出世に興味がない人間の末路!10年後に絶望しない為に今すぐやるべきこと

どうもこんにちは G です。
今回は「若い頃の評価は伸びしろを加味したものであることを忘れるな」ということについてお話したいと思います。

実力と年齢の関係

若いうちというのは、そんなに高い評価されることはないと普通は本人も思ってると思うんですけれど、それは仕事の経験がないとか、実績がないとかもありますが、実はそういうのを差し引いても結構甘く評価されてるものなんですね。

これは例え話で考えてみるとわかりやすくて、例えば10代の人が、パソコンの Word と Excel ができます、Excel はちゃんと関数が使えますって言ったら「おーすごい」ってなるじゃないですか。

だけど例えば30代でワードとエクセルが使えます、関数も知ってますって言われても「それで?」で終わりですよね。40代でそんなこと言ってたら、「何が言いたいのかわからない」ってなりますよね。

つまり人は単純にスキルで評価されてるわけではないんですよ。

つまり今の年齢、今のポジションだから、そういうことができるのは「すごい」「すごくない」で評価されてるんですね。

でも意外と多くの人がそれを忘れて、自分の能力とかできること、言ってしまえば自分の実力を評価されてるようなイメージがあるわけですよ。

だから評価される為に実力を上げようと思わなかったり、もしくは評価されたことで満足してしまうんですね。

特に若いうちは自分に対する評価っていうのは、実力そのものにさらに加えて、その年齢で出来るんだからすごいねとか、今それだけ出来るって事は将来はもっと伸びていくんだろうねっていうその伸びしろとか可能性の部分ですよね。

そういう現在存在しないものを期待して、その期待値も評価に入ってたりするんですよ。

だからそれを分かって、ちゃんと年と共に自分が右肩上がりになるようなライフプランを組んでおかないと、そういう自己研鑽を続けないと、じきに年をとればとるほど伸びしろの分の評価っていうのは消えて行くんですよ。

それが消えてしまった時に自分自身の能力が上がってなかったら、自分自身の能力としては、実力としては完全に変わってなかったとしても評価は下がり続けてしまうことになるんですよね。

これって恐ろしいことなんですよ。

出世したくない人の末路

最近特に出世に興味がない人とか、今の時点でも40代のサラリーマンの6割が役職についてない平社員だっていう風なデータがあるんですよね。

今40代の人って、ゆとり世代とかではないんですよ。

昭和の第二次ベビーブームぐらいの時の競争ガリガリの世代の人間だったはずなんですよね。

だけど、その人間の6割が平社員ということはやっぱり役職に就けなかった、就きたかったけど就けなかったっていう人が多かったわけです。

でもなぜ就けなかったかとか、そういうデータを見ても結局は環境が悪かったとか上司が悪かったとか人のせいにして自分が出世できなかった人が多いんですね。

つまり出世に本当に興味がなかったから出世してないっていう人は意外と少ないんですよ。

なれるもんなら上役になりたかったけどなれなかったっていう人間が多いってことなんですけど、こういう人達が正に先ほどの勘違いをしていて、

会社の中で自分に与えられた仕事が上手にできるようになるということは、決してこれは右肩上がりになってるとは言えないんですよね。

だったら自分よりも上手にその仕事ができる人とか、もしくはもっと長い時間残業ができる若い子とか体力ある人とかが入ってきたら、もう失ってしまうぐらいの評価でしかないってことに気づいてないわけですよね。

やはり20代に求められるものと40代に求められるものっていうのは職場においては大きく違うわけで、それすらも本人が気付かなかった。

そして自分に与えられた仕事をただこなしていた。上手にこなしていた。そんな人間って上にはいけないじゃないですか。

そもそも上を見てないわけですからね。

つまり上を見ていない人間の末路というのは、本人は努力をしてるつもりだけど、決して上司にもなれなければ出世もできないわけです。

当然、収入が右肩上がりに増えることもなければ、そういう役職についてない人間ですから、いつクビ切られるか分からないという状態で怯えながら働かないといけないっていうことなんですよ。

これは先ほど言った自分自身の評価が歳とともに、現状維持では評価は下がるっていうことに気づかなかった人の未来の姿でもあるんですね。

なかなか欲望的なものだけで、もっとお金が欲しいから、もっと世界中飛び回りたいからとかで、もっと何かをしてっていう人はそう多くはないと思うんですよ。

ある程度の自分の時間が確保されて、生活ができて、将来に不安がないぐらいのことが仕事で手に入ったらいいなって思ってる人が多いと思うんですけど、

そういった人達は年を取ると自分自身の社会的な評価というのが右肩下がりになっていって、40代とか50代になった時に「あれ、もしかして俺ちょっとやばくないか」って思っちゃうんですよね。

だから以前に筋トレの話をしたと思うんですけど、40歳を過ぎると1%下がっていくみたいな感じの話ですよね。

つまり現状維持をするためには年間1%以上の筋肉をつけ続けないと駄目っていう厳しい話じゃないですか。

もっとムキムキなりたかったら1%どころか2%、3パーセント以上筋肉を増やさないといけない。これって自分に相当な圧をかけないとできないことなんですよね。

でも仕事においても一緒ということなんですね。

今すぐやるべきこと

よく話には聞くと思うんですけど、30後半、40過ぎた50過ぎたってなると、本当に出来たことが出来なくなっていくんですね。

もうなんか筋肉的な衰えとか、精神的な衰え、この精神的な衰えというのは、やっぱり脳内ホルモンとかの分泌量そのものが変わってきちゃうので、

本人の性格がいいとか悪いとか以前に、もうそんな気にそもそもならないっていう風な状態になっていくんですよね。

これがすごく怖い話で、「いやいや、必要があれば頑張るよ」って若いうちは思うんですけど、そもそも頑張ろうっていう気にすらなれなくなってくるのが老化なんですよ。

そういう風なものがジワジワとくるっていう前提で、その右肩下がりのマイナスを上回るプラスを自分が持ち続けないと、結果としてはダメになっていくわけです。

そういうことを考えた自分の学習プランとか、運動もそうですけどライフプランですね。

これを作っておくというか、もう作って実行しておかないと、10年後20年後に後悔するハメになるんですよ。

なんでもそうですけど早く始めた人間の方が楽ができるというか簡単なので、筋肉が落ちる前にやれば1パーセントつけるだけでも現状維持できるけど、筋肉が10%落ちた後から取り戻そうと思ってもすごい大変じゃないですか。

それと一緒で、もう落ち始める前からやっておくことが大事なんですよね。

だから今これを聞いてる10代、20代、30代の人は、今始めておくのがもうチャンスなんですよ。逆にもう40過ぎちゃった人は焦らないと駄目ってことですよね。

これを聞いているような人って、相当意識は高いと思うんですけど、それでもやっぱり今ぐらい寿命が伸びちゃうと、油断するとすぐに寿命よりも自分の能力って落ちちゃうので、寿命が長くなった分、自分も頑張らないといけないなっていう話です。

じゃあ今回は以上となります。ありがとうございました。

 

4 件のコメント

    • 沼さん、コメントありがとうございます!

      コンサルティングと、ITサービスの会社2社を経営しています。

      私は30代前半までサラリーマンをやってまして、その頃の考え違いや、失敗談をもとにこういった記事を書いています(^^)

  • つまるところ、「出世に興味のない人間の末路は、出世できない」ということのようですが、「出世に興味がないような人間は出世しないぞ!!」と言ったところで、出世に興味がない人がそのとおりの結果を得たわけですから、当然のことだし、本人としても別にそれでいいんじゃないのでしょうか?

    • コメントありがとうございます。Gです。

      仰る通りです。

      ただ、このブログはタイトル通り、ビジネスの加速がテーマでして、
      「出世に興味のない方」向けには書いておりませんので・・・

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