精神的に大人になるには?「いい年して」と思われたくない人がやるべきこと

どうもこんにちはGです。
今回は生きてるだけでハードルは爆上がりっていう話をしたいと思います。

精神的に成熟した大人になるべき理由

歳を取るほど周りの期待値は上がる

人間は生きていくじゃないですか。で、歳を取りますよね。

歳はほっといても取るんですよ。生きていれば歳はどんどん取っていきます。

でもその歳を取った自分に対して、社会とか周りの人が思う事とか、期待する事というのは、自動的になぜか上がっていくんですね。

WordとExcelが使える高校生

例えばですけど、高校生がWordとExcelを使いこなしたら、おーすごいって思うじゃないですか。

でも40歳のおっさんが使いこなしても、ぶっちゃけ当たり前ですよね。逆に使えなかったら、使えないのっていう話になりますよね。

例えばお酒とかに関しても、若い子がなんか安いアルコール9%,12%みたいな安酒を飲んでても、しょうがねえなあで済むじゃないですか。

やっぱり40,50とかになって、まあ好きで飲んでるならいいんですけど、仕事終わりに、そういうお酒ばっかり飲んでると、

もっといい酒飲んでもいいんじゃないのとか、お金なくて飲んでるのっていう風に思われそうですよね。

だから歳を取ってるだけなのに、自分の社会的ステータスとか能力的なものとか、そういったものに対する周りの期待値は上がり続けるんですよね。

デートでファミレスに行くおっさん

何度も同じような例になりますけど、高校生が100冊本を読んだって言ったら、「スゴい!」ってなるかもしれないですけど、

もう40過ぎたおっさんが100冊読んだって言ったら、「それが?」ってなりますよね。

デートなんかもそうで、高校生がデートで相手をファミレスに連れて行っても、まあアリじゃないですか。仲良くなれそうだし。

だけど40過ぎたおっさんが、女の子をデートに誘ってファミレスに連れて行ったら、もう入り口で終わりですよね。

という風に周りは少なくとも歳を取った人に対しては、これぐらい歳を取ってるんだから、これぐらい稼いでいるだろうとか、

これぐらいのことは分かってくれるだろう、これぐらいの能力は持ってるだろうっていう風に勝手に期待していくんですよね。

これね、結構不条理な話というか、おかしな話ではあるんですよ。生きてりゃ歳は取るわけで、勝手に期待しないでくれよと。

でも多分、自分も他人に対してそういう期待は持ってると思うんですよね。

自分も同じ考え方をしている

相手は年配のしっかりした人だから、これぐらいは分かってくれるだろうとか、こんなことはしないだろうとか、

そういう期待をどこか生活の中でしてることがあると思うんですよ。

そういう風に人間はパターン認識の生き物ですから、これぐらいの歳の人はこういうことはできるだろうとか、こういうことは分かっているだろう、これぐらいのものは持っているだろう、

っていう自分の中の基準をベースにして思ってしまうんですよね。勝手にそこにカテゴライズしちゃうわけですよ。

40代の男の平均像というのを勝手に考えて、「40代なんだからこの人は◯◯だろう」みたいなイメージをしてしまうんですよね。

でもこれは人間の認識の話だからしょうがないことなんですよ。

だからこれに対していちいち文句を言ってもしょうがないので、まあ辛くて大変なことかもしれないですけど、

やはり歳を取るにつれて能力や収入を上げていく、考え方や精神性を上げていくことが必要なんですよね。

「いい年して」と思われたくないなら

それをしないと、残念ながら現状維持をしてると周りからすると、あの人精神的に幼いよね、いい歳してお金持ってないよねっていう風に言われてしまうんです。

なんか物凄く前向きにめっちゃ頑張っている人にしたら、「そりゃそうだよ」で済む話なんですけど、

だんだん疲れてきて、現状維持に甘んじそうになってる人には耳の痛い話だと思うんですよ。

だけど、どうしても必要なことなんですよね。

そういう風に見られたくなかったら、もう引きこもるとか、人との交流を断つしかないんですよね。

現状維持を選んだ人間の末路

自分の年齢とか姿の見えないオンラインに逃げ込むしかないんですよ。

正直、そういう風になってる人もすごく多いと思うんですよ。

オンラインの掲示板とかにいる人って意外と年配の人がいますよね。

そういう50代とかでチャットやってるおじさんとかと喋ったら、もうバカみたいに言ってることが幼かったりするんですよ。

多分、リアルの社会では付き合いがちゃんとできなくて、そういう世界に逃げてるんだと思うんですけど、そういう風になってしまうんですよね。

だから大変なことではあるんですけれど、どんどん学んで自分をアップデートして、「年相応」という基準はクリアしていった方が、自分の精神衛生上的にもいいわけです。

精神的に大人になる方法

自分の強みを伸ばしていく

そのためには何をしなきゃいけないのかを考えた時に、全方位で完璧な人間にはなれないと思うんですよ。他人のために努力し続けるのもしんどい話なので。

ただ自分の好きなこととか、自分が大事にしたいことってあるじゃないですか。

その領域、その価値観においては、どんどん強みを伸ばしていくべきなんですね。

弱さは克服しなくていい

学生の頃というのは、弱みを克服した方が総合力は上がるんですよ。

例えばテストの点数なんかで、90点の科目と、20点の科目があって、次のテストで総合点を上げたいと思ったら、この20点の方を伸ばした方が伸びしろがあっていいじゃないですか。

90点の方をいくら勉強したところで、伸びしろ10点分しかないんだから、弱いところに力を入れた方がいい。これが学生の頃の常識です。

ところが社会人というか大人になると点数の上限がないんですよね。

自分が100点だったら、横に1000点がいるかもしれないんですよね。

そうなってくると、ここで弱みを一生懸命時間と労力をかけて克服しても、他人よりちょっと下になれるのがせいぜいっていうのがよくあるわけですよ。

だからもう大人になったら学校卒業したら、弱みの克服を頑張るんじゃなくて、

自分の強みの部分、90点取れてるやつを今度は180点にして、270点にして、みたいなぐらいで伸ばして行った方が結果として強いんですよ。

その一点突破で能力が上がっていけば、そこはもちろん評価されますし、当然自分の得るもの、収入とか信頼とか、社会的な名誉とか地位にも繋がっていくわけなので、

大人になったら自分の強いところを思いっきり伸ばしていきましょうという話なんですね。

自分の強みを作る3つの要素

ただ自分の強みを作ってるものというのは、3つの要素があるんですよ。

3つの要素の掛け算なんですね。

それが1つは先天的なもの、2つは後天的なものになります。

先天的なものというのは、まさに才能と言うか、自分の生まれ持った得意なことなんですね。

後天的な2つというのは、もう知識経験なんですよ。

これは生まれた後に自分がそれについてどれだけ学んだか知ったかっていう知識の部分、

それを実際にどれだけやってどれだけのフィードバックを受けたかっていう経験の部分、

後天的な物、この3つの要素の掛け算がその人の強みの力になるんですね。

強み = 才能 × 知識 × 経験

だから先天的なものが全くないジャンルに関しては、ここが1とか1以下だったら、あといくら掛けても大した数字にはならないんですよ。

だから自分の得意なことをやるべきなんですね。

ただ得意だからといって、それに胡座をかいて努力とか知識の新しいインプットを疎かににすると当然負けてしまう。

なのでその自分が得意な分野に関して、さらにいっぱい勉強していっぱい知識をつけて、それを実際に行動に移して実際にやってみて経験値を貯める。

この3つの掛け算がしっかりした時にその人の能力が一番強みとして表れるんですね。

そこを意識して、自分はちゃんと強みを伸ばすことをしてるかどうか、ということをすごい考えてほしいんですよ。

それが人間関係、収入、どこのジャンルか正直分からないです。人それぞれです。

だけど、その自分の強いジャンルにおいては、少なくとも誰にも負けないっていうぐらい突き抜けちゃえば、意外と他の部分も勝手に評価されるんですよ。

一つが強いと他も強くなる(ように見せられる)

人間というのは、何を言うかじゃなくて誰が言うかだっていう風に言われるじゃないですか。

ハロー効果って言われるやつで、すごく実績を積んでる人、すごく結果を出してる人が言えば、一般的なことでも「いいこと言いますね!」になるんですよね。

説得力っていうのが出てくるんですよ。

だから自分の説得力を増すために何か一点突破でいいから自分の強みを思いっきり高めて、何か一つ掴んでおけってことなんですよ。

それがあれば自分にも自信というのができるんですよね。

結果的に“自立した立派な大人”になれる

私も若い子指導してて、みんなすごく自信がないんですよ。

色々教えてあげても、結局「やります」より「自分にできるでしょうか」って言う若い人が多いんですよね。それって自信がないんですよ。

でも自信がないのは当たり前で、新しい仕事とかに対して自信がある方がおかしいじゃないですか。

自信というのは、成功体験の繰り返しからしか発生しないので、成功体験をどれだけ持ってるかが大事なんですよね。

だから一点突破で物凄く強い成功体験があれば、

自分はこれだけできるんだから、他の事もきっとできるに違いないとか、自分の得意なことを応用すればできるに違いないと思ってくれたら、

その人は全般的に能力が上がっていくんですよ。

そのためにも何か本当にこれだけは胸を張れる、人に誇れる、お金を稼げるっていうぐらいの強みがあるはずなので、

ちゃんと自分自身それに気付いて、そしてそれを伸ばすことをやって欲しいなと思います。

それでは今回は以上となります。ありがとうございました。

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