゃないか、という話ですよね。それは読む時間が無駄なんですよ。そうではなくて色々な人の色々な意見があるというのを知りたいのであれば、そこに自分の意見を持ち込むとことは大間違いですよね。

アメリカのディベートとかの勉強だと、どちらの立場につくかというのはクジ引きで決まったりするじゃないですか。本人の意見なんてどうでもいいんですよね。本人の意見、本人のやりたいことにこだわると、結局そっちの方が重要になってしまって、ディベートということができなくなるわけですよ。

ビジネスとかもみんなそうで、本人がやりたいこと、やりたくないことに気持ちをとらわれると成果が出ないんですよね。

これも全て一緒のことで、無意識のうちに自分のやりたいことを否定する、こんなの意味がないんじゃない、こんなの大変そう、という無意識の取捨選択が入れば入るほど成果が出ないわけです。

だから、好きなことも嫌いなことも良いも悪いも、一旦は置いておくぐらいのフラットさがないと、なかなか目標達成ってできないんですよね。

だから何か目標を達成したい、何か成し遂げたいと思っているのになかなかうまくいかない、思ったように進んでくれないという人は、自分が無意識にバイアスをかけていないかということを見直してもらうと、これから自分のやるべきことが見えるんじゃないかなと思います。

今回の話は以上になりますありがとうございました。

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